学園のアイドルと同居することになりましたが・・・

seabolt

精神的フルボッコ

「で?どうなんだ?この間の振られたのは二人の演技だったのか?」

カチャリと眼鏡を直す佐久間・・・その目は鋭い

「だから・・違うんだって」

「今更隠すことか?水樹さんみんなの前で恵のこと大切な人って宣言したんだぜ」

ばん!!と背中を叩く本田は、ハハハと笑っているがその表情は怖い

そして、クラス中の目と耳が俺に向いているのに気付いた。

「うわ!!」

「どうなんだ?」

皆が俺を取り囲んだ。お腹の痛みもまだ治まっていないのに

「どうなんだ?」

「早く教えてよ」

プレッシャーが半端ない。シャーがアムロから感じたプレッシャーを絶対に凌駕している。

こんな精神的苦痛を味わうなんて、もう駄目だ。

エヴァのシンジくんなら逃げちゃだめだと言うに決まっている。しかし、ここは

宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長だ。「逃げよう!!」

そうだ。逃げるは恥だが役に立つこともあるって、

「艦長!!撤退するのですか?」

「このままでは全滅するだけだ。撤退する!!」

よし・・・逃げよう!!と俺が決心した瞬間、みんなの後ろから水樹さんの声がした。

「私の大切な人をいじめないでよ」




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