3つの国から異世界召喚されたんだが・・・

ØωØver!

(勇者side)帝国3

すいません設定するの忘れていました
遅くなりました。



「あれ、どこかへ行かれるんですか?」

商人のおじさんは声をかけてきた

「金が心許ないから狩りにでも行こうかなと思って」

「そうですか
では、倒したものの中で私が買い取れるものは買取りましょうか?」

「そうだなぁ
そうしてくれると助かる」

「この付近ですとブルーボアやレッドボアといったボア系が多いです
あ、最近ブラックベアが出ると聞いてますので気をつけてください」

「そのブルーとかレッドとかってのは?」

「魔物の中には色で強さを判断できる個体がいるんですよ
ボア系やベア系はそうです
緑が比較的弱くて、黒、青、赤、白と強くなっていきます
ただし、白い魔物を殺すと罪になります
その昔、全ての国に天啓があったと言われています。『我らの眷属白き魔物になりて汝らを視る。殺めし時天罰が降るであろう。』」

「なるぼど
そんな言い伝えもあるんですね
分かりましたでは行ってきます」





「今の自分の強さがいまいちわからないから緑と青に挑戦してみるか」

とそんなことを言っているとちょうど緑色のイノシシがいた

「とりあえず気づかれないようにっと
ハッ」

瓏はグリーンボアの体を横から殴った

「ブモォォオオオオ」

(やっぱ1発殴っただけじゃ全然か)

「おっと、臨戦態勢に入ってやがる」

グリーンボアは足踏ん張り瓏に突っ込み始めた

「ブモォォオオオオ!!」

まさに猪突猛進
瓏が避けると木にぶつかり倒れた

「おいおい、持って帰るの大変だし
木にぶつかって終わりってなんかなー」

グリーンボアは50センチほどの大きさだった
帰り道もうすぐ村につく時ブルーボアとも出くわした
瓏が5発のパンチをブルーボアの体に当てることに成功し倒すことが出来た

「グリーンボアとブルーボアですね
どちらとも買い取らせていただけますが
銀貨1枚と大銅貨5枚でどうでしょう」

「じゃあそれで」

それから子供と遊んだりさせられながら2日が経過した

「それじゃあ我々も行きましょう」

「ばいばーい
お兄ちゃんもちっちゃいお姉ちゃんもまた来てね」

とそんなことを言われながら村を出て都市を目指した




瓏達が山をこえた頃

「至急王にご報告しなければ」

「王よご報告がございます」

「なんだ申せ」

「勇者が2名いなくなっているとの報告が」

「何?それは誠か」

「はいこちらでも数えましたが間違いないかと」

「至急情報を集めよ、奴らの服装は嫌でも目に付く」

「はっ」

「次から次へと問題が起きよって
くそっ」

王は悪態をつきながら報告を待った
それから1日して

「王様勇者の情報が少し入って参りました」

「申せ」

「我らがワイバーン等と戦っている時に城下で見たと
その後そのような服装をしている者は誰も見ておりませんでした」

「ちっ」

「これは私の考えですが、城下にいた際に
ワイバーン等との交戦が始まり城下は混乱、彼らは力を持ち合わせません故に逃げたワイバーンに食べられた可能性も」

「確かに1匹のワイバーンに逃げられたな
食べられた可能性があるかもしれない
ただし、可能性の範囲だ
もし、あの最中に隣の王国や獣人国にでも逃げ込まれてでもしてみろ
我が帝国が勇者召喚をしたのを知り皇国でも王国でも勇者召喚が行われたと言う情報が入っておる」

「そ、それは」

「元々均衡を保っていた
勇者召喚をしても尚均衡が保たれていた
だがその内の1つが力を2つも失い何処かは2つを手に入れたとなると大問題だ
よって、生きている可能性を考え、周辺の山々の捜索を命じる」

「はっ」





神無月 瓏(かんなずき りょう):男

16歳

Lv.4

HP1050

 MP1050

 攻撃力960

 防御力300

 俊敏性750

【称号】
2つの国に召喚されし者 異世界人
上位神の加護 平等な者
【魔法】
 土 風 炎

【武術】
体術Lv3  弓術Lv3

【ユニークスキル】
百発百中

【スキル】
言語Lv- 鑑定Lv1 身体強化Lv1
HP自動回復Lv1 危機感知Lv1
視覚強化Lv2(up)

誤字脱字ありましたらコメントの程よろしくお願いします

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