無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第265話 二人の出会い【クエスト【火山艇空編④】】

「穂樺が、まさか爺さんの代わりを務めるようになったて、聞いた時は、驚いたけど?」


「何が起きてるじゃ?」


「この間行った時は、普通じゃったが……」


「あの後一ヶ月頃から病気になりまして、死ぬような病気でわないと病名一覧の本を解読するかぎりでは、大丈夫との事なのですが、体力と力と素早さが以前と比べて、あまりにも落ちまして、それからと言うもの私が勤める様になりました。


「そっか、この討伐と採取のクエガ終わったら、その後にでも爺さんの様子を見に行か?」


「宜しいのですか?」


「儂は、問題ないが、ロリーにも許可を貰わなと、パーティー仲間だしな?」


「私は、全然問題ない事と一度穂樺さん達の家に行ってみたいです!」


「七年とはいえ、本当にお世話になった方なので、疑ってる訳ではないのですが、状態を聞く限り違う病気かもしれません」


「私が持っている知識が生かせて、なおかつ元気になって頂けるなら心から感謝を込めて元気になったお爺様にお逢いしたいです」


取りあえず、ご飯を食べたら出発するぞ、穂樺ちと本気で、行けるか? 走るスピードて事ですよね、あの枷を外して頂けるなら一時間かからないですけど、仕方ない枷を外すが悪さをするでないぞ? 解ってます。ならこちらに頭をと穂樺を呼んでいる。額に指を乗せて、何か知らない魔法を呟いている……。『封浪解真(ふうろうかいま)』と呟くと、お店の中が金剛しい光に照らされて、一瞬目の前が見えなくなる。


「どうじゃ、久々の解除は?」


「やっぱり、気分がすっきりするのと、これをかけてもらわないと、私自身が、狩りをしてきた経験値が一気に解放して、レベルがあがりました」


「そうか、ならいいが、爺さんにやってもらえよ次回は?」


「特殊なレベルの上げ方をするのですね?」


この光景を見ていたロリーが不思議素に聞いてくる。


「ま、昔からの決まりじゃから、気にするではない」


「これから旅をしていれば、これ以上の事が見れる訳だから楽しみにしていると良いぞ?」


「ダイト様は、凄い笑顔で私に言って下さるのだった。

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