妹との日常。
88話 番外編…? 江青&愛梨 番外編!?
番外編の番外編です。短いですが…
前の話の続きです。
「……なんで泣いているんだ?」
「なんでもないし〜」
「笑顔で涙ためてるの怖いんですけど?」
「知らないもーん!」
 そう言ってもっと歩くスピードを早くする愛梨。
「まて〜…」
俺も同じくスピードを早める。
そして少し歩き、木々の多いところを抜けた。その間に会話が一切なかったが…
「…そういえばさ〜」
愛梨が口を開いた。
「なんだ?」
そう問い返す。愛梨は歩きながら少し振り向き、俺からは右半分の顔が見える。
「……やっぱりなんでもない!」
えぇ…
なんでもないんかい。
「…何がしたいんだ?」
「なんでもないったらなんでもない♪」
まだ少し涙が溜まっているが気にしないでおこう。
「はぁ…」
「ため息つかないでよ〜」
バシッ!
「痛!?」
軽く叩かれたと思ったがくそ痛かった…手痛くないんですかねぇ…
そこからはまたしても会話がなく、俺が話題を探していると、いつの間にか右の道に行くと俺の家〜…左に行くと愛梨の家の分岐点まで来てしまった。
「あー…お別れ?」
「……なんだその目」
こっちをニタァと見つめてくる愛梨。可愛い…?
「私の家までついてくる?」
「素直になれば?」
少しからかうようにいうと、愛梨は顔を赤くして…
「もぅ!私の家まで送ってください…」
「よく言えまちたね〜えらいえらい!」
赤ちゃん言葉でからかう。そうすると少し怒った様子で、
「もういいもん!一人で帰るし…」
そう言ってダッシュで左にはしって行ってしまった。
あっという間に消えてしまう。
そこでしかなりの時間、追うべきか追わぬべきか迷い、いつの間にか20分経っていた。
「いつの間に…」
もう追っても意味がないと思い、右に歩いて自宅へ戻っていく…
よく考えたら俺愛梨の家知らないな。普通なのだろうか?
「ただいま」
鍵あいてた。不用心だなぁ…
「おかえり、遅かったわね?
「気にしない…」
怒られる予感がしたのでダッシュで2階に行き、自分の部屋に引きこもる。
「ふぅ…」
一息ついて、ベッドの上に寝転ぶ。
そうしてスマホを取り出し、愛梨にメッセージを送る。
『ごめんな』
一言送る。そしてそこまで経って ていないのに返信が来た。
『追ってきて欲しかったな〜…そしたら通報してあげたのに…
『やめてくれ!?』
『冗談だよ♪』
それから暫く雑談が続いたのだった。
あいすです!
ネットアイドルのライブ始まってたけど視聴をやめて描き始めました。録画残さないって言ってたので少し残念ですが…自分で毎日更新するって言っているので覆す訳には行かないです…
ほんとにイケボで『大好き』は死ねた。コメ欄全員死んでた。もしくは失神してた。
すとろべりいぬまじっく。
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