あの日の約束を

ミツキ

11話 委員会役員決め

 テストが終わった次の日、教室はいつもの雰囲気に戻っていました。周りを見渡すとたわいない雑談をするグループとテストの内容を見直しているグループに分かれていますね。
 そんな中周りのクラスメイトとは別のは内容の話をしているグループが1つありました。

「そろそろね」

「そろそろって?」

 クエッションマークが見えそうな顔で花ちゃんが聞いてきます。

「部活や委員会、テストも終わったわけだし近々その話が出てくるのも」

「あぁ〜、成る程」

 4人集まって次に来るであろう行事の内容について話し合っていました。

「そんなに興味あるのか?」

「もちろん」

「俺はもうだいたい決まってるようなものだからなぁ」

 修くんはそう言いうと鈴音さんの方に顔を向けました。

「鈴音はどうだ?」

 話を振られた鈴音さんは少し悩むそぶりを見せました。

「えっと……委員会は決めてるんだけど部活はまだ」

 それを聞いた修くんは納得したような顔をして頷いています。

「まぁそんなもんだろ……というかこの話題はまだ早いんじゃないか?」

「いいじゃん早くても」

 だって楽しみなんですから。

「お……おう」

 それを聞いて苦笑いをする修くん。さらに鈴音さんもなぜか同じ表情です。花ちゃんはいつものことと言わんばかりの顔をしています。

「えっと、その反応は一体……わたし何か変かな、違うよね? ねぇ?」

 なぜかみんな顔はこっちを向いてるのに目線が合いません。

「なんで誰も答えてくれないの? というかなんで目を合わせてくれないのかな?」

「「「………」」」

「えっと……わたし変じゃないよね?」

「授業始めるぞ〜、席つけよ〜」

 私が必死に聞き続けていると、ドアを開けて担当の先生が教室に入ってきました。すると3人は待っていたと言わんばかりに動き出しました。

「おっともう授業が始まるな、そんじゃ!」

「カナさん……また後でね」

「カナちゃんまた後でお喋りしようね〜」

 なんでみんなはぐらかすの〜〜〜!!??

………

……



 こほん。際ほどは取り乱してしまい申し訳ありませんでした。
 あれから数時間がたち、今は5限目の時間になりました。教科は総合で内容は予想通り委員会の役員決めでした。

「じゃあまずはクラス委員を決めましょう」

「立候補者は挙手をしてください」

 最初は先生が司会進行をしています。これを自分がやると思うとなかなか緊張して立候補できないものですよね。そんな中で率先して挙手をする人には素直に尊敬してしまいます。もちろんおふざけはいらないですけどね。

「はい、それではクラス委員長は〇〇君、副委員長は〇〇さんでお願いします」

 そう考え事をしているうちにどうやら決まったようです。見てみると委員長も副委員長もクラスの中でリーダシップの高い人でした。少し緊張しているようですがあの2人なら多分大丈夫でしょう。

「じゃあ次は各委員会をきめます。希望のある委員会があったら挙手をお願いします。」

「まずは国総委員会から」

…数分後

「ではこれで役員決めを終わります。先生…お願いします」

「はい、お疲れ様です。時間もそろそろなので今日はここまで。当番さん号令を」

「起立、礼」

「「「ありがとうございました!」」」

 ついに委員会も決まりました。何の委員会になったかは少し経てばわかるでしょう。
 そしてその次に来るイベントといえばついに……すでに今から楽しみで仕方ない私なのでした。

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コメント

  • 如月アル

    誤字報告?です٩(๑•̀ω•́๑)۶
    後半の各委員会を決める所で、"希望のあ委員会"となっておりました(。^ω^。)

    1
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