脳内電脳ゲイム
第四話 武器の在り処、悪魔の偉大さ。
『アキはいっつもぼーっとしてさ、気持ちが悪いんだよねー。」
『そうそう。あいつさ、ああ見えてなんか見えてるんじゃね?。」
『こっわっ、なにそれぇ〜。』
「…んーっ…うぅっ…。」
「アキさんっ!。」
気がつけばアキは起きて居た。目の前には心配そうな目で見るイルがいた。
「ん?アキさん起きましたのね?随分うなされてたようでしたけど…どうかなされたの?。」
「いやっ特には…ちょっと現実世界の俺の夢をみただけだ。それと、俺の事は呼び捨てで構わない。」
「承知致しましたわ、アキ。」
アキ達はイルとキルの戦いの後、あまりにも疲れてしまってその場で寝てしまったのだ。
アキは、
この夢を見て、
『現実世界に帰りたくない。』と、
思っていた。
アキは、頭の中に電子機械が搭載されている。もちろん周りの人には頭の中に電子機械が入ってることなんて知らない。なので、他の人からしたらぼーっとしてる様にしか見えないのだ。
だからだ、
アキが現実世界でいじめにあっていたのだ。
「そういえば…アキははまだ何も武器を持っていませんでしたね。」
ふと、イルが思い出した。
「そうだな。」
「それなら大丈夫ですわ、アキ。」
自信有り気に言い切ったキルの言葉に疑問に思ったアキは、キルに、
「何が大丈夫なんだ?キル?。」
と、訪ねた。
「アキの武器ですわ、私、武器が隠されてる所、分かりますの。」
「キル!私が居ない間に城を抜けるなと!…。」
「じゃあどうしてキルと再会した時、叱るのを忘れてたのは誰ですか?女神さん。」
「そっそれは…。」
イルはアキの鋭い発言にただただ誤魔化すだけだった。
「で、何処にあるんだ?武器っていうのは。」
「私達の城ですわ!。」
「キル、本気で言ってるんですか!?。」
どうやらイル達の城だったらしく、イルは焦る。
「本気ですわ。そうと決まれば私達の城へ行きましょう!。ですわっ。」
「じゃあ行くぞ、るる、五真、奈瑠。」
「はぁーいっ!るるっいっきまぁーす!にゃっ。」
「五真。参る。」
「はっはいぃっ…なっ…奈瑠…いく…です…。」
そしてアキ一向はなんとか天界へと来て、城に着いた。
「ここが私達の城ですわ!。」
「はい。本来なら私が王座に座ってゲーム世界の状況を確認しています。」
「だが『アイズ』が現れ、そのゲームが消滅したから女神さん自らここに来たって事ですか。」
「そうです。そして私が居ない間、キルにゲーム世界の確認をお願いしたんです。当然抜けたらゲーム世界にいつバクが起こるかも分からない。だからキルに城から出るなと伝えたのです。」
長々と事情説明した後、武器のある部屋まで来た。だが、人影があった。
「お前ら!何してるんだ!?。」
荒々しく話す兵士、イルとキルは見覚えが無いらしく、二人共丸い目をしていた。
「あなた…ここの兵士じゃありませんね。」
「どっ…どうしてわかった!?。」
「私達の城に仕えてる兵士の装備には全て五つ星のマークを施しています。あなたの装備には私達の城の象徴の五つ星のマークが無いのでここの兵士じゃ無いんです。」
イルの推理が終わった。アキは大人しく事情を聞いた。
「どうして城に入ったのですか?。」
「しょうがない、話してやろう、…俺はゲーム上の悪の集団、『アイズ』に仕えてる兵士さ、そして俺は上の人に『あいつらがいる城へ行け、あいつら、今はいないらしい。武器を取って戦わせなくしろ。』とな、だから俺はここに来た。そしたら都合よくお前らが来て…。」
またまた長々と事情説明をした『アイズ』の兵士は、アキ達な前へ立ち塞がり、
「だがな、お前らを通すわけにはいかない。」
「どうしてですか?ここは私達の…。」
「うるさい!黙れ、ここを通した最後、『アイズ』は俺の事を火炙りとかして殺して来るだろう。だからだ。ここを通りたくば俺を倒してからにするんだな。」
だんだんどこかのアニメのシーンだと思ったアキは、兵士に、
「俺らを倒して何がいいんですか?武器を取ろうとしたあなたが正義のヒーローぶってるんですか。」
と言った。
「とにかく、俺を倒してからだ、話すのは。」
「いいじゃない、受けて立ちますわ。」
「るるもにゃ。」
「俺も同じだ。俺の拳でぶっ飛ばすっっ。」
「できるかどうか…分か…らないですけど…頑張り…ます…。」
「私もです!ここを『アイズ』に占領されたらゲームの女神である私の名が汚れますもん!。」
みんなの意見が一致した。兵士と戦闘する気があるようだ。
そして兵士との戦闘が始まる____
______武器の在り処、悪魔の偉大さ。______
あとがき
どうも、月神です!今回は、いつもより少なめに書きました。次回はゲームでは当たり前中の当たり前、バトル要素を入れまくります!
さあ、どちらが勝つでしょう?。
ではまた第五話で!ありがとうございました!
『そうそう。あいつさ、ああ見えてなんか見えてるんじゃね?。」
『こっわっ、なにそれぇ〜。』
「…んーっ…うぅっ…。」
「アキさんっ!。」
気がつけばアキは起きて居た。目の前には心配そうな目で見るイルがいた。
「ん?アキさん起きましたのね?随分うなされてたようでしたけど…どうかなされたの?。」
「いやっ特には…ちょっと現実世界の俺の夢をみただけだ。それと、俺の事は呼び捨てで構わない。」
「承知致しましたわ、アキ。」
アキ達はイルとキルの戦いの後、あまりにも疲れてしまってその場で寝てしまったのだ。
アキは、
この夢を見て、
『現実世界に帰りたくない。』と、
思っていた。
アキは、頭の中に電子機械が搭載されている。もちろん周りの人には頭の中に電子機械が入ってることなんて知らない。なので、他の人からしたらぼーっとしてる様にしか見えないのだ。
だからだ、
アキが現実世界でいじめにあっていたのだ。
「そういえば…アキははまだ何も武器を持っていませんでしたね。」
ふと、イルが思い出した。
「そうだな。」
「それなら大丈夫ですわ、アキ。」
自信有り気に言い切ったキルの言葉に疑問に思ったアキは、キルに、
「何が大丈夫なんだ?キル?。」
と、訪ねた。
「アキの武器ですわ、私、武器が隠されてる所、分かりますの。」
「キル!私が居ない間に城を抜けるなと!…。」
「じゃあどうしてキルと再会した時、叱るのを忘れてたのは誰ですか?女神さん。」
「そっそれは…。」
イルはアキの鋭い発言にただただ誤魔化すだけだった。
「で、何処にあるんだ?武器っていうのは。」
「私達の城ですわ!。」
「キル、本気で言ってるんですか!?。」
どうやらイル達の城だったらしく、イルは焦る。
「本気ですわ。そうと決まれば私達の城へ行きましょう!。ですわっ。」
「じゃあ行くぞ、るる、五真、奈瑠。」
「はぁーいっ!るるっいっきまぁーす!にゃっ。」
「五真。参る。」
「はっはいぃっ…なっ…奈瑠…いく…です…。」
そしてアキ一向はなんとか天界へと来て、城に着いた。
「ここが私達の城ですわ!。」
「はい。本来なら私が王座に座ってゲーム世界の状況を確認しています。」
「だが『アイズ』が現れ、そのゲームが消滅したから女神さん自らここに来たって事ですか。」
「そうです。そして私が居ない間、キルにゲーム世界の確認をお願いしたんです。当然抜けたらゲーム世界にいつバクが起こるかも分からない。だからキルに城から出るなと伝えたのです。」
長々と事情説明した後、武器のある部屋まで来た。だが、人影があった。
「お前ら!何してるんだ!?。」
荒々しく話す兵士、イルとキルは見覚えが無いらしく、二人共丸い目をしていた。
「あなた…ここの兵士じゃありませんね。」
「どっ…どうしてわかった!?。」
「私達の城に仕えてる兵士の装備には全て五つ星のマークを施しています。あなたの装備には私達の城の象徴の五つ星のマークが無いのでここの兵士じゃ無いんです。」
イルの推理が終わった。アキは大人しく事情を聞いた。
「どうして城に入ったのですか?。」
「しょうがない、話してやろう、…俺はゲーム上の悪の集団、『アイズ』に仕えてる兵士さ、そして俺は上の人に『あいつらがいる城へ行け、あいつら、今はいないらしい。武器を取って戦わせなくしろ。』とな、だから俺はここに来た。そしたら都合よくお前らが来て…。」
またまた長々と事情説明をした『アイズ』の兵士は、アキ達な前へ立ち塞がり、
「だがな、お前らを通すわけにはいかない。」
「どうしてですか?ここは私達の…。」
「うるさい!黙れ、ここを通した最後、『アイズ』は俺の事を火炙りとかして殺して来るだろう。だからだ。ここを通りたくば俺を倒してからにするんだな。」
だんだんどこかのアニメのシーンだと思ったアキは、兵士に、
「俺らを倒して何がいいんですか?武器を取ろうとしたあなたが正義のヒーローぶってるんですか。」
と言った。
「とにかく、俺を倒してからだ、話すのは。」
「いいじゃない、受けて立ちますわ。」
「るるもにゃ。」
「俺も同じだ。俺の拳でぶっ飛ばすっっ。」
「できるかどうか…分か…らないですけど…頑張り…ます…。」
「私もです!ここを『アイズ』に占領されたらゲームの女神である私の名が汚れますもん!。」
みんなの意見が一致した。兵士と戦闘する気があるようだ。
そして兵士との戦闘が始まる____
______武器の在り処、悪魔の偉大さ。______
あとがき
どうも、月神です!今回は、いつもより少なめに書きました。次回はゲームでは当たり前中の当たり前、バトル要素を入れまくります!
さあ、どちらが勝つでしょう?。
ではまた第五話で!ありがとうございました!
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