無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第113話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント④:休憩と計画2】

準備と言ってもポーション作成とか他に付与系のポーションとかその他諸々材料をお爺ちゃん達から受け取りながら作っていく――


お姉様に聞いてみる、前々からお母様て怖い所あるなと思うだけど?


「実際に、怖いのお姉様?」


「私もあまり見た事ないけど、昔に、私が小さい時に、川へ連れてて危うく溺れそうになった後のお父様の説教は、凄かったてお父様から謝る時に言われたの覚えてるけど?」


「お爺ちゃん達は、お母様の事知っているの?」


「知ってるが、ノーコメントじゃ!」


「ダイトカイトお爺ちゃんより強いの?」


「儂も力封印しておるから、解除して二人で戦ったら流石に、マリアの母も勝てないだろうが――全盛期の頃だったら互角くらいには、なったのかものう~」


「良く、お父様とお母様に、結婚申し込めたんだね……」


「嫌、あれは、凄かったぞ?」


「スノーラビットさんが、抜けて結婚とか言ったら?」


「ギルドのメンバーで、昔から組んでるのとやりあって、納得した上での結婚だったからのう~」


「ん?」


「それって、お父様がお母様に、結婚を申し込んだの?」


「それについては、スノーラビットさんから直接聞くと良いぞ?」


「ちなみに、この話題がどうして漏れたのか知らないが――殺気が凄い勢いで、こちらに来る者がおる」


「スノーラビットさん、そうウィンちゃんとマリアちゃんのお母さんのエネルギーが感じる!」


ノックする音が聞こえる――「コン コン!」この音が三回ほど鳴ると?


一人のお爺ちゃんが縮地で、扉に向かい声をかける。


「遅くなってすまない、食卓に居たもので、来るのに時間がかかってしまったのだすまない」


「お爺ちゃんは、何故かお母様に謝っている!」


『『お母様何者!』』姉妹二人は、声をハモらせて、声をあげると?


後ろから寒気がする――そして、振り返ると?


「お久しぶりね!」「娘達よ!」「何か言う事とか謝る事あるなら今のうちに聞くけどある?」


一言一言が重力の重みの様に、凄く重い言葉だった。

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