無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第275話 二人の出会い【クエスト【夢閻神界編:奴隷の子供を村へ②】】

実際は、小さくないだけど? それで、落ち着くならこのままでいようと穂樺は思う。


「そう言えば、何処に居たか解る子居る?」


「初めまして、精霊でこの様な姿に変身してますが、これでも元に戻るとフェアリーに戻ります」


「それで、皆が居た場所ですが、夢閻神界(むえんしんかい)の森と言う神聖な森を抜けた所に、翡晶翠(ひしょうすい)の森で、囲まれた都市があるのですが、そこで、皆でご飯を食べていて、騒いでいたらいつの間にかこのような状態になってます」


丁度帰り道の先とは、良い事じゃな? よしそこまで、この子達を送る事と念話で、ギルド譲に説明をすると? 非常事態クエストが発注されており、内容を聞くとこの子達のようだった。今の現状をギルド嬢に、細かく説明した後に、今回の討伐と採取が無事終了した事もつたえておき、そのクエは、儂が責任をもってやるという胸を伝えて、話はおわるのだった。


ロリーは、ダイト様から頂いたアイテムポーチから材料を出して、調理を始める。野菜がたっぷりで、大熊かのモンスターで猪熊(いのくま)と言うモンスター取れる部分を煮込みから始まり、焼き物からとパンなどを取り出し、ダイト様が土魔法で加工した机と椅子を並べて、風魔法で、モンスターから剥ぎ取った羽を使い座布団を作りながら食事の準備をしていると? お姉ちゃんの動き只者じゃないけど、理想の家庭的があっていいですねと掴まっていた少女達が笑顔を見せるようになる。


丼ぶりに野菜たっぷりクリームで似たスープを入れていく、他のテーブルに乗っている食事は、食べれる分だけ好きに食べるように促す。


「ちなみに、お残しすると、お説教がまってます」


「男の子は、安全な場所をランニング10本走ってもらうからと?「内心驚いて言う所が見られる」ま、疲れもあるじゃろうかゆっくりとするが良い、寝てるうちに着くじゃろうからそれまでは、のんびり過ごしておくれ……」


子供達は、出された料理が珍しかったのと育ち盛りだった事が重なり、緊張がとけるとともに、おなかいっになるほど食べている。デザートに、ハニートーストを作り各子供達とロリーと穂樺にも渡すと? こんなに美味しい食べ物は、初めてですけど、何故遊びに来た時に作ってくれなかったのですか! あの頃まだそこまで料理の腕が未熟だったから仕方ないのじゃよ?


こうして、疲れる回復系の櫛を煎じたお茶を配りゆっくりと皆気持ちよさそうに眠り始める。


穂樺に、言って元に戻り本気の走りで、普段の五倍以上でつくと何やら警戒心が凄くたかいうえに、こちらを戦闘準備にをするのだった。

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