無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第36話 寝ながら睡眠学習【冒険編2】

階段を降りて行くと?


あたりは、真っ暗な暗闇だった。


スキルで、真っ暗でも遠くの視野が見えるので、特に問題はない。


周りに、敵が居ない事を確認して、水色の液体を飲む。


七歳くらいの少女に変身する。


装備の弓を持って、戦闘スタイルに変わる。


少し奥に行くと?


遠くにゴブリンの群れが見える。


弓を使うゴブリンも見えたので、攻撃耐性にはいる。


状態異常を付与して、弓を構えて矢を放つ――


何体か居たが次々と矢を放ち、倒していく……


遠くなので、相手は、僕を見えていない。


周りで仲間達が異常に、倒れていくのを見て騒ぎだしている。


僕は、次々とゴブリンを狙える距離から倒して行く。


ゴブリンも知能は、少しあるので、前方から矢が飛んできたことに気づき行動する。


ゴブリンの小隊が、見えてきた所に、最近作った風と水の融合魔法の『風神の舞』を放つ――


『風神の舞』と言う魔法は、風魔法でハリケーンを作り、水魔法のバレットを融合させた魔法。


遠くに居た小隊が、ハリケーンの中に溶け込むように入り、銃弾のように、バレットがさく裂して、穴だらけで散っていく。


そして、少し進みながら遠くから攻撃、正体が来たら魔法をゆっくりと繰り返しながら前へと一歩ずつ進んで行く。


進んで行くと?


遠くに、色の違う大きさもかなり大きなゴブリンが居る。


背中には、マントを羽織頭に、王冠をつけて、周りに何匹かのゴブリンが居る。


あれは、一階のボスて所かなと遠くから観察しながら周りのゴブリンを屠って行く。


大きなゴブリンには、状態異常の矢を何十本か関節部分に打ち込んで、進む――


鑑定で確認できる所まで来たが、よくRPGで出て来るモンスターだろうからきっと……


鑑定すれば、ゴブリン王とでるだろうからあえて鑑定せずに、近づく――


ゴブリン王は、僕の気配を感じて、凄いスピードで、近づいて来るが、状態異常の為か、動きがたまに止まりながらこっちに、向かって来る。


僕は、『風神の舞』を放つ――


渦の中に固定するように、ゴブリン王は、居る。


僕は、魔力を上げて、頭部めがけて、魔弾を放つ――


ゴブリン王は、両膝から崩れる様に、倒れて塵と化す。


ゴブリン王を倒すと?


ゴブリン王のメダルとゴブリン王の斧と宝箱が現れる。


僕は、取りあえず魔法の巾着袋に、詰めながら先に進むと正面に石で出来た扉と左側にも同じような作りの扉がある。


僕は、まず左側の扉を握て回すが、開かない……


次に正面にあった扉を握って回すとカチャリと音が鳴り開く。


扉は、重そうに見えて、すんなりと開いた。


少し歩くと、四角い広場に出る。


そこには、床に五芒星の光輝く場所と石の机が並んで置いてある。


僕は、机に近づくと文字が書かれている。


ダンジョンを脱出するなら白く光る石板に触れる事。


ダンジョンのセーブポイントをするなら青く光る石板に触れる事。


そう書かれた机が置いてある。


僕は、先に進むつもりでいるので、青く光る石板に触れると?


全身に青く光が包み込まれて、石板からセーブ完了しましたと声が聞こえる。


次の地下に行くには、この床にある五芒星に入ると進める事も書いてあり。


僕は、恐る恐るゆっくりと五芒星に、足を入れると身体に包み込むように光が溢れ――


変な感覚の状態で、その場から消える。


眩しかったので、目を閉じていると?


どうやら地下二階に着いたらしい……


目を開けると辺りは、明るい部屋に着く。


ここが地下二階の部屋らしい……


一回にもボスらいいのが居たので、地下二階にも同じようなのが居るに違いない。


僕は、慎重に、地下二階のダンジョンを少しずつ進むのだった。

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