3つの国から異世界召喚されたんだが・・・

ØωØver!

第十三話 予期せぬ事態

「この辺りにいるはずなんだが」

しいなはゆっくりと獣道ならぬ魔物道を進んでいた

「おっ」

(あれだな
まだこちらは見つかっていない先手必勝と行きますか)

「ブヒッ」

「ブヒッ」

しいなは2匹のうちの1匹を素早く倒した
がここで危機感知が危険信号を送ってきた
しいなは素早く右に飛んだ
するとしいながさっきまでいた位置に剣を振り下ろしたオークがいた

(さっきまで2匹だったのに近くにいたってことか
しかも普通のオークじゃない)

「ちっ、やばいかもな」

しいなは思考を巡らせた

(安全を選ぶなら逃げるのが得策だ
だが、見るからに普通のオークとは違うのが何体もいる
この数の相手のスキをついて逃げようにも逃げる前に殺されるだろう
ここは戦おう)

「ブヒィィィイイイ」

「「「「「「ブヒッッッッ」」」」」」

(そうだ鑑定があるじゃないか
  
鑑定)



オークエンペラー

Lv30

HP30000

 MP???

 攻撃力???

 防御力???

 俊敏性???

【称号】
オークの帝王
【魔法】
 

【武術】
剣術Lv4 ???
【スキル】
???




オークキング

Lv20

HP15000

 MP???

 攻撃力???

 防御力???

 俊敏性???

【称号】
オークの王
【魔法】
 

【武術】
剣術Lv3 
【スキル】




(やべえ鑑定のレベル上げてないから全然見れねー
HPだけでも5倍
キングでも2倍以上か
せめて俊敏性だけ見れたらよかったのに
今度からはしっかり上げておこう
反省は後だ見れない以上戦うしかない)

しいなはオークエンペラーを牽制しスキを作らないようにしていた

(今は牽制がきいているみたいだな
他のやつにも牽制がきいているみたいだ
お、いい作戦を思い付いた
見っとも無い作戦だが生きて帰らなければ意味が無い今はこれ以外にない)

そう考えるとしいなはオークエンペラー達から距離を置いた

「使ったことは無かったが
「ファイヤボール」
「ファイヤアロー」
「アイスランス」
「アイスショット」
「サンダーボール」
「サンダーランスアロー」
「ハリケーン」
「ウィンドカッター」
「ウィンドランス」・・・etc」

(とりあえず打ち続けるしかないな
相性ってめんどくさいなー火の時水使えねーし)

しいなは初めて魔法を使い攻撃した
その威力はあまり無いものの相手のHPを徐々に削っていった

いろんな魔法を打ち続けること15分
オークエンペラー以外のオークが倒れた
オークエンペラーも剣が折れ素手になっていた
しいなのMPも底をつきそうだ
決着の時かそう思われた

「そろそろか」

「ブヒッッッッ」

オークエンペラーは最後の悪足掻きといわんばかりにスキルを使用した
しいなは油断してしまった

「なに!!
ぐはっっ」

ドン

しいなはギリギリ剣でガードしたものの吹き飛ばされ木に激突した

「やべーな折れてはいないがヒビくらいは入ってるかもしれねーな」

オークエンペラーは好機とばかりに詰め寄ってきた

(オークエンペラーがどんなスキルを使ったかを見なければどうしようもない)

そして鑑定を使った


誤字脱字ありましたらコメントの程よろしくお願いします

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