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ドラゴンでもチートなのに、竜神になってさらにチートに!

刺身食べたい

第7話:魔法(前編)

   暫く悲しんでいた父さんーーメンタルが弱すぎるーーだが、何か吹っ切れたのか、一言、「外に行く」と言った。
   俺は一緒に外に出た。

「これから『魔法』を教える。だが、魔法は『魔力』を認知しなければ使うことは出来ない。その為にこれから魔力を認知させる」

   !!うんうん、ファンタジー用語が増えて異世界らしくなってきたな!!

「ネルム、両手を前に挙げてみなさい」

   俺は言われた通りに両手を前に挙げた。これから何をするのだろうという思いで俺はワクワクしていた。ワクワクしていて気が抜けていたからか、突然両手を掴まれてとても驚愕した。それに先程のことーー父さんのステータスーーもあって恐怖した。
   だが、乱暴に掴むわけでもなくむしろ壊さないようにゆっくりと優しく掴んでくる。

   俺は自分を責めた。勝手にステータスを見て、勝手に恐怖する。あまりにも理不尽すぎる。きっと父さんも怖いんだ‥‥‥だから、俺から歩み寄っていかないと!!
   俺はそう思い、父さんの手をぎゅっと握った。父さんは凄く驚いていたが、優しい表情を浮かべ、ゆっくりと優しく握り返してくれた。

「これから我の魔力を其方に流す。少し苦しいかもしれぬが我慢をしてくれ」

   その言葉の後、俺の体にが流れてくる。名状しがたい‥‥‥これが魔力‥‥‥。
   それに反応したのか分からないが、俺の胸辺りがなった。このが『』‥‥‥。

「胸のあたりが熱くなったのが分かったか。それが魔力だ」

「己の魔力で空気中に満ちている『魔素』に干渉して『世界の理』を書き換え現象を起こすのが魔法だ。魔法を発動させるためにはスキルを所持していなければいけない。そのほかに魔法を発動させるに値する十分な魔力ーーMPがなければいけない。『MP』と能力値ーー筋力、耐久、敏捷、魔力、器用、運ーーの『魔力』は別のものだ。MPは魔力の、魔力は魔力のを表す。MPが0になれば気絶する。そのことも覚えておけ」
「はい!!」

   俺は黙って話を聞いたあと、返事をした。聞いたかぎりだと『魔法』は俺の想像通りと変わらない。『魔力』ーー『MP』の事らしいーーを消費して発動させるーー大体そんな感じだな。

「試しに我が魔法を使ってみよう」

   そう言って父さんは手を前にかざして何かを唱えた。

   「形なき火よ、我が障害を打ち倒せ、『火球ファイア・ボール』」

   父さんが唱え終わった後、音も無く火の球が現れた。しかし、魔法陣が出るとばっかり思っていた俺は魔法陣が出なくて少しがっかりした。

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