無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第165話 感動の再会【家族が集う場所前編】

諸々の予定は、また再度連絡するとカゼフ君に伝えて、お爺様の実家に来ている。


魔界から戻り、一度家に戻りウィンの所に戻るなりマリアが汚れてると驚かれて連れてかれ……


リーヴスラシル君も逃げようとしていた所裏切るのとマリアに言われて仕方なく後を追うと言う現場を見る。


脱衣所からは、ウィンの楽しそうな声が聞こえる。


二人ともウィンに遊ばれているだろうと思いながら外からこの後でかける事を伝えると?


三人の返事が返ってくる。


私は、普通にお出かけスタイルに着替えている。


ユウトは、あのまま実家に残り話があると言って残っている。


仕方ないわねと内心思いながら、行く為の準備をし始める。


その頃脱衣所からは、お姉様に脱がされていくリーヴスラシル君がいる。


「恥ずかしくないはずなのですがっ!」


そんな声が聞こえる中顔は真っ赤になっている。


お姉様も容赦ないからな……


お姉様に尻尾をモフモフされるがままに、服を脱がされるリーヴスラシル君だった。


変身能力系は、尻尾だろうと耳だろうが神経がある為、敵の攻撃よりお姉様の遊び攻撃の方がかなりダメージがでかいはずだった。


ちなみに、後々魔界に行った時にこの映像が必要になる事をあらかじめ解っていたので、脱衣所に着いた途端映像が録画始まっている。


最近思う事は、お姉様の脱がすスピードが速くなっている。


そんな事を考えていると?


「マリア大浴場にいくわよと言われ」


二人ともされるがままに、大浴場へと連れてかれる。


さて身体でも洗いますかとリーヴスラシル君の背中を洗おうとした瞬間僕の背中に柔らかい物があたる。


そして、耳元で囁かれる――


「マリアこの時は、身体に泡をつけて洗うて前にいったよね?」


そう言えばそうだった。うっかり忘れて居た事を思い出して、泡を身体中につけて、胸の部分は泡だらけになる。


それを見習ったらしく、リーヴスラシル君も僕と同じように泡を胸につける。


そして、三人で洗いっこをしていく事になる。


始めは、お姉様を優先にして身体を洗い流す。二人掛けで左右に分かれて身体を使って洗っていく――


洗い終わるなりに、次は僕を洗い始める。始めは、姫様にそんな事出来ないと言っていたが、これも家の教訓なのよとお姉様が言うと納得されて僕の右半分は、お姉様に現れて…… もう半分は、リーヴスラシル君が洗う。


一度にお姉様から指導をしてもらい手慣れてしまっている。


勿論その時の犠牲者は、そんな事で笑わず応援をするというんがなんかの習わしらしい


そして、お風呂に浸かり三人で待ったりしていると?


「ウィンもマリアも出かけるて言ってるだからさっさと湯から出てきなさい!」


やば、お母様に怒られる!


急いで支度をしていく、不思議とこっちを見ているリーヴスラシル君は、お姉様の手によって服を着せられていく。


出掛ける頃には、ヒラヒラ系の服を着た三姉妹と言われても可笑しくないかっこをしている。


そして、転移魔法によってお爺ちゃんの家に行くのだった。

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