妹との日常。

あいす/Aisu

番外編の番外編! バレンタイン! あいなばーじょん!渡す編


バレンタインからもう4日たった気がするんですがまだバレンタイン編ですね。何やってるの私。

♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*

「……眠れないなぁ」

今は夜中。ベッドに入っているものの、全く持って眠れない。
明日が楽しみ…とは少し違うけど。
どちらかと言えば心配。受け取ってくれるだろうか…不安ばかりが頭に浮かんであまり寝られない。
寝る努力をしてみよう…
そう思い目を閉じ、体の力を抜く。そして頭を真っ白にしてみた。
それからどれくらいだっただろうかやっぱり寝られなかった。

結局その後、眠りにつけたのは3時間後ぐらい、つまりは午前1時ぐらいだった…

♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*

「んにゃ…」

もう朝か…いつの間にか寝てたけどあんまり寝られなかった気がする。
夢は見なかった。熟睡出来ていないのだろう。

私はベッドからおり、着替える。
そしたらいつもの様に洗面所に行き、顔を洗う。

「あぁ…髪ボサボサ」

寝癖…もー…直さなきゃな。江青と会う予定だしね。
まぁ…ご飯終わったらでいっか。
顔も洗ったし、リビングに行く。

「あらおはよう。ご飯できてるわよ」

「ありがと〜!」

美味しそうな匂いがする。ってことで早速…

「いただきまーす!」

「どうぞ〜!」

ご飯を食べる!美味しい!私も1人暮しとかする時には料理頑張んないといけないのかな?
でもまぁ…一人暮らしはないと思うけどね!
……なんだか顔が熱い。考えてたら恥ずかしくなってきた…!

「(なんか顔赤いわねぇ…今日のことを考えているのかはたまた暖房が効きすぎているのか…どっちだろうねぇ)」

そんなことを考えているといつの間にか食べ終わっていた。無意識のうちに全部食べてしまう私って…

「ご馳走様でした〜!」

「お粗末様でした」

そうして私は食器を流しに置いておき、髪を整えにいざ洗面所へ!

眠いなぁ…やっぱり寝られなかったのかな?
そんなことを考えながら髪をといている。これだけでは治りそうにないので一旦水で濡らしてドライヤーをかけることにした。

ごおおおおお…ドライヤーは熱いからあんまり好きじゃない。というか私はそもそも身だしなみとかはあまり気にしないんだけど…江青と会うなら話は別だ。でもメイクとかは絶対しない。メイクは化け物。するだけで全然違ってくるんだもん。どんな人でも美人になれる…そんなものには頼りたくなかったりする。素で勝負だ!

「(あら…あーちゃんが髪の毛整えてる…そんなに彼氏さんと会うのが楽しみなのかしら…可愛いわねぇ…)」

「ふぅ!」

おしまい…普段こんなことしないから少し時間がかかったけどまぁ終わったし良しとしよう。

♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*

そして私はメールで江青に近くの公園に行くように指示した。私が会いに行くためにね!時間は10時ぐらいがいいらしいのでそうした。

それまで何して時間を潰そうかな…
と思ったが何も思いつかなかったのであと1時間ぐらいあるがその公園に向かうことにした。

「寒っ!」

そうだった…今は真冬。コートを着ているが寒い。
だけどまた家の中に戻るのは面倒なので我慢して公園に向かった。
その後後悔するけど…

♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*

「お、いた…ごめん、待ったか?」

「ううん。全然待ってないよ?」

ごめん嘘ついた1時間ぐらい前から待ってた。

「そいで?何のようなんだ?」

そう言って私が座っていたベンチに座る江青。結構近い…少しドキドキする。

「あ、そうだね…はい、これ…」

そう言ってチョコレートを手渡す…どうかな…恥ずかしくて顔を直視できない。

「え?あ…ありがと…え!?」

驚いてる…なんでだろう。付き合ってるはず…じゃん?

「な、なんで驚いてる…の?」

「いや…貰ったの初めてで…」

「……私たち付き合ってらじゃんか…普通はあげるよ?」

「……やばい泣きそう」

「なんで!?」

あげたら泣かれたんだけど…いやまだ泣かれてないけど本当に泣きそうだなぁ…
あ、いつの間にか顔みてられる…あげられたからかな?

「いや…本当にマジでありがとう…今食べていい?」

「うん…上手くできてるかわかんないけど…」

そういや自分で食べてなかったな…試食してないのをあげるって大丈夫なの?

「…すげ」

開けてくれたら褒められた?

「どう?」

「見た目だけじゃさすがにわからん…」

「だよね…食べてみて?」

「うん……やばい…すげぇうまい…」

「え!?なんで泣いてるの!?」

江青が泣いてしまった。なんか私が泣かせたみたいじゃんか…いや間接的には私が泣かせたことになるのかな…?
じゃない…どうしたらいいの…

「いや泣きんでよ…周りの人見てるよ」

「ふぇ?」

周りは通行人だらけ。10時だから…人はいるよね…
江青は泣き止んでその後も食べてくれた。残り数個ってところで蓋を閉じて、残りは家で食べるらしい。
カカオ豆から作ったってことも気づいてくれた。気づかないと思っていたので驚いたが、気づいてくれたことも嬉しかった…
来年はもっと美味しいチョコレートを渡してもっと喜んで貰えるようにしよっと!

♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*

あいすです!
なんか愛梨のお母さんが愛梨を呼ぶ時の『あーちゃん』がsa○で情報屋の鼠がアスナを呼ぶ時の呼び名とかぶっていたことに気づきました。なんでこうなった…?
なんか普通に彼方達より愛梨達の方がラブコメしてない?なんで?
最近スマホのタッチペン買おうかなって悩んでます。
色々なことで手が湿ることがよくあって指が滑らなく、書くのが遅くなることが多々…100均いってきます。
今日はここまで!
誤字脱字の報告お願いします!

「妹との日常。」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く