無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第15話 寝ながら睡眠学習【闇編初級4】

こんばんは、闇精霊様と僕は、挨拶をする。


こんばんは、マリアと返してくれる。


どうしたの?


今日なんか暗いよ?


今日で、初級の授業終わりなのよ……


またとうぶんマリアと会えなくなると寂しいなて思ちゃってね。


ちなみに、次の先生は、水精霊様です。


私の友達であり親友なのよねと水精霊は、微笑む。


昔六人の精霊で、冒険してた時代があるのと話し出す。


まだ私達があまり力なくて、皆で力を合わせて人型になるまで大変な道のりだったわ……


この世界には、人という形をした生き物は、少ないのね。


そして、この世界は、種族が多いい世界なの――


私達は、色んな世界へ足を運んで、やっと落ち着ける場所がここだったのよ?


貴方の初代のお爺さんに出会ってここに住もうと思ったのがきっかけね……


おかげで色々な物が見れて今はとてもしあわせよ、だってあなたに会えたのが生きてきた中で一番嬉しかったから……


「僕にですか?」


そう、マリアンローズに、出会えたと言う奇跡に私達六人は感謝してるのよ?


「僕の何か知っているかんじですね?」


あなたは、この世界に転生して蘇った狐族と言う事くらいなら解るのよ魂の色で……


こんなにも綺麗な魂は、今まで見た事ないて言うほどで、私達の姿が誰でもいいから見られたらなんて珍しく精霊同士で話し合ったくらいなのよ?


あなたが生まれた時にね。


そして、集会で出会ってまさか全員見える事が出来るとは、誰も思わなかったわね。


紅精霊もあなたの授業楽しかったて今でも言ってるくらいだし、私も今日で、初級魔法教えるのが最後だけど次会うまで待ち遠しいもの……


それくらいあなたは、精霊達に愛されているし、動物や万物にも愛されているくらいなのよ?


だから『魅力』・『誘惑』は、絶対にいつも使っているでしょ?


もうだいぶ慣れて、自由にコントロール出来る様になったと思うけどどう?


確かに、前ほど家族に影響はないみたいですけど……


次の中級を覚えるまでそのコントロールは、忘れずにやりなさいね。


闇精霊様は、僕の目をみて話す。


僕は、解りました。


がんばります。


そして、初級最後の授業が始まった。


今までのおさらいと新しい魔法を教えてもらう。


初めは、コントロール系次に、実戦、支援と学び今度は、狩りについての説明だった。


そのうちお姉様と狩りに行った際に、支援に回るか狩りに回るかで色々と違った場面がでてくる。


その時に、使える初級の魔法を教えて貰える。


闇精霊魔法の『探索』・『追跡』・『尾行』・『視線解除』・『感知』・『視野』この六個を習う。


ゲームとかだと闇属性とは違う気がするが、何故かこの世界では、闇属性として扱われている。


便利なスキルなので、一つ一つ丁寧に、映像を通して学ぶ。


数時間が経つと映像が終わる。


その時、闇精霊様が僕をギュッと抱く……


また次回半年後に成長したあなたを楽しみしているわねと笑顔で僕のおでこに軽くキスをしてくれる。


そのキスがきっかけなのか僕は、夢の中に落ちる。


現実の世界へと眠る――


朝方いつものように、お姉様と日課のマッサージをして、お風呂に入る。


お姉様から魔法どの編まで言ったのと聞かれ次に眠ると水精霊様が教えて下さると話すと?


マリアの魔法ペース早いねと笑う。


そして、水精霊様かぁ~


お姉様が懐かしそうに、呟く。


私も水精霊様に習ったけど凄くいい人だったよ?


ま、他の精霊様も皆良い人なんだけど?


なぜか凄い当時息があってなんか友達みたいだったかな?


お姉様は、昔を振り返るように、話し出す。


私が精霊様の加護を貰ったのて、マリアより後なんだよね……


二歳になってやっと言葉を理解出来る様になった時かな?


その時やったぁ~ て心で叫んじゃったくらい嬉しかっただけどね……


会場に行ったら、私より半年遅く生まれた子の方が凄い扱いで、なんかその場所に居たくないて思ってたら?


水精霊様が私をそこから連れ出して、綺麗な湖につれててくれたの――


今でも覚えてるけど凄く綺麗だった。


あの場所は、思い出の場所として今でもたまにいくかな?


お姉様僕も将来そこに行ってみたいです。


マリアならいつでも大歓迎だよ~


それから属性が三個あるて事が解ったとたん皆が私に注目してきたて落ちがあるだけどね……


普通は、属性は、最低一個か二個あるだけで凄いらしいだけど家系の血もあったか知らないけど?


紅・水・風と三属性が私の中にあって、凄く嬉しかった。


だってあの時の水精霊様に教えて頂ける事が嬉しくて、仕方なかった。


ま、でも初めは、紅属性様からは、うちのしきたりだから仕方ないけど――


何だかんだ魔法覚え始めたら色んな事が度でもよくなって、そしてね一番嬉しい事がその後起きるの!


そんなに、凄い事が起きるですか?


「うん!」


「マリアンローズ!?」


「貴女に会えてそれも妹として生まれてきてくれて――」


「私は、嬉しかった」


お姉様は、満面な笑顔をされる。


お父様とお母様に言われたの……


もう少し大人になれとかね……


でもねマリアが生まれてお姉ちゃんになると解ったらなんか色々バカバカしくなっちゃってね……


気づいたらマリアが居ればもういいやて気持ちになったの!


だから大きくなったら二人で狩りにいきましょうね。


今のマリアも可愛いけど?


私くらいになったマリアも私はみたいかな?


そんな話をお姉様とでお風呂でお話しする。


その後お姉様は、いつもの日課の狩りへとでかけるのだった。


僕も果実を飲んで、眠りにはいるのだった。

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