3つの国から異世界召喚されたんだが・・・

ØωØver!

第四十二話 待つ時間

「それじゃあ昨日言った通りでよろしく
ライリー、アリア行こうか」

「「はい」」

「それじゃあ、今からダンジョン30階の階段を降りた所で待ってるから
出来れば今日中無理なら次の日でもいい」

「「はい」」

シイナは以前に30階までそれほど時間をかけずに言ったがギルドで聞いてみると30階まで行くのに銅ランク冒険者が本気で6人パーティでその日に着くかどうからしく
その事を知った時は驚いたなので、今回は2人がどれぐらいの時間で来れるのかを見せてもらうことにした

「はいこれ
魔法袋を2つ渡す内容量はそれほど大きくない
中には一応三日分の食料が入っているあとはポーション等だその辺は考えながら使ってくれ
あと、魔物は襲ってきたら倒す感じでいい」

何やかんや走りながら説明していたら着いたのでシイナはダンジョン脇にある転移装置で31階まで一気に降りることにした

「無理せずに頑張れ」




(それにしてもこの転移装置家に欲しいなそしたら家何個も買わなくて済むのに
いや、でも、置き場が居るか)

「さて31階まで来たし多分最低でも半刻は来ないだろうこの階の魔物倒しますか」




それからちょうど一日が経過した頃
コツコツコツと階段を降りてくる足音が聞こえてきた

「来たか」

と、思ったがそれは別の6人組のパーティだった

「うお、どうしたんだ坊主
他のパーティメンバーはどうした?」

声をかけてきたのは褐色の肌の短髪のおっさんだった

「ここで待ってるんだ」

「そうか、パーティメンバーが死んだわけじゃねーんだな
それならいいこの辺りの魔物は強ぇーから気ぃつけろよ」

そう言っておっさんのパーティは進んでいった

「今日は来そうに無いな
飯食べて寝よっと」

(さて、このまま寝たら魔物に襲われてしまうか)

「サンドコクーン」

すると、シイナの周りを包むように半径1mの円ができた

「これで寝れる」




said褐色のおっさん

「さっきの奴強そうに見えませんでしたね」

「確かに見た目はそうだったな
だがありゃかなりの化け物だぜ多分
俺だったら1人でこんな所真っ平御免だ
確実に死ぬからな」

「俺も1人は御免だな」

「あっしも」

「私も嫌ね」

「全くだ」

「ね」

「それだけの実力があるってことだな
銀ランク以上の実力があるって事は確かだろうぜ
それにしても魔物と出くわさねーな
異常でも起きてんのか?」

「嫌なこと言わないでくだせい」

「俺たちの目標の40階クリアしたらギルドに報告でいいんじゃないか」

「「「「賛成(だ)(よ)」」」」

「よし、気を引き締めて行くぞ」

「「「「「おぉー」」」」」




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