妹との日常。

あいす/Aisu

82話 停電…?後編





「うう…」

トイレが済んだ桜は出てきてそうそう俺の腕に抱きついてくる。そんなに怖いのだろうか…

「よしよし…戻ろうか」

頭を少し撫でてやり、やめてから手を桜の背中に持っていき、押して歩く。足が震えているのでこうした方が歩きやすいと思ったからだ。

「あっ…」

「おっと」

桜の腕を咄嗟に引っ張る。つまずいてしまったようだ。

「うぅ…足…」

どうやら躓いた時に足をひねってしまったようだ。足を抑えている。だが足に釣られて腕まで震え、何だかもう人工的に震えさせられているように感じる。

「あぁ…大丈夫か?」

「うん…ごめんなさい…」

「別に謝らなくても…」

「ごめんなさい…」

『謝らなくてもいい』と言おうとしたが、途中でまた謝られてしまった。



それから少したち、ソファーでくつろいでいた時…いやあまりくつろげてはいなかったが…お隣さんの家の電気がついていた。

「あれ?」

桜の表情は恐怖とは正反対に輝いている。

「お〜…つけてみるか」

「はやく!」

「はいよ」

俺はソファーから立ち、スイッチの前にと歩を進める。
ポチッ!と押すと電気が付いた…!

「あぁ!」

「やっとだな…」

大体3時間ぐらいだろうか。電気が復旧したようだ…

「やったぁ!」

桜は飛び跳ねて喜んでいる。そんなに嬉しいのか…本当に暗所恐怖症なのかもな…

「お兄ちゃん!」

抱きついてくる桜。恥ずかしくないのか…?

「あぁ…やっとだな…」

なんだか色々疲れたが電気が復旧して良かったな…




やぁ!メーデー!(?)あいすです!
短いですがネタが思いつかなかったのでここまでです。
なんだか最近色々入れてない気がする。ほら…ギャグだと思ってる何かとかいちゃいちゃとか…
なんかそろそろ入れようかな…
お気に入り数200突破ありがとうございます!まさかの前回更新してから10分くらいで200に行かせてもらいました!
ランキングとかにも載ってたりして本当に嬉しいです!
本当にありがとうございます!
誤字脱字の報告お願いします!

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