無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第44話 お爺ちゃんの家での出来事【前編】

中に入ると大きなお家立派な作りで出来ている。


僕とお姉様は、名乗る。


「急に、来てしまってごめんなさい」


「僕は、マリアンローズといいます」


「お爺ちゃん達よろしくです」


僕は、スカートを軽くつまみお辞儀しながら満面な笑顔で話す。


次にお姉様が挨拶する。


「マリアと一緒に遊びにきました」


「私は、ウィンモカといいます」


「お爺ちゃん達よろしくです」


お姉様もスカートを軽くつまみ満面な笑顔で、挨拶をすると?


「これが、孫か、これこそが目に入れても痛くないという伝説の!」


「本当の孫かぁ~」


十人以上いるお爺ちゃん達が騒ぎ出す。


僕は、話を切り出す。


実は、ですね、今風精霊様と初級を習っているのですが、精霊様が用事でいなくてダンジョン攻略してます。


そのダンジョン攻略に、何か知恵がありましたら頂けませんか?


何人かのお爺ちゃん達が、それなら儂らに聞くと良いと話しかけてくださる。


お姉様は、残ったお爺ちゃん達と遊ぶと言っている。


交互に、別れて、話をする方と遊ぶ方が出来上がる。


もちろんお父様のお父さんは、僕のほうにいる。


「それで、確か風精霊の所にあるダンジョンだったな?」


僕は、五階までクリアした事を伝えると?


「え!」


「マリアちゃんのレベルだとそこまでは……」


「僕は、自分で魔法作成が出来る事をお爺ちゃん達にあかす」


そして、話を進めて行く――


「風然の燈火ダンジョンか、懐かしいけどあそこ危険度8位の上位冒険者ようだった気がするが……」


「ま、入る条件が、風属性様の許可と眠りについて入らないといけないと言う二つの条件があるがな?」


「でもあそこのダンジョンクリア者いまだ0だった気がするが……」


「儂らも昔は、言ったが七階のボス前で、辞めたきがする……」


「お爺ちゃん達は、七階までいけたの!」


僕は、元気よく聞く!


「もしかして、マリアちゃん石板のパズルで困ってたりしてる?」


「はい、どうしても扉が開かなくて、それで今日相談にきました」


「じゃ~ まず一階から説明していくぞ」


「お願いします!」


「一階は、天井上に石板が入る穴があるからそこに嵌める」


「するとカチカチと石板が動き出す、音がやむとカチリと音がすると扉を開ける事が出来る」


「ただし、中はモンスターが大量にいるから、全体魔法みたいなのが無いとつらいぞ?」


「大丈夫です、こちらに、ポーションが見えると思いますが、この中に自分で作って五階まで行って通用した魔法が何個もポーションに入ってます」


僕は、そんな説目をすると?


「ポーションて、普通回復用とか異常回復などで使われる事があるが、そんな革命的な事ができるなんてしらないぞ!」


「精霊様に教えてもらったのです」


「付与魔法と錬金術で、構成して、魔法を入れると出来るらしいです」


お爺ちゃんは、聞いた直後に試すとすんなり出来上がる


さすが、現役で凄い人達だ。


「確かに、出来るなこれは、凄い事を教えて貰った礼を言う」


「有難うマリアちゃん」


お母様が昔親族と親子には、魔法の使い方などを教えてもいいと言っていたので、お爺ちゃん達が聞きたければいくらでも僕は、情報を提供する。


そして、話に戻ると?


「そうだった、話を戻すと?」


「各扉内には、多量のモンスターが居る」


「それもボス系は、居ないが、ボスと戦う前に居た敵が少し強くなっている」


「各階にいたモンスターだろうから属性とかは、戦った本人が解ると思う」


「それでだ、二階~五階も同じ仕組み何だが、扉周辺のどこにと決まってないから探して嵌めこむ感じで扉を開ける」


「モンスターを倒すを繰り返す」


「すると小さな四角い水晶が、各階で集まる」


「全部で五個集まるそれを五階の場所にはめる場所があるからそこに入れると上の階へ行ける五芒星が出る」


「これが六階に行く方法かな?」


「ちなみに、各階のモンスターを倒すと宝箱がでる」


「この宝箱良いアイテムだとグリモワール魔術書系が出る」


「私達も五階まで行った時に、何種類かは手に入れたが、もう持っていた魔法だったので……」


「今は、しまってある」


僕は、なんの魔術書か気になる。


試しに聞いてみる。


「何の魔術書だったのですか?」


「お、気になるか?」


ちょっとまってくれと席を離れて、本を取りに行き戻って来る。


何十冊かの魔術書が、持ってこられる。


面白物順に並べられる。


一冊目は、世界の料理を極めしと書かれた魔術書がある凄く欲しいいと思ってしまう。


これは、僕の予想だが、料理スキルが身に着くはず。


二冊目は、強奪魔術書がある鑑定スキルでちらっとみると驚くことが、相手から魔法を強奪できると書かれている・


三冊目は、転移移動魔術書がある鑑定スキルを使用すると予想してた通りの魔法が書いてある。


自分が行った事ある場所や周りの空間に瞬時に移動できる。


四冊目は、神聖魔法魔術書があるこれは、知らない魔法だ。


五冊目は、不死魔法魔術書があるこれは、僕が持っている。


六冊目は、古代魔法魔術書があるこれは、僕が持っている。


七冊目は、召喚魔法魔術書がある鑑定スキルを使用すると予想外の事が書かれている。


この本は、自分で倒してきたモンスター又は、服従させたモンスターを召喚する事が可能である。


この魔法を覚える前から倒した敵も含まれる。


これは、凄いなと久々に僕は感動してしまう。


八冊目は、魔力強化魔術書があるこれは、覚えたいなと思ってしまう。


九冊目は、奴隷の服従魔術書がある鑑定スキル起動する。


魅力や誘惑にたけた者が、この魔法を覚えた場合最高の力を発揮する。


あ、僕が覚えてる魔法が載ってるやっぱり凄い物だったのねと改めて思う。


十冊目は、消費MP激減魔術書がある読んでる通りのスキルの機能なのだろう。


十一冊目は、開門魔術書があるなんだろうこの違和感と思い鑑定スキルを使用してみる。


自分が行った事あるダンジョン内ならどこでも繋げる事が出来る。


いつでもその場所に行く事が可能となる。


お、これは、良い魔法だなと思った。


十二冊目は、身体能力激化魔術書は、内容どうりだろうと納得する。


十三冊目は、範囲拡大魔法魔術書は、内容どうりだろうと納得する。


十四冊目は、未来予想魔術書は、謎だが覚えてみたいかも……


十五冊目は、視野範囲拡大魔術書がある鑑定スキルを起動する。


視野・夜目・視線解除を習得していないと本領を発揮しない。


以上の本が積まれている。


お爺ちゃんの口が動く――


「マリアちゃんが初代が、四冊までなら好きなのあげていいと言っていたから何が欲しい?」


僕は、考える――


その様子を見ていたお爺ちゃんは、凄く癒されると呟いている。


僕は、魔術書がこの四冊と答えると?


「合格と意味不明な言葉がでる」


ごめんねマリアちゃん君を試すような事をして、初代からは、前の装備のお礼だから本は全部あげて良いと言っていたから貰っていいよと優しく言われる。


持ってる本もあるが、もしかしたらお姉様が覚えるかもしれないので、貰っておく。


それから魔法関係とアーティファクトとかの技術とこれから使える弓の技などの話に移る。


「一度休憩入れてから、色々伝授しようそれに、泊まるなら早めに家に連絡いれるけどどうする?」


「色々学びたいので、泊まれるなら泊まりたいです」


お姉様にも理由を言うと?


マリアの好きにしていいよ、でも後でお風呂に入ろうと誘われる。


お爺ちゃんがお風呂なら大浴場があるからと言うと?


マリアと私で、お爺ちゃん達の背中を流すと笑顔で言う。


何人かのお爺ちゃんが、やっぱり胸を押さえている。


聞きずらそうな理由なので、あえて無視で……


その事をさっそくお父様に連絡を入れてもらうとすんなり良いと返事を貰う。


そして、お姉様と僕で、初めてのお泊りが始まる。


これで、色々魔法や技術を学ぶ時間ができたと内心喜びながら食卓に向かうのだった。

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