無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第120話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント⑥:決戦召喚前編】

朝起きると凄い活気が見られる――お母様の姿が凄くかっこいい装備に変わっている。


ダイトカイトお爺ちゃんがこれは素晴らしい装備の種類だと絶賛している。


「そんなに、凄い装備なのお爺ちゃんと聞くと?」


装備のセット効果は、知ってるのだが装備名が出てこないのだが、それでも凄い装備なのはたしかじゃな?


お爺ちゃんは、笑いながらそんな話をしてくれる。


「それに、両手に持ってる双剣は、神殺しの双剣で、確か第四位序列の最高峰の装備だったはずじゃが?」


「どうやって、あの何かんなクエストをこなして手に入れたかは、気になるが聞き出す事は、難しいかもしれんのう~」


「お母様その双剣て、お爺ちゃんの話だと凄いて聞きましたけど?」


「そんなに、凄い物なんですか?」


「むしろ鑑定してみたいです!」


「多分マリアが持っている鑑定スキルだと見れないと思うけど?」


「試しに、自分で持って鑑定してみるといいかもね……」


お母様から双剣を受け取るとやたらとずっしり来る重み――何とか持って、鑑定スキルを起動すると?」


「スキル不可能です、貴女のレベルだとこれを見るには、いくつかのスキルを覚えて下さい」


「えっ!」


「本当に鑑定スキルが発動しない――」


僕は、内心びっくりする――横から姉様も鑑定スキルを使うが、反応すらしなく虚しく終わる。


「お母様やっぱりみれません!」


「そりゃ~ そこら中にいるお父様達でさえこれは、鑑定できないはず」


「どうしてですか?」


「神殺しをした武器とは、鑑定出来るのは、その手によって奪い勝ち取りし者のみが閲覧できるようになっているからこそ凄い装備として扱われている」


「ちなみにこれ全部で十三本あるのだが、私達の仲間でも取れたの全員でもまだまだ余っているのは、確かなのだが、幾ら強くても武器が選ぶのは使い手だったりする」


「そして、私は、双剣を手に入れたと言う事かな?」


「弓とかあるのですか?」


「弓は、あるが、倉庫に封印してある――」


「なぜなら、マリアが生まれた瞬間に封印がとけて、マリアの目の前に現れたと言う事件があったくらいだから近い将来マリアが神殺しの弓を手に持って狩りに行く事も不思議じゃないかも――」


「そのうち落ち着いたらみせてあげるから今日の戦いに集中しましょう~」


「そして、召喚の儀式と共に、召喚の準備に入るのだった」

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