第190話　少女達の悪戯【次回が無い】

朝起きるとどうやら時間を見る限り昼近い時間になっている。


今日から休暇だと言うのに昨日の出来事で解った事は、ロリコンだと言う事が解ってしまった。


こんな事知合いが知ったら大変な事になる。


どうするか悩んでいると扉からノックする音が聞こえてくる。


「ハクまだいるか？」


「カゼフ様どうぞ中にお入りください」


カゼフはゆっくりと扉を開けて中に入って行く。


「どうかされましたか？」


「今朝がた六種族の皆様が帰られて、昨日の縁談が駄目だったのが残念じゃったと言っていたと聞いてな？」


「不思議な事に、六種族の娘さん達はハクと遊んで楽しかったから結婚したいと言ってたが、お父様にハク殿は興味が無いといっていたと話しているのを聞いてここにきた」


「まだ皆さん居るのですか？」


「二時間前程にここを出て自分達の島へ帰るといってたぞ？」


「やってしまったと思い込んでいる時の顔になってるけど大丈夫か？」


「はいちょっと急に心が痛みを感じまして……」


「ハク休暇前に病院入院とか勘弁しろよな？」


「それは大丈夫ですけど？」


「結婚の話の際に娘さん達が居ない状況で結婚の話を持ち出された為か断ってしまったとカゼフ様に言う」


「ちなみに六種族の娘達はどの子がよかったのだ？」


「あえて出会いの場所は聞かない事にするから言ってくれ」


「レンカ・アイさん意外なら将来お嫁さんとして迎えてもいいと会って思ってしまった」


「それでもたまたま今回部下が各地に回っている時にたまたま発見してそれを見た俺が支持をだし招待してハクにも嫁をと思っていたが、親父の方断ってしまっていざ娘にあったら惚れたて事か……」


「ハク！」


「お前の逃がした妖精達は、お前の元には帰ってこない」


「何故なら今回のが最初で最後のパーティーだったりする」


「ここで選ばれないとなれば自分達の島にいる男で誓わせると言ってたかな？」


「娘達はせっかくの出会いが残念です」と言って最後にハク様昨日は楽しかったです有難うと言って馬車に乗り出発したぞ？


「カゼフ様実は、娘さん達と出会って遊んだ結果あの晩の一夜限りでしたが好きになっちゃいました」


「ま、今回見ずに断ってしまったので今回は反省を生かして次の出会いを求めます」


「そう言えばカゼフ様？」


「どうした？」


「スノーラビット様の娘さん達と許嫁的な事て出来ますか？」


「お前がもう少し鍛えないと許し出ないかもな……」


「どうしてです？」


「今のお前からみて姉妹はどう思う？」


「養う側にでもなってもいいからどちらかと結婚したいですね」


「ちなみに条件を聞いといたよ？」




「どんな条件なんです？」



「フォルト家全員に勝ち、なおかつての仲間からの依頼で俺も参加する」


「それで全員KOにしたら姉妹との結婚が許されるとスノーちゃんから前に聞いた事がある」


「あそこの一家て強いですよね？」


「確率で言ったとしても一兆文の一の確率くらいで勝つて事だろう？」


「すると見えてくるのは、結婚を勝ち取るために種族とカゼフ様と戦って得られるのが姉妹のどちらかって事ですよね？」


「それで今のままのお前で勝てるか？」


「まだ無理ですね……」


「事務仕事もかなり大変だろうから武者修行できないじゃない？」


「今回実家に行って少し清めてから戻ってきます」


「それまでに仕事をしながの武者仕業の様に頑張ります」


「どうやら本気らしく俺からは応援くらいしかできないが……」


「挑む際には、ここに念話を飛ばすようにとスノーちゃんから聞いた念話番号を渡す」


「これからの家へと里帰りに乾杯とハクの結婚の未来について――」


『『乾杯～～』』


「そしていっぱいのお酒を飲んで実家に帰る私だったりする」


念話にて、カゼフ様身体ともに気をつけてと言って念話が切れる。