無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第88話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【裏山へ前編】

玄関をでて、大きな庭を何十分か歩くと山が見えて来る。


かなり広いと聞いていたが、広いレベルじゃない!


ドーム何百億くらいあるだろう……


全体が今だ見えない広い庭とやっと山が見えて来るが、たどり着くとぴりぴりと気配を感じる。


お爺ちゃんに聞くと?ここには、モンスターが普通に居るから気を付ける様にと言われるが、マリアちゃんなら問題なく倒せるモンスターしかいないから大丈夫と言われる。


一般の子供がここに入る事は、ないがもし入ったらたぶん生きて戻れないだろうと言われる。


そんな感じで、山に登り始めるとビックボアと言う名前の大きさ五メートルくらいの猪にであう。


このビックボアは、焼いても煮ても美味しいらしいが凶悪だとお爺ちゃん達に言われるが、フレイムバレットとを放つ――


ドサッと倒れる音が聞こえて、手際よく食べれるのと使える部分に、剥ぎ取り処理をして、袋に入れていくと?


お爺ちゃん達が、手際が良すぎと褒めてくれる。


普通マリアちゃんくらいの子は、絶対にそんな事できないからとまで言われる。


確かに、実際の年齢を言ったら出来ないのは解るのだが、変身ポーションでチートしてるから出来るだけであってなければ出来ないのは、そう言う事だねと話す。


ちなみに、ここに出て来るモンスターは、全部材料・料理・薬等に使われる物がほとんどで、いらないと言うモンスターは、居ないと話を聞いた。


僕が欲しい材料は、山の頂上にあるらしく、これから歩いて行くとかなり時間がかかると聞いた時に、なぜ飛翔スキルを玄関でた時点で使わなかったのかを後悔する。


僕は、飛翔スキルをお爺ちゃん達にもかけて、付与系で身体能力も上げて再出発するのだった。

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