無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第131話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント⑦:宴1】

僕とお爺ちゃん達で、盛大に、料理を作っては、外の机に転移させながら大量に作っていく――


そう言えば、お父様どうしてこないだろうと気になったので、お母様に念話して聞いてみる。


「お母様聞いてもよいですか?」


「どうしたのマリア?」


「お父様の姿が見えませんが、折檻中ですか?」


「ユウト何かしでかしたの?」


「お母様お話がかみ合ってないです!」


「冗談よ、置手紙して、こっちに私だけ来たのよ」


「するとお父様のご飯は?」


「大丈夫何とか食べてるはずだからね!」


不思議と思った僕は、お母様の念話を切りお父様に念話を飛ばす――


「お、マリア何日ぶりだ、久しいな?」


「お父様て家に居ると聞いてましたが、周りが騒がしいですね」


「俺の手紙のボックスに、同窓会の案内が来てて、日付が今日だったから、念話で、同級生に話したら来いよて言われて、昔の話をしていた時に、娘からの念話が来るなんて嬉しいと思って取った訳だ」


「お母様は、知ってるのですか?」


「いや、だってほら手紙を分けてるのて、スノー母さんだろう?」


「それなら今日の事だって知ってるから出かけたんじゃないのか?」


「多分お互い勘違いしてますけど?」


「早めに、お母様に事情説明しないとやばい感じがしま……」


「おい、マリア?」


「あれ、念話切れたのかな?」


「お~いマリア?」


「……ユウト何でマリアと話をしているの?」


「スノーこそどうして、置手紙なんかしていったんだ?」


「それと同窓会の事言ってくれないなんて冷たいじゃないか」


「同窓会?」


「あぁぁ、確かに来てたわね」


「スノーが、親父の家に行くて書いてあって、たまたま手紙を整理してたら同窓会の案内があったから知合いに、念話してそれに今参加してる」


「その同窓会て、いつの時代の同窓会?」


「母さん、何か声が怖いだが……ま、冒険者になる前の同窓会メンバーかな?」


「ユウトがパーティーで、組んでいた子達も居るの今?」


「席は、違うがいるぞ?」


「それと誰と飲んでるの?」


「同級生で、結婚して子供を持つ親達と子供について話してる所かな?」


「ユウトにしては、真面目ね?」


「その話後で聞かせてね!」


「解ったから切るぞ?」


「最後に、一言いいかしら?」


「スノーさんどうした?」


「う わ き は、 許 さ な い か ら ね!」


「信用ねぇ~なぁ~」


「お前の知ってるやつも念話に、参加させるからちょいまってろ……」


「お久しぶりですね、スノー様!」


「憧れの人と念話が出来るなんて幸せです!」


「声だけだと解らないのでどちら様?」


「ラックド・ボーイと言えば解りますか?」


「あ、回復魔法が得意だったとユウトから聞いてますよ?」


「はい、その後冒険して、数年が達それを活かして、傷を癒す職についてます」


「あなたなら似合うわね」


「頑張って下さい――」


「お話しできて光栄で、更にお褒めの言葉有難うございます」


「それでは、ユウトに変わります」


「スノーどうだった?」


「大丈夫そうね」


「あまり羽目を外さないように、しなさいね」


「私明日の朝には、帰るから」


「あなたも夜更かししないように、またねユウト」


そして、念話が切れる――


「スノーちゃんと相変わらずラブラブだな?」


「それと姉妹の娘達が可愛いて聞いたけどそうなのかユウト?」


「可愛いてもんじゃねぇ~な!」


「最高の娘達だな?」


「写真とかあるのか?」


「こないだ娘達から貰ったのでいいならみせるけど?」


「これだ!」


「お、おぉぉぉぉぉ!」


「この可愛いと言うか綺麗だな?」


「やっぱり奥さんの血が濃いて事か?」


「そうなんだよ、逆に俺みたいな感じの娘だったら不味いだろう?」


「スノーよりに、似てくれて良かったと心から思ってる」


そんな会話を同窓会で、話をしている――


そして、お爺ちゃんの家では、宴会が、今か、今かと開かれようとしている。

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