妹との日常。

あいす/Aisu

番外編の番外編! バレンタイン!あいなばーじょん! 作成編


はいということで前回予告していた通り、愛梨編でございます!
なんかやってる事が桜ちゃんとほぼ同じですが気にしないでね?
愛梨視点初めてかも…

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……よし。
私は今、自宅のキッチンにいる。
もちろん最近付き合い始めた江青に渡すため…だけどこんなことしたことないのでどう作ればいいのかわからなかったので、お母さんに聞いてみた。なんでも今でもバレンタインになるとお父さんに渡しているらしいのだ。
そう言えば桜ちゃんも彼方にあげた言っていたし、江青を彼方とどっか行かせて正解だったね。

「で?どうやって作るの?」

「え?別にちゃちゃちゃ〜って作るよ?」

「わかるわけないよね?」

あの説明でわかる人いる?いたらその人は人間やめてると思う。

「え〜?貴女のお父さんならわかると思うわよ?」

お父さんは人間じゃないらしい。
となるとお母さん適当人間お父さん人間じゃないなにかから生まれてきた私って…?

「まぁそんなことはいいじゃない!お父さんが帰ってくるまでに作っちゃいましょ!あーちゃんも明日彼氏さんに渡すんでしょ?あーちゃんのことが好きな人がいるなんて物好きねぇ…」

なんか後半凄くディスられた気がする…
ちなみにあーちゃんとはそのまま、『あいな』の最初の『あ』をとって伸ばしてちゃん付けしただけの呼び名である。
周りで呼んでいる人はいないが、お母さんは気に入っているようだ。

「そんなこといいから…早くしないと帰ってきちゃうよ?」

「おっとそれはダメね…まぁ私は毎回カカオ豆から作っているから結構時間かかるのよねぇ…」

「カカオ豆から作ってるの!?」

衝撃…カカオ豆からってすごい時間かかるんじゃなかったっけ…

「まぁ材料は沢山用意したから多分足りるわよ」

「多っ!?」

カカオ豆がボウルから溢れるほどある。

「まあまぁ…最初から地獄よ…?これの皮を全部むくからね…」

「……え?」

その後大体1時間半、ずっとカカオ豆の皮をむいていた…細かいし難しい…私は不器用なんだなぁとつくづく思った…

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「おしまい…」

「これでまだ最初の工程ってほんと?」

「ほんと」

「……やめたくなってきた」

「彼氏さん、期待してると思うよ〜?その期待を裏切るのかー!」

「う……」

痛いところを…本当に辞めたいが江青…うーん…!

「わかったよ…私頑張る」

「それでこそあーちゃん!」

そう言えばカカオ豆に気を取られて気づかなかったけど、他にもいろいろカカオバターやら粉砂糖やら機械…色々あるなぁ。

「じゃあ次に移る?それとも少し休む?」

「休んたら進まないし、やる」

「あーちゃん…男になったねぇ…」

「どこが!?そして私は女!」

いきなりの意味不発言に戸惑いながらツッコミ。私ってツッコミキャラだっけ…?

「ふふ♪あ、次はねカカオ豆をよく洗うのよ。二つに分けて別々でやりましょ」

「おっけー」

そう言ってカカオ豆を用意したもう一つのボウルに半分ほどうつし、洗った…これはこれで手が冷たく、嫌だった…暖かいので洗ってしまうとだめらしい…

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「よし!次は…オーブンにぶち込もう!」

「言葉遣いが女性とは思えない…」

ぶち込むって…まぁいいや。
そうしてオーブンにカカオ豆を入れる。

「そしてそして…30分ほど休憩!やる事なし!」

「ないんだ…」

あれ?さっき休んでたらこの時間また休むことになってたの?…時間の無駄じゃんか…

「さて!できるまで何してようかしらね?」

「次からの工程を一通り教えて」

「あらせっかち。まぁいいけどね…えっと出来上がったら、冷ましてから…えっとまた皮をむく!」

「……え?なんて?」

「あらせっかち。まぁいいけどね…」

「そこじゃない!」

「え?じゃあ…皮をむく?」

「それ!またやるの!?」

地獄、再び。酷い…なんで神様はそんなことをするの…?
まぁ神様要素みじんもないけど…

「まぁそれぞれ暇つぶししてましょう!」

「はいはい…部屋にいるね」

「出来たら呼ぶわね」

「うん〜」

そうして自室に行った。それらは本を読んでいたが、どうしてもまた皮をむくということが頭から離れなく、集中できなかった。

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「できたわよ〜」

「はーい」

出来たらしいので部屋を出て階段を降りる。そうしてキッチンに向かう。

「……そんでさ、やっぱり皮むき?」

「YES!!」

「あいどんのー……」

私何言ってるか分からない〜…はぁ…また頑張ってむくしかないのか…

今度は30分ぐらいで終わった。さっきの経験が生きてきているのだろうか?

「ふぅ…次は、すり鉢ですりこぎするの…でもこれはすっごく時間かかるからコーヒーミルを使うのよ」

「何それ?」

「なんかするやつよ。なんかよなんかすり潰してくれるのよ。手動だけど」

「結局手動なんだね…」

また作業だよ…もう疲れてきた。地味なんだよなぁ…

そして20分後ぐらいに完成。
疲れた。なんで私が全部やってるの?お母さんは?

「よく出来ました〜!じゃあ次は湯煎しましょ〜」

あれだね。ボウルにお湯入れてカカオ豆が入ってる方のボウルを乗せて溶かすやつ。
そうわかっていたのでやり始める。いつの間にかお母さんが用意してくれていたようだ。

「そうそう…そして粉砂糖を少しずつ入れていくの」

「こう?」

何故か私しかやっていないがもうこの際いいや…楽しいし。さっきの作業と比べてだけど…

「うんうん…はいよく出来ましたぁ!」

イライラするなぁ…まぁいいや。イラついたら負け…あ、もう負けてたわ…

「はいそして…あ、危ないよお湯入ったら最初からやり直しだから」

「!?」

危ないっ!?…ふぅ…最初からなんて言うからびっくりした…絶対入れないようにしないと…

「セーフ…次はそれやりながらカカオバターを少しづつ入れていって」

むむ…意外と混ぜている右手が疲れてきた。
バターを入れる左手もだけども…

「……うん。おっけー!」

全部入れ終わった…疲れたぁ…まだ何かあるのかな?

「次はスキムミルクだけど…そろそろ疲れたかしら?私がやろうかな?」

「おねがいします!」

お母さんがやってくれるらしいのでやってもらうことにした。
お母さんと交代して、私はやっているところを見れる所に椅子があったので座った。
お母さんは慣れた手つきでスキムミルクを入れていく…流石毎年やってる…

「ふぅ…おしまい!意外と精神削られるのよね…」

「次は?」

「混ぜていくのよ。どんどん混ぜていくとチョコレートになって行くからね」

「溶けて?」

「そうそう。機会とか使うと溢れたりしちゃうからこれで混ぜていくけどね」

これとはさっきも使っていた謎の気の太い棒だ。すり鉢とセットで使うやつ。
ってまた作業…そろそろ飽きてきたなぁ…

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「ふぅー!!!おしまい!あとは型に入れて冷やしておしまい!」

「やっとか〜!!!」

型に関しては使うかなと思ってハート型のもの買っておいた。他にもデコレーション用のチョコチップとか…
あとチョコレートを入れる金属の箱!これもハート型…可愛いのを選んだ。

「型は買ってきてたよね?」

「なんで知ってるの?」

「チラッと見たのよ。あと色々買ってたわね〜」

「そうだねー…」

そんな会話をしながらたくさん買っておいた方にチョコレートを流し込み、冷蔵庫に投入…

そして一時間後…
冷蔵庫から取り出したチョコレートは綺麗に固まっていた。型から形が崩れないように取り出し、チョコチップを振りかけて箱に入れて、蓋をして!そして綺麗にリボンを結んで〜?
か〜んせ〜い!!!!
やっとだよ〜…疲れた!!!!!
お母さんも色々終わらせて完成したらしい。
明日が待ち遠しいなぁ〜!!

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どうも!あいすです!
私はバレンタインとは無縁ですね。はい。2次元&すとぷりLoveです。
作り方とかわかんなかったので色々なサイトを見て学びました…いや〜書くのが難しかった…
最近書く文字増えてきてますね。そうなると必然的にスマホを触る時間が増えます。親からよく睨まれてます。そうなったらスマホをその辺に置いてお茶でも飲みに行けばだいたい免れれます。
なにやってんの私?
まぁ文字数多くなるとすごく疲れますけどね。
あと首が痛い。ゲームは基本テレビでやるので上向きですがこっちは下向きなので首が痛い…そうなら上向いてやればいいと思いますがそうすると今度は腕が痛くなって…もうどうしたらいいんだ…(´・ω・`)
今回はこの辺で〜
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コメント

  • あいす/Aisu

    271431さん
    本当ですね!直させていただきます…
    報告ありがとうございます!

    0
  • ノベルバユーザー271431

    チョコレートがきれいに固まったの所のきれいが綺麗じゃなくて嫌いになってましたよ。

    1
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