3つの国から異世界召喚されたんだが・・・

ØωØver!

閑話1

今日から更新再開
10日、20日、30日に更新したいと思います





私の名前はアネルカ受付嬢として働いている

「あ、こんにちは今日はどのようなご要件で」

「クエスト依頼をお願いします」

「分かりました
ではこちらの紙に内容をお書き下さい」

そうして仕事を終えると何故か夜にギルド長から呼び出され、ギルド長の部屋に向かった

コンコン
「ギルド長アネルカです」

「入れ」

「失礼します」

呼ばれた内容を聞くと依頼書のミスがあり、依頼主が怒っているという私は見覚えがなかったので否定したが、先輩受付嬢達が証言しているのだと言う

「ま、君も疲れが溜まっているのだろう今回は不問とする
君には期待しているぞ」

そして次の日もいつものように仕事をしていると貴族様の使いという人が来たので対応に回ろうとしたが先輩受付嬢に邪魔をされ、取られてしまった
取られただけならまだしも、先輩受付嬢の仕事を押し付けられた
私はしぶしぶ受けるしかなかった。

「はぁ、どの職でも先輩や上司からの嫌がらせは尽きないらしいしな...((ボソッ…」

そしてその夜またギルド長から呼び出された
今度は何かと思い行ってみると、ギルド長がかなり怒っているのが目に見えて分かった

「君は何をしたのか分かっているのか?」

「すいません、分かりません」

「今度は貴族依頼関係でミスをしたのにわからないと言うんだね?」

(貴族関係の依頼?そんなの覚えがない
前に来たのは先輩受付嬢に取られたし、)

「最近貴族様関連で依頼を受けた記憶がありません」

「受けたのは君じゃないと聞いている。
だが、するように強要したのが君だと聞いている。これはその日に居た受付嬢全員の証言だ」

その日は運悪く後輩や仲のいい同僚がひとりもおらず、先輩受付嬢や私を嫌っている同僚しかいなかったのだ

「貴族はこの依頼の責任者を奴隷落ちにさせろと言ってきた。」

(そ、そんな、これだけ真面目に働いて来たのに、こんな、こんな言いがかりで奴隷落ちになるだなんて、、、)

私は泣き崩れるしか出来なかった
そして私の奴隷落ちが決まった

仲の良かった受付嬢達は何かの間違いだと言ってくれたが、最後まで覆ることはなかった

あれから1週間ほどが経過しただろうか
私はスロル小国の都市で売られるみたいだ
それから馬車で揺られること1日で着いた

私は店頭に並ぶことなく買いが決まったようだ
私は不安しかなかった
男だった場合性奴隷にされてしまうのだろうか、買い手が男でも女でもストレス発散に使われたら、嫌な想像しか浮かばず涙が止まらなかった、、、だが、想像とは違い成人したばかりくらいの男の子だった、嫌な想像が頭をよぎったがそれは無いとは思えた、彼の後ろにいるのは私と同じ奴隷なはずなのに、笑顔で主人の後ろにいるのだ

そして、その日にこの主人に買って貰えて良かったと思えた。



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