ガンスリンガー

限界集落村人

19

車列は敵陣地へと出発し、俺は助手席の窓からM4を構えた。
車列は全方位に対応した無敵の銃列車となっていた。
「丘を超えるぞ!全員戦闘準備!」
クーパーの言葉で全員の木が引き締り。車列は敵陣地に突入した。
敵の陣地に突入すると、敵は慌てて逃げ出す。
俺たちは逃げ惑う敵を殺しつづけた。 車列は敵陣地回るように移動して、弾倉が切れたら新しい弾倉を装填し、また切れては装填し、俺たちは撃ち続けた。
すると敵の一団が白旗を上げて遂に出てきた。
敵兵に武装解除し、両手を高く上げて橋に向かうよう伝え、俺たちは15地区に侵入した。

「クーパー、俺たちはここからカンジ村に向かう。」
「村を制圧次第中隊本部に報告しろ。それじゃあ幸運を祈る。」
俺はクーパーと別れ、第1小隊を連れてカンジ村に向かった。
カンジ村に入ると、そこに敵影はなく、村人が二十人と小規模な村だった。
俺たちはそこで駐留し、中隊本部に報告した。
「スパルタワンよりスパルタ、カンジ村を無事制圧した。」
通信に対して出たのは大佐だった。
「よくやったスパルタワン。これより中隊本隊をそちらに向かわせる。到着次第15地区攻略を開始する。」
中隊は二時間で到着した。第1スパルタ中隊は周辺の村を占拠し、15地区を占領する事。
一週間で周辺の村は占拠でき、その後村人たちに協力を得て15地区の主要地帯への侵入経路を確保した。
第1偵察小隊シーフォースは主要地帯に先行して敵の武器庫を破壊。翌日朝、俺たちは総攻撃を仕掛けた。

「マグス車の乗り心地は?」
「最高です中尉!」
俺の小隊は閉められた北の門から侵入する事になっていた。
ハンビーはアクセル全開で門に向かって突撃する。
「頑丈そうな門だな……。メガネ、AT4をよこせ!」
俺は小隊員のメガネにAT4を取らせ、ハンビーのルーフから身を乗り出した。
俺は門にめがけてAT4を発射した。
門は見事に壊れ、全速力でハンビーは門を通過する。
「全員よく聞け、民間人を撃つな。撃っていいのは武器を持つ敵だけだ!」
俺たちは街の中を爆走しながら地区中央の城に向かった。
半分来たところで敵の騎馬隊が後ろから追いかけて来た。
「勇敢なのは認めるが、無謀すぎるぜ。」
俺は新しいAT4を騎馬隊の一団めがけて発射した。
騎馬隊は爆発で吹き飛ばされ、黒煙に包まれていた。
しかし、その間から男が一人飛び出て一番後ろのハンビーの上に乗り上がった。
搭載されたM2を撃つ間も無く射手は男に殺され、男の早すぎる斬撃の後、一番後ろのハンビーは大破した。
「中尉、ブラボーがやられました!」
「止まるな!」
敵一人に対して俺は逃げを選んだ。
あの男は走り去るハンビーをじっと見つめていた。
俺はやつからただならぬ雰囲気を感じた。あの場で戦えば隊が全滅する気がした。
結局その後あの男は現れなかった。

15地区は僅か一時間で陥落し、俺たちは投降した兵士を逃した。だが一部の兵士は自ら軍に志願した。
結局15地区占領から3日たったが、あの男は現れなかった。
一方タヌーアが指揮する大隊は、12.13地区を占領し、現在は後方からの補給を受けているらしい。
そんな中、貴族連合も王国の領土に侵攻し、第4地区は貴族連合の手によって占領された。
そして大佐の下に王国から書状が届く。
王国はこちらに対して停戦要求をして来たのだ。自分から攻撃しておいて、自ら停戦するとは虫が良すぎる。
誰もが戦争継続だと思っていた矢先、大佐は王都で国王と直接交渉に臨んだ。
大佐は俺とユーゲルを連れて王都に向かった。

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