ドラゴンでもチートなのに、竜神になってさらにチートに!
プロローグ
「 ん?」
   俺は圧迫感を感じて目を覚ました。何かの箱に体を折り曲げて入れられているような感じがしてとても不快だ。それとは別に暗い。今が真夜中だと錯覚しそうなほどに暗い。
   俺は助けを求めようと謎の箱を内側から叩いた。叩いたことによってヒビが生じた。そのヒビから微かだが光が漏れている。俺は驚いた。叩くだけでヒビが生じるとは思っていなかったからだ。
   俺はもう一度叩いた。今度はさっきよりも強く叩いた。そして、箱が破れた。早くこの箱から出たいと思い破れた箇所を中心に何度も叩いた。
   やっとの思いで箱を破り外に出た俺が見たものはーードラゴンだった。
   ドラゴンーーそれは神話や想像上の生物とされている存在である。そのような伝説の存在に会えて嬉しい気持ちよりも恐怖心が勝った。
   俺は逃げ出そうとした。。恐怖で身が竦み動けない。俺の本能が逃げろ!!と叫んでいるのが分かる。
   俺を喰おうとしたのか、ドラゴンが近づいてくる。そこで俺の記憶が途絶えた。
♢    ︎   ♢    ︎   ♢
ーー○○○視点
   これは困った‥‥‥我と■■■の子が生まれたと喜び、近づいたが‥‥‥気絶をしてしまった。子を気絶させたなどと知ったならば■■■に怒られてしまう。■■■が戻ってくる前に起こさなければ‥‥‥。
♢    ︎   ♢    ︎   ♢
ーー▲▲▲視点
   うぅ‥‥‥俺は確か‥‥‥謎の箱から出て、ドラゴンに遭ってーーそうだ、ドラゴン!!ドラゴンはどこに行った!?
   俺はドラゴンを探そうと周りを見渡した。そして何処にもドラゴンが居ないことを確認して安堵した。‥‥‥喰われなくて良かった‥‥‥でも、勿体無いことしたなぁ~。
   だけど、ここは何処だ?少なくとも俺がいた世界では無いな。世界中の何処を探してもドラゴンや光を纏った木なんて見つからないし。それに俺にはこの手のモノーーファンタジー   ーーの知識がある‥‥‥役に立つかはわからないけど。
   多分、俺は異世界転生をしたんだろう。前世では車に轢かれて死んだし‥‥‥思い出すとトラウマだな。骨が砕ける感触、それに伴う痛み‥‥‥思い出すのは止めよう。
   俺が転生した事について考えていると地響きがした。その地響きは段々と大きくなる。俺は地響きの主に気づかれないように息を潜めた。これ程、大きな地響きなんだ、きっと主の体もデカイに違いない。
「おぉ、我の子よ、起きたのか」
   息を潜めていた俺をさっきのドラゴンが見つけた。
「ぎぃゃぁあああああ!!ドラゴンだぁあああああ!!」
   俺は突然現れたドラゴンに驚き、悲鳴をあげた。
「何を言うておる。其方も竜ではないか」
「えっ?」
   俺は圧迫感を感じて目を覚ました。何かの箱に体を折り曲げて入れられているような感じがしてとても不快だ。それとは別に暗い。今が真夜中だと錯覚しそうなほどに暗い。
   俺は助けを求めようと謎の箱を内側から叩いた。叩いたことによってヒビが生じた。そのヒビから微かだが光が漏れている。俺は驚いた。叩くだけでヒビが生じるとは思っていなかったからだ。
   俺はもう一度叩いた。今度はさっきよりも強く叩いた。そして、箱が破れた。早くこの箱から出たいと思い破れた箇所を中心に何度も叩いた。
   やっとの思いで箱を破り外に出た俺が見たものはーードラゴンだった。
   ドラゴンーーそれは神話や想像上の生物とされている存在である。そのような伝説の存在に会えて嬉しい気持ちよりも恐怖心が勝った。
   俺は逃げ出そうとした。。恐怖で身が竦み動けない。俺の本能が逃げろ!!と叫んでいるのが分かる。
   俺を喰おうとしたのか、ドラゴンが近づいてくる。そこで俺の記憶が途絶えた。
♢    ︎   ♢    ︎   ♢
ーー○○○視点
   これは困った‥‥‥我と■■■の子が生まれたと喜び、近づいたが‥‥‥気絶をしてしまった。子を気絶させたなどと知ったならば■■■に怒られてしまう。■■■が戻ってくる前に起こさなければ‥‥‥。
♢    ︎   ♢    ︎   ♢
ーー▲▲▲視点
   うぅ‥‥‥俺は確か‥‥‥謎の箱から出て、ドラゴンに遭ってーーそうだ、ドラゴン!!ドラゴンはどこに行った!?
   俺はドラゴンを探そうと周りを見渡した。そして何処にもドラゴンが居ないことを確認して安堵した。‥‥‥喰われなくて良かった‥‥‥でも、勿体無いことしたなぁ~。
   だけど、ここは何処だ?少なくとも俺がいた世界では無いな。世界中の何処を探してもドラゴンや光を纏った木なんて見つからないし。それに俺にはこの手のモノーーファンタジー   ーーの知識がある‥‥‥役に立つかはわからないけど。
   多分、俺は異世界転生をしたんだろう。前世では車に轢かれて死んだし‥‥‥思い出すとトラウマだな。骨が砕ける感触、それに伴う痛み‥‥‥思い出すのは止めよう。
   俺が転生した事について考えていると地響きがした。その地響きは段々と大きくなる。俺は地響きの主に気づかれないように息を潜めた。これ程、大きな地響きなんだ、きっと主の体もデカイに違いない。
「おぉ、我の子よ、起きたのか」
   息を潜めていた俺をさっきのドラゴンが見つけた。
「ぎぃゃぁあああああ!!ドラゴンだぁあああああ!!」
   俺は突然現れたドラゴンに驚き、悲鳴をあげた。
「何を言うておる。其方も竜ではないか」
「えっ?」
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