無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第259話 絆と約束【入浴後編】

四人で、ロリーお婆様に、遊ばれようとしてる矢先に、お婆様から昔の話を語り出した。


お姉様とリーヴスラシル君に、念話を飛ばして、そろそろ寒いからダブル魔法を上手く使って、露天風呂の方に逃げようと打合せをする。ヒメさんは、大人だからこのままとりあえず何とかなるだろうと思いながら三人で魔法を発動して、ロリお婆様が、一瞬目を閉じて語り出すタイミングを見て使用して、露天風呂に、三人は、逃げ出したのだった。


そして、僕の分身に伝言を頼みそれっぽい行動を取ってもらう事にした。


「ロリ叔母様そろそろお湯に浸かって、続きを聞かせて下さい」


「このかっこだと少し寒いので、温まりながらお話しませんか?」


「あらやだ、こんなに時間経ってるのね、ならその前に、貴女達の体を洗ってから中に入るわよ?」


「お姉様と僕とリーヴスラシル君は、三人で仲良く洗いあうので、ヒメさんを丁重に持てないしてあげて下さい!」


「それは、却下!」


「そうね、まずマリアから洗っていこうかしら?」


「ふぇ?」


「僕……自分で洗えますから!」


いつの間にか背後に立たれて、手に泡の石鹸をつけたお婆様が口元がニコニコしながら胸を摑みゆっくりと洗っていく……


「若いていいわね、この大きさといい肌のすべすべもいいし、何よりもお人形さんを抱いているみたいで、可愛いわね!」


「本当に、スノーの娘は、母親に似て良かったわ、お姉さんのウィンちゃんは、別に変身してないのに、そのプロポーションしょんでしょ?」


「ヒメちゃんは、あれだけ年月経っても今だこのロリロリ体系だし、こんなに可愛いて子が目の前にいる手だけで幸せなのに!」


「さらに、マリアちゃんの騎士として戦っている召喚魔法で、忠実の部下としているリーヴスラシル君も可愛すぎの上に、身体に余計な脂肪もなく引き締まった体をしているのが良く解る。かなり鍛えないとこうはならないわね」


「ちなみに、身体を洗う事で、貴女ちがどこの筋肉を使っているのかを確かめているのが一つと、あと触るのが目的かしら?」


「お婆様本音がもれてます!」


「あらやだ、今のは、聞かない事にしといてね」


笑顔が怖いのと、その恐怖が、ダブルで変身したがわにも届くて、どんだけ修羅場くぐってるのだろう?


「…………」


「皆可愛かったわ!」


「さて、話の続きをするから、お風呂に入りましょうか?」


「すみませんが、少し休憩してもいいですか……」


「上手く体に、力が入らないので……」


「あらあら、マッサージ効きすぎたかしら?」


お婆様に、抱っこされながら湯船に浸かるのだった。


その映像を念話からみていた僕とお姉様達は、逃げて正解だったと内心思ってしまう。


そんな時に、リーヴスラシル君から一言が……


「多分ですけど、ばれてます!」


「えっ?」


「だって、後に大きな気配が感じられますから……」


そんな事を言われたとたん視線が後ろから浴びる……


「貴女達後で、ゆっくりとお話があるから覚悟しなさいよ?」


あの時逃げなければ良かったと今頃になって後悔するのだった。

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