ぷかぷか孤島になっちゃった?

睡蓮

第11話 ぷかぷか孤島のステータス

 よし、鑑定も叡智神に進化したことだしどんなスキルが増えたか見てみよう!


 「ディアンヌー! 俺のステータス見せてー!」


 「ったく、ステータスぐらい自分で見ればいいじゃないですか。」


 「いやー、ディアンヌっていい仕事しそうじゃん?見た目的に。」


 「ふ、ふん!  おだてたって何も出ませんよ!はい、これ! ステータスです!」


 そういって、ディアンヌは俺に1枚の羊皮紙を差し出す。いや、羊皮紙かは知らないけどそんな感じに見えたんだよね。


 「さんきゅー!」


 ディアンヌは褒められるのに弱い、とメモメモ。


 その紙を見てみると流石ディアンヌ。必要ないことは全部省いてくれてる。流石だね!
 ふむふむ、体長がなんか知らんが縦横100メートルずつになってる。俺も大きくなったなぁ。


 うげ、スキルめちゃくちゃ増えてる! めんどくせぇー! でも全部に目を通しておこう。もしかしたらめちゃくちゃ役に立つスキルがあるかもしれない。でも流石ディアンヌだな。俺が今まで鑑定してこなかったスキルも同時に載せてくれてる。流石だ!


 ダンジョン作成:ダンジョンを作成できる。ダンジョンは亜空間の中に作られるので場所はなくても安心。MPを消費することでかいぞうすることが出来る。ダンジョン内のマナは亜空間の入口が設置された場所に依存する。


 排除命令:マスター専用スキル。島を愛する者全てに外敵を排除するよう強制することか出来る。このスキルが働いている間に島民が受けた傷はこのスキルが切れた時に全て治る。スキルは外敵が死ぬか島から20km離れると切れる。
 もちろん私は愛していますよ、マスター!


 千里眼:望遠鏡


 繰糸:糸や繊維を操るスキル。マスターなら筋繊維を無理やり動かすことさえ出来るでしょう。


 ロストマジック:マスター専用魔法です。正式名称魔術ノ理ヲナキモノニ。この世で行使された全ての魔法を無効にします。このスキルは常時発動されていて、マスターに敵意のあるものに影響を及ぼします。


 魔法の創世者:マスター専用魔法です。魔法を創り出すことに特化したスキルです。普通では行えない火の氷の混合魔法なども作れます。さらに、新しい属性まで創り出すことが出来るんです! 


 魅了:相手を魅了するスキルです。マスターはそのスタイルでどんな男も骨抜きにするのでしょうが、このスキルは女性にも有効です。


 奇術の世界:マスター専用スキルです。ありとあらゆる幻想を相手に見せます。この際、体感時間と実際の時間を意図的にずらすことも出来ます。1秒を1年に感じられるよう設定して、その中で拷問を行えば比較的簡単かつ、迅速に情報を得ることができます。


色欲の悪魔サキュバス:マスター専用スキルです。相手の性欲を高めます。これを使えばモテモテですね!


 大炎上:マスター専用スキルです。私が即座に称号をつくり、マスターにとらせたスキル第1弾です。敵意を自分へと向ける効果があります。味方の敵意も集めます。まさに炎上!


 支配:あらゆるものを支配するスキルです。マスターなら神でも1人ぐらいなら完全に操れるでしょう。


 忍術:マスター専用スキルです。あらゆる忍術を使いこなせるようになります。ちなみにマスターの得意忍法はお色気の術です。忍術で使われる道具を扱いが上手くなります。


 隠滅:マスター専用スキルです。最も恐ろしいスキルです。使用すると姿、匂い、音、足跡など痕跡と言えるもの全てが知覚されなくなります。なお、これは他の人にも付与できます。付与した相手はマスターにしか見えません。しかし、マスターには全ての情報が入ってきます。感情、体調、などなど全ての情報が入ってきます。ね、恐ろしいでしょう?


 魔眼:魔眼にも色んな種類があります。中でも島の観察眼、島の警戒眼、島の滅殺GUNはマスター専用です。


 漏れ出す殺意:マスター専用スキルです。マスターが殺意を抱いたときや、殺気を放った時、半端じゃないほどの威圧感を周囲1kmの生き物に与えます。神でも2、3秒の隙が生まれるでしょう。隠滅を使っている場合でも殺意は漏れだします。マスターの殺意だとバレることはありません。ただ、やられる相手側としては何も無いのに威圧感だけ与えられます。いい迷惑です。


 癒しの象徴:マスター専用スキルです。マスターの近くにいると癒されます。


 ちなみに千里眼、魔眼、繰糸は鍛冶神からのスキル。魅了、色欲の悪魔サキュバスは造形神からのスキル、ロストマジック、魔術の創世者はディースからのスキルとなっています。


 忠告です。排除命令、あのスキルは使い所を考えてください。この島には精霊が約100人ほどおり、全員この島を愛しています。しかし、精霊たちがこの排除命令に従って暴れたとすれば、例えそれが10人のちびっこ精霊であっても小さな国が1つ、なんの抵抗もなしに潰れます。
 マスター。あなたの島は楽園ユートピアであると同時に地獄ディストピアを生み出すものでもあります。私はマスターが間違いを犯さないと信じています。
 

 ふう、やっぱりディアンヌに頼んで正解だったな。読みやすいし、俺の事を十分に気遣っているのが所々に感じられる。
 あぁ、いい事だ。愛し愛されるという関係は。前世の俺はこんな関係に巡り会うことは出来なかっただろうな。こっちに来てよかった。


 そのためにもこの与えられた力をいい方向に使おう。そして、誰がなんと言おうと俺はこの島を、俺を愛してくれる人を必ず守り抜く。


 さてと、早速外敵のおでましか。
どのスキルだろうか、相手は制圧する気満々なのが感じ取れる。さぁ、守ろう。俺の愛するこの場所を。

「ぷかぷか孤島になっちゃった?」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く