3つの国から異世界召喚されたんだが・・・

ØωØver!

第十八話 最初のオーダーメイド

「なにか意外でしたか?」

「いやな、どんな武器にも魂はある
武器を鍛えた奴は息子だと思っている奴が多いんだ
だが、今の冒険者は道具としてしか考えない奴が大半だ
だから武器を葬ってやろうというやつを見たのは久々で嬉しかったのさ」

(なるほど)

「新しい剣だったな
資金はどれくらいだ?」

「うーん、金貨1枚と言ったところですかね」

「なら、オーダーメイドにしたらどうだ」

「オーダーメイドですか?」

「ああ、自分に最も適した長さって言うのは1番力が乗るだから威力が増すんだ
長さや重心が変わっただけで倍の力が出たってのも聞く」

「ではそれでお願いします」

「なら、この10本を1本ずつ持ってみてくれ」

しいなは言われた通り1つずつ持ち長さや重心を決めていった
剣の葬り方も聞いた

「じゃあ、3時間後来てくれ」

「わかりました」

(葬りに行くか)

~送り場

そこには古びた小屋があった
誰もいない
祭壇のようなものががあるだけだ

「ここに剣を置いて祈るだけか」

カチャ

(短い間だったが良くやってくれた
ありがとう)

剣は少しずつ光消えていった

(残り時間調べ物をしておくか)

~3時間後

「おう、来たな
これがお前さんの剣だ」

店主が持っていたのは
90センチくらいの少し細めの剣だ

「金貨1枚と銀貨1枚大銅貨5枚だ」

しいなはお金を渡して剣を受け取った

「ありがとう」

「毎度あり」

(スロル小国の都市近くのダンジョンにいくか
どうせ行くならギルドで護衛依頼を受けよう)

~ギルド

「すいません
都市までの護衛依頼ありますか?」

「丁度あと一人入れる依頼があるわよ
もう行っちゃうのね」

そう悲しそうにカナさんはいった

「そうですね、旅をしようと思ってますから」

カナさんと少し雑談をしながら依頼を受けた

「依頼を受けつけました
今が12時ですので1時出発と聞いています
今から行って挨拶をしてきてください」

「わかりました」

~門
「護衛の依頼を受けて来たしいなです」

「どうも初めまして商人をしております
ザトルと申します
都市までよろしくお願いします
あちらの馬車に他の冒険者はがいますので
荷物が積み終わるまで少々お待ちください」

しいなは言われた馬車に向かった




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