無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第156話 祈りの女神【魔王編【中編2】】

ハクテイトは、目の前の少女を見つめる。歳を聞いてびっくりしているのに、成長ポーションまで作れるレベルとは、多分この先一生出会わないと思える試合だろう。


マリアは、勝利条件をカゼフお兄様に聞くと?


ハクテイトに、膝をつかせるか気絶でもいいし、たぶんないと思うが、完全打撃攻撃で倒されるかどれかは、解らないがスノーちゃんの娘て事もあるし、その辺の内容で手を打ちましょう。


「それじゃ~両者とも前に!?」


「はじめ!」


僕は、縮地を使い一瞬にして、ハクテイトさんの目の前に現れて、呪文を唱える。


八芒星を描く魔法が完成する――


「汝ここから始まる天蘭魔――」


「闇より来たりし黄金の欠片――」


「大地と千輪散る若葉――」


「宇宙に煌めく宝石の石の様に、それを逆らえし者――」


「天と地が重なり会う時に、大爆発と共に、大穴が置くのだろう――」


『『蘭樺舞櫻闘志潤!?』』と唱える――


『「櫻の花びらが舞う光の矢を放つ――」』


魔弾後からもかなりもてるし打ち抜く


一瞬の出来事だった為か、ハクテイトお兄ちゃんは、膝をついて前にそのまま倒れ込む。


「ハクテイトお兄ちゃん大丈夫ですか?」


「ゆっくりと意識が戻ると、先ほどまで立っていた位置より少し離れた場所に居る事が解る」


「すげぇぇぇなぁぁぁ!」


カゼフは、一瞬の出来事が理解するよりも頭が追いついていない……


「マリアお疲れ様~」


二人してハイタッチをして喜ぶ


「お母様に褒められる」


「お母様は、僕のステータスを一部分確認出来る」


「今回は、言霊と闇魔法を組合せたスキルですねとお母様に報告すると?」


「また厄介な魔法と魔弾で、セット効果プラスでその駄目ならソロも出来るだろう」


カゼフ兄様は、判定と結果を述べる。合格だな一緒に、洞窟に行ける事が解る。


これで無事に、ダンジョンのメンバーに入れるテストは終わるのだった。


そして、熱い視線がなぜかハクテイトお兄ちゃんから伝わってきたと同時にダイトカイトお爺ちゃんも合流するのだった。

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