野球

こた

成長

 試合に負けた日から目をつぶれば、思い浮かぶのは、審判の試合終了の声…


試合の日は疲れていたのに結局一睡も出来なかった。
学校でも、授業には全く集中できず1時間目から6時間目までずっと野球について考えていた。
夜は1人になると自然と涙が溢れてきた。
それもしょうがない。はやとはこの12年間挫折というものを味わったことがないのだ。だが、これを乗り越えればはやとはもっと人間として、そして野球選手として成長できる。



そしてそれから3日後、毎日いろんなことを考えた。一時は辞めようとまで考えた。だが、野球が好きという気持ちに嘘はつけない!
早く野球がしたくてしょうがない。また皆で練習して、大会で勝ちたいそう思った。


試合に負けてから2週間後練習が始まった。物凄い落ち込んでいた監督やコーチそしてほかのチームメイト、皆、前をを向いていた。
はやとは
「これが全国3位のチームなんだなと感じた。」
負けても前を向けるそういうチームが本当に強いところなんだと思った!
監督「ノックいくぞ〜!」
チームメイト「こいや〜!!」
監督「もっと声出せや〜」
チームメイト「おっしゃ!こ〜い!」
はやとはやはり負けるのは良くないが、負けて成長できることもあるんだなとこの時感じた!

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