テールとソルセルリーⅠ
ファンタジー

連載中:3話

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テールとソルセルリーⅠ

  • あらすじ

     私達の住む世界には、二つの世界がある。
     一つは、私達が住んでいる世界(テール)
     もう一つは、魔法使いが住んでいる世界(ソルセルリー:略してソル)
     ソルセルリーに住む人々はソル民、テールに住む人々はテール民と呼ばれた。
     それぞれの世界には特徴があり、テール民はソルに行くことが出来ない。同じく逆もだ。
     ソルにはソル民専用のシールドが貼られており、
     魔法を操ることの出来るソル民は、シールドが貼られていないテールにいると魔力が拡散してしまう為、大人のソル民はテールへの訪問が禁止されている。
     しかし厄介なことに、テール民の親からソル民の子供が生まれたというケースも多い。また逆のケースもある。そのケースに当てはまる家族は、子供が15歳になるまで、生まれた世界にいることが許される。
     その代わり、15歳の誕生日を迎えた時、向かう世界の案内人が強制的に子供を連れて行く。
     15歳、それはソル民の子供にとって初めて魔力が体に現れる時。無論もうテールにはいられない。
     
     この物語は、そんな世界に生まれたとある中学3年生のお話。
     
     彼らは、未来を変える。

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