第132話　お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント⑦：宴2】

お爺ちゃんの家で、作り上げてきた料理をお母様に振舞う。


「マリアは、良いお嫁さんになるわね～」


「ま、でもそんな人現れたら、一族で決闘は、確定なんだけどね～」


「ま、まさかお姉様もですか？」


「当然でしょ！」


「当然なんですね……」


「そうすると？」


「お父様との結婚も大変だったて事ですか？」


「ユウトと私が付き合うまでは、大変と言うよりも、良くユウト生き残ったわねて、笑える話になるくらいかな？」


「お母様て一体何者なんですか？」


「可愛いマリアのお母様よ？」


仕方ない――ダイトカイトお爺ちゃんに、質問です！


「お母様の若い頃と言うか、お父様と結婚した理由とか聞いてませんか？」


「知っとるけど、スノーさんに、その件は、時が経てば自分で話しますとか言ってたきがするが――」


「そっか、時間が経たないと娘達に、話せないないようなんだ……」


「一言だけ言えるが、立派な女性じゃよ？」


「お母様がですか？」


「そうだな……」


「それよりももう少ししたらお婆ちゃん達が仕事と遠征が終わるからこっちにくると念話が飛んできたから会えるはずじゃぞ？」


「お姉様！」


「どうしたのマリア？」


「お婆ちゃん達がこっちに向かってるとダイトカイトお爺ちゃんから聞きました！」


「わ～～い！」


「初めて会うお婆ちゃん達だ！」


その会話を聞いていたお母様が突然固まる――


「シルフィーさんの奥さんもいらっしゃるて事ですか？」


「孫が来てて、パーティーしてるて念話したら、皆時間が開いてるて事で、来ると家の奥さんが言ってたぞ？」


「そう言えば、シルフィーの奥さん、スノーさん苦手だったけかのう～」


「かのう～　じゃありません！」


お母様が焦っている！


「お母様がそんなに、警戒するような人なの？」


ダイトカイトお爺ちゃんから念話が飛んでくる――


「苦手じゃろ～よ、なんせ今のユウトからは、考えられない事なのだから――」


「ダイトカイトお爺ちゃん意味が解りません！」


「ユウトは、ああ見えて、実は、かなりのマザコンだったんだよ？」


「何でも、何かあれば、お母様と言ってた気がすると言うか、一時期なんて、ママとか呼んでたな？」


「そんな男が、今の嫁さん連れてくればどうなると思う？」


「争いですか？」


「母親の嫉妬で、スオーさんの対応は、聞いた事がある」


「それは、会う度に、戦いが始まる――」


「今は、孫の娘達が出来た事で、かなり周りからは、期待されておるし、スノーさんを苛めるお婆ちゃんは、好きになれそうか？」


「多分ですけど、お婆ちゃんとよばず名前で、呼ぶと思います――流石に、お母様がそんな目にあっていたら今の僕達は、本気で、もしかしたら戦いに挑んでしまうかもです」


「ま、そんな事は、無いと思うから、楽しみにしてな？」


お爺ちゃん達にもその話が言っており、さらに活気だっているのだった。