無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第43話 お爺ちゃんの家にお出かけ…③

朝目覚めると?


お姉様も同じタイミングで、目覚める。


いつもどうり目覚めのキスと言う事で唇にする。


日課て怖いもので、いまでは、普通にやるものだと思ってしまうほど……


食卓に向かい朝ご飯を食べに行くと美味しそうな匂いがする。


ま、ぼくは、離乳食なんだけどね、でも手作りのだから美味しいのは、変わらない。


お姉様は、ホットケーキを食べてる。


フルーツをふんだんに使って、更に生クリームの様な白い物がのり、更にこれでもかと蜂蜜がのっている。


僕も将来食べれるようになったら自分で作るぞと心に誓う!


ご飯も食べ終わり、行く準備をしていると?


お父様が起きてこられる。


お姉様が、お父様早く行こうよ!


そんな会話が聞こえる。


パンをかじりながら、お姉様に引っ張られる。


お姉様がお父様の移動方法について聞いている。


ここから歩いて行くと、二時間半くらいで、風魔法で飛びながらなら一時間半くらいで、親父達の家に着くぞと言う。


試しに、お父様100メートル程風魔法で飛んでみてとお姉様が言われる。


解ったとお父様が言われて、空に飛ぶ――


スピード的には、普通くらいかなと思っていると?


マリアの作った魔法の方が早いからお父様こっちきてと話す。


お姉様がお父様に魔法をかける。


『妖精の羽』と言葉を放ち唱える。


お父様の足に、羽が生える。


お父様から何だこの魔法はと言われるが、試しに飛んでみればわかるよとお姉様に言われる。


お父様は、同じ距離を『妖精の羽』で飛んでみると三分の一の時間になる。


お姉様が、これなら一時間かからないでいけるでしょとお父様に言うと?


確かにこれなら早くいけそうだと言われる。


そして、お姉様も自分に、『妖精の羽』をかけて飛ぶ――


途中狩りながらとか考えたがマリアのお願いなので、今回は、モンスター居ても狩らずに、お父様の後を追う。


そして、大きな小屋が見えて来る。


周りの畑を入れると縦と横だけで一キロはある。


お父様のお話だとあの向こうまで見える山もお爺ちゃんの土地らしいという。


広すぎるとお姉様は、笑いながら僕に、こんどあの山に遊びに行こうと誘う。


家に入る前に、着替える為に、近くの茂みに移動する。


お姉様は、お揃いのニーソとブラと縞々パンツを僕に着せようとして気づく……


「マリア変身して、七歳くらいになって!」


せがますお姉様の為に、水色の液体を飲み七歳バージョンに変わる。


お姉様は、楽しそうに、ブラと縞々パンツを着せたり履かせたりする。


何故かニーソは、ラストらしく目がきらきらしながら着替えが終わる。


金髪と銀髪の美少女のゴスロリが出来上がる。


お父様の所に戻ると?


抱きしめようとするが、私が服がしわになるからやめてと言うと?


見てるだけでもいいやといっているので、僕はある魔法を使い写真をお父様とお母様とお姉様とお爺ちゃんの家に残るように、四枚ほど作り渡す。


これは、記念と渡すと?


お父様が、これも魔法?


僕に尋ねてきたので、精霊様に習った魔法ですよ?


凄いなこの魔法と感動している。


そして――


正面玄関に来ると?


「じゃ~俺帰るから後で、迎えいるなら念話くれと親父に言っといてくれ――」


そして、お父様は、家に帰る。


扉の前に立ち、大きな銀で出来た我がある。


模様は、トラをもちいふにしたデザインだった。


ゆっくりとお姉様がノックされる。


コン コン


音がかなり響くと?


大きな扉が開く――


扉を開けたのは、お父様のお父さんだった……


「あれ?」


「息子の気配がしたんだが、二人だけか?」


そう尋ねられたので、僕は答える。


「先ほどまでいましたが、尋ねるのが怖いと言ってかえりました」


「ほう~ やつは、近くにいるのか――」


何の魔法を使ったは謎だけど?


お父様が、首の根っこを掴まれている。


「あれ?」


「お父様帰ったのではないですか?」


お姉様が、お父様に言うと?


「確かに帰っていたはずなんだが、いつの間にかここに居る。


「犯人は、親父かぁ~」


「ちょっと裏技使って、呼び戻した」


「今回娘達を案内で、きただけなので、娘達と遊んであげてくださいよ!」


「そして、俺を家に帰してほしいと言う」


僕からも、お父様家で仕事がたまっているので、帰してあげてくださいと僕が言うとまた何かをしたらしくお父様が消える。


「お父様は、何処にいかれたのですか?」


「ちょっとした魔法で、自宅に届けたから安心していいぞ」


そんな台詞が、お父様のお父さんから聞く。


興味のある魔法なので後で聞いてみようと思った。


そこに、お姉様が一言……


お爺ちゃんこの二人の姿みてなにも感じないの?


「寂しいな~」


悲しそうにしていると、後から物が飛んでくる。


もちろんよける暇もなく当たる……


「痛いな!」


「何しやがる祖父達よ!」


「孫の服見たら普通褒めるだろう!」


そんな事を残りのお爺ちゃん達が一斉に言われる。


「そうだな、見てて可愛いのは、解ってたんだけど照れて何も言えなかったすまないと話す」


僕は、お姉様に耳打ちすると?


「大丈夫そんなんでお爺ちゃん嫌いにならないから大丈夫!」


そして、笑顔を向けると?


遠くで人が倒れる音が……


ま、外は寒いから中に入りなさいと言われて、僕たちは中に入る。


これからの時間が楽しみだ。


何が起きるのだろう?


ワクワクしながらお姉様と僕は、部屋に入って行った。

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