3つの国から異世界召喚されたんだが・・・

ØωØver!

第九話 ダンジョンと遺跡

「この3つの依頼を受けたいんですが」

「はい
ギルドカードの提示をお願いします」

「はい」

「お預かりします」

受付嬢はギルドカードを受け取ると石のプレートの上にかざした

「お返し致します
夜は危険ですので明日行くことをオススメします」

「宿を取ろうにも金がないからなぁ」

「それでしたらギルド向かって右隣に初心者用の宿がございます
1泊のみですが後払いで泊まることができます。ギルドで依頼を完了した時その分の宿代を引かせて頂いております」

「1泊いくらですか?」

「大銅貨1枚です
白ランクでもしっかり依頼をしていれば一日で返せるようになっております」

「なら、依頼は明日にしておこうかな」

そういい、しいなはギルドを出て右隣の宿屋に向かった

「いらっしゃい
ギルドカード見せてくれ」

「どうぞ」

しいなは店主に言われた通りにギルドカードを見せた

「オーケーだ
しいなと言うのか
お前さんの部屋は201号室だ
明日の12時にはお前さんの部屋では無いからな気をつけろよ」

しいなは201号室に入った
そこは3畳程の大きさでベットがあるので大銅貨1枚なら十分すぎるほどだった

「ふう、今日はかなり歩いたから少し疲れた」

(歩いただけだからステータスに変化はないだろう)

しいなは寝ることにした

そして夜があけた

「よく寝たー
さて、準備も終わったし門に向かうか」

~門
「ギルドカードを作ってきました」

「その前にこの水晶に触れながら
「ここを通る時に銀貨1枚払った」と言ってくれ
この水晶は嘘か本当かを見抜くことが出来る魔道具なんだ」

しいなは手を乗せ「ここを通る時に銀貨1枚払った」と言い確認が取れると質問し始めた

(そんな魔道具があるのか)

「俺はしいなって言います
その魔道具はそんなに数多くあるんですか?」

「ああ、俺はディランだ
これは人工魔道具でなオリジナルを元に作られた劣化版魔道具だな」

「オリジナルはどこにあるんです?」

「オリジナルって言っても5つあってな
王国等の大都市と呼ばれるところにある」

「オリジナルはどこで見つかるんです?」

「ダンジョンや謎の遺跡と呼ばれる所にあるらしい
ダンジョンは自然発生で遺跡は数千年前に人の手によって作られたと言われている
遺跡を作るのはダンジョンで取れた魔道具を収納するためにと言われていてそう言われるだけあって攻略された遺跡からはかなりの数の魔道具が出たらしい」

「ダンジョンと遺跡ならどっちらの方が効率がいいですか?」

「ダンジョンだな
魔道具の出る確率は極めて低いが
遺跡の攻略難度といったら30万人の軍隊を出して2人帰ってきたらいい方だからな
しかも攻略できずの撤退でだ」

「なるほど、いろいろ情報ありがとう」

(ダンジョンや遺跡かギルドで調べてから行ってみるのも悪くないな)

そう言って魔物と薬草を狩りに行くのだった



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