本当の恋愛
もしも付き合い続けていたら?2(終)
 お互いの希望進路も決まり、1月の大学入試に向けて2人で勉強会を開くことになった。2人とも地元の国立大学志望だ。
2人で同じ大学に入れれば良いのだが、当然倍率もかかるし、僕は模試試験ではD判定だった。それに比べて、彼女は模試試験でA判定だった。彼女は仮に入れたとしても僕はこれからかなり頑張らないと合格することは難しい。
僕は、高校の先生に「お前にはレベルが高すぎる。もう1つランクを落とせ」と言われた。でも1つランクを落としてしまえば彼女と同じ大学には行けれない。
何としても4年間彼女と同じ大学で過ごしたい。その一心で勉強に励んだ。
彼女との勉強会で、彼女は僕の苦手な数学を教えてくれた。彼女も勉強しなければいけないのに、僕が分かるまで何時間でも丁寧に教えてくれた。そんな彼女の姿をみて僕は「絶対に彼女のために合格してみせる!」そう誓った。
デートもせずに毎日毎日勉強に励んだ。そして大学入試の日がきた。
一緒に合格出来たら、旅行に行こうという約束をしていた。
そして、試験は始まった。今までやってきたことは全て発揮できた。正直手応えはあった。
試験が終わりすぐに彼女に会いに行った。
そしていきなり
彼女「どうだった?」
僕「手応えあり!」
彼女「よかった。これで同じ大学行けるね!」
この時は僕も同じ大学に行けると思っていた。
・
・
・
・
・
そして合格発表の日がやってきた…
僕の受験番号は528番
そして合格した番号が張り出される。
僕「528.528.528.528.528.あってくれ」
・
・
・
・
・
あ、あった。これで彼女と同じ大学に行けるそう思っていた。
そして彼女の元へ向かった。だが、彼女は何故か泣いている。嫌な予感がした。
ドキドキしながら彼女に「何かあった?」
と聞くと
彼女は「ごめんごめん」と謝るだけだった。泣いている時に察したがそういう事だ。彼女と同じ大学に行くことはできないということ。
なぜ彼女が落ちて、僕が受かるのか謎だった。彼女は高校でも学年トップ、そして生徒会長。それに比べて僕は底辺高校の学年最下位なのに何故…
合格したのに悔しくてしょうがない。そして、彼女になんて言葉をかければいいのかわからない。
結局帰り道、一言も言葉を交わさずに別れることになった。その後も連絡せず、当然会ってデートすることもなかった。
正直会いたくて会いたくて仕方なかった。でも会って何を話せばいいのか、僕には分からなかった。彼女とデートをしていつも通り楽しめるのか?いつも通り会話できるのか?そんなことを出来る自信は僕にはない。
それでもどうしても話がしたくてLINEをしてみた。
僕「これからどうするの?」
彼女「浪人するよ。」
僕「何で?」浪人するとはおもってなかった。
彼女「そりゃ、あなたと同じ大学に行きたいからよ!」
てっきり、私立の大学に行くと思っていた。それよりもこんな言葉を聞けて嬉しくて仕方なかった。
そして、彼女は一浪して僕と同じ大学に合格した。今年から僕と彼女は同級生だ。
何故同級生なのかって?それは僕が留年してしまったからだ。
親には「何してんだ!ふざけるな!」と怒られたが、僕とすれば彼女と4年間一緒の大学に通えるのでラッキーだった。 
そして2人で楽しいキャンパスライフを楽しみ、大学卒業後の23歳の年に2人は結婚する。
みなさんどうでしたか?
5話書く予定でしたが2話で終わります。
500文字程度の予定でしたが1450文字書いてました。
コメントまってますね!
2人で同じ大学に入れれば良いのだが、当然倍率もかかるし、僕は模試試験ではD判定だった。それに比べて、彼女は模試試験でA判定だった。彼女は仮に入れたとしても僕はこれからかなり頑張らないと合格することは難しい。
僕は、高校の先生に「お前にはレベルが高すぎる。もう1つランクを落とせ」と言われた。でも1つランクを落としてしまえば彼女と同じ大学には行けれない。
何としても4年間彼女と同じ大学で過ごしたい。その一心で勉強に励んだ。
彼女との勉強会で、彼女は僕の苦手な数学を教えてくれた。彼女も勉強しなければいけないのに、僕が分かるまで何時間でも丁寧に教えてくれた。そんな彼女の姿をみて僕は「絶対に彼女のために合格してみせる!」そう誓った。
デートもせずに毎日毎日勉強に励んだ。そして大学入試の日がきた。
一緒に合格出来たら、旅行に行こうという約束をしていた。
そして、試験は始まった。今までやってきたことは全て発揮できた。正直手応えはあった。
試験が終わりすぐに彼女に会いに行った。
そしていきなり
彼女「どうだった?」
僕「手応えあり!」
彼女「よかった。これで同じ大学行けるね!」
この時は僕も同じ大学に行けると思っていた。
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そして合格発表の日がやってきた…
僕の受験番号は528番
そして合格した番号が張り出される。
僕「528.528.528.528.528.あってくれ」
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あ、あった。これで彼女と同じ大学に行けるそう思っていた。
そして彼女の元へ向かった。だが、彼女は何故か泣いている。嫌な予感がした。
ドキドキしながら彼女に「何かあった?」
と聞くと
彼女は「ごめんごめん」と謝るだけだった。泣いている時に察したがそういう事だ。彼女と同じ大学に行くことはできないということ。
なぜ彼女が落ちて、僕が受かるのか謎だった。彼女は高校でも学年トップ、そして生徒会長。それに比べて僕は底辺高校の学年最下位なのに何故…
合格したのに悔しくてしょうがない。そして、彼女になんて言葉をかければいいのかわからない。
結局帰り道、一言も言葉を交わさずに別れることになった。その後も連絡せず、当然会ってデートすることもなかった。
正直会いたくて会いたくて仕方なかった。でも会って何を話せばいいのか、僕には分からなかった。彼女とデートをしていつも通り楽しめるのか?いつも通り会話できるのか?そんなことを出来る自信は僕にはない。
それでもどうしても話がしたくてLINEをしてみた。
僕「これからどうするの?」
彼女「浪人するよ。」
僕「何で?」浪人するとはおもってなかった。
彼女「そりゃ、あなたと同じ大学に行きたいからよ!」
てっきり、私立の大学に行くと思っていた。それよりもこんな言葉を聞けて嬉しくて仕方なかった。
そして、彼女は一浪して僕と同じ大学に合格した。今年から僕と彼女は同級生だ。
何故同級生なのかって?それは僕が留年してしまったからだ。
親には「何してんだ!ふざけるな!」と怒られたが、僕とすれば彼女と4年間一緒の大学に通えるのでラッキーだった。 
そして2人で楽しいキャンパスライフを楽しみ、大学卒業後の23歳の年に2人は結婚する。
みなさんどうでしたか?
5話書く予定でしたが2話で終わります。
500文字程度の予定でしたが1450文字書いてました。
コメントまってますね!
コメント
夜桜日々哉
全部読んで見ました!
現実味があって面白さもあるいい作品だと思います!
共感もできるし説明も丁寧なので分かりやすかったです!
亜蓮
自分もこんな恋愛してみたかったな〜と思う作品です
こた
長いコメントありがとうございます!
良かったと捉えてよろしんですかな?笑笑
美浜
無事、ハッピーエンドで終わりましたね。
一瞬ハラハラしたけどよかった。