妹との日常。
106話 いちゃいちゃおねんね回 前編
「お兄ちゃ〜ん?」
「はいはいわかってる分かってる…」
我が名はダークフレイムマスター!!
今はチェリーブロッサムが"いつもの"を頼んできた。
"いつもの"というのはまぁ一緒に寝ることだが…
「えへへ…じゃあ行こ?」
「はいはい…」
「あ、今日は私の部屋がいい!」
「え?」
いつもは俺の部屋だ。桜の部屋…入りづらいんだよな〜…いくら桜公認だとしてもまだ異性の部屋っていうだけでドキドキする…妹のはずなんだけどな…恋って怖い。
「じゃあいこー!」
「はいはい」
そうしてリビングから2階へと上がっていく。
桜が手を繋ごうとしてきたが、なんか恥ずかしいので拒否る。
そうして桜の部屋に入る。
やはり女の子らしい部屋だ。可愛いものが多い…おっクマのぬいぐるみ…これって確か結構前に誕生日プレゼントであげたやつだ…
あ…いつぞや見たメイク道具だ…そういやなんであるのか気になってたなぁ〜。桜に聞いてみよっと
「なぁ桜?」
「なぁ〜に〜?」
なんか喋り方おかしいけど気にしないでおこう。
「このメイク道具ってさ、なんであるの?桜メイクとかしないでしょ?」
桜がメイクしているところなんて見た事ないし、いつもすっぴんだ。なのになんであるのか本当に疑問である。
「あぁ〜…なんかちょっと挑戦してみて全然上手くいかなかったから辞めてそのまんまみたいな感じなんだよね…」
「なるほど…めっちゃ見て見たいなぁ〜…桜のメイクした時の顔」
「え〜?むむ…じゃあ明日もっかいしてみる」
「やったぜ」
明日…楽しみやな…ぐっへへぐへへ…
そんなことを考えていると桜はいつの間にかベットに潜っていた。
「お兄ちゃん早く〜」
「はいはい…」
促されたので俺も潜っていく。やっぱり桜の匂いがする…ぐへへおっと危ない。
「えへへ…お兄ちゃんっ!」
「へぐっ!?いきなりどうした!?」
「お兄ちゃ〜ん!!」
いきなり抱きついてくる桜。体ごと突っ込んできたので桜がぶつかったようになって結構痛い…
なんだよ…結構当たんじゃねぇか…
「ああ…お兄ちゃんの匂いだ〜…」
「な、なんだよ今日は?」
「お兄ちゃんが恋しくなった」
「いつも一緒に居るよね?」
「えー?ずっと一緒って…もう恥ずかしいじゃんか〜!」
「そんなこと言ってないよね?」
桜は両手を俺の背中でごわごわさせている。何がしたいんだろうか?
「んにゃ…お兄ちゃんも抱きしめてよ〜?」
「え?いや恥ずかしい…」
桜は俺の腕を掴んで自分の後ろに回した。
「ほら力入れて〜!」
「ええ〜…」
「抱きしめてくれないならキスしちゃうよ?」
「あ、それはご褒美だわ」
「え〜?もー…じゃあ抱きしめてくれたらキスしたげる!」
「ほんと?」
「ほーんーとー!」
そう言われたらしょうがないな…俺は両腕で桜を包み込み、引き寄せた。
「ふゆ…嬉しいな〜…」
「キスは?」
「もう少ししたら〜!」
「こりゃいつまでたってもダメだな…」
「ちょっと〜!?」
そんなこんなキスはいつまで経ってもしてくれそうにはなかったとさ!
あいすです!
いちゃいちゃ編ですね。くっそ久々でよく覚えてませんがニヤけて貰えるようにしたい…
がんばるぞい!頑張るぞい!
わたーしつかれーた!ねむーい!
あたちね!ぬいぐるみが好きなんだ〜!(?)
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