妹との日常。

あいす/Aisu

80話 停電…? 前編





ゲーム。それは癒し。この非常な世界においての1つの娯楽。そんなゲームの巻き戻し作業を自分の部屋のベッドの上でしている1人の少年…

「あれ?ここどうやるんだっけ…」

データが消えた地獄をくぐり抜けて約3日で大体メインストーリーは戻せた…のだが課金してガチャを引いた分の強キャラが居ないのできついこともあった…
今はオンラインの対戦中。ゲームの趣旨とは違うカードゲームみたいな感じなのだが同じゲームだ。ランキングイベントで上位100人に石が5000個ずつ貰える。ガチャ回数にして100回だ。正確には11連が引けるので110回だが…

「ここ…これ勝ったら50位…」

まぁとっくに100位以内には入っているんですけどね。さっきみたら江青は82位だった。ふっまだまだだな…
そのときいきなり電気が切れた。

「うわっ!?」

あっ…間違えてボタン押した…
あっWiFi…のぉぉぉぉ!切れた!こうなるとこっちから切断した判定になってランクが下がる…なんでこんなに災難続きなの…

「お、お兄ちゃ〜ん…」

「んにゃ!しゃー!」

桜の震えている声とにゃーれの威嚇するような声が耳に入る。
『しょーがねーなー』と思いながら桜がいるはずのリビングに行こうとするがやはり暗くて上手く歩けない。

「…スマホの電灯使うか…」

電池が減ってしまうのであまり使いたくないが仕方なく電灯機能を使い、道を照らしながら階段を降りる。


「桜〜?」

「あっ!お兄ちゃん〜!」

桜が抱えていたにゃーれを下ろし、俺の方に走ってくる。

「あぶないぞってうお!?」

「あ…ごめんなさい…」

やはり転んだ桜。その勢いで俺に突っ込んでくる。

「いいけど…」

「…怖い」

「へ?」

「暗い…怖い」

いきなり豹変した。そうか…桜はくらい所が嫌いなんだっけか…
そう思い出した俺は桜の頭を撫でてやる。

「よしよし」

「えへへ…」

嬉しそうにしてるな…さてこれはブレーカーが落ちただけか停電なのか…




あいすです!(ネタ切れ)
後書きもネタ切れですが…
えーと…いつもより少し短いです。具体的に100文字ぐらい少ないです。許して?
最近は話数をまたぐことが多い気がしますけどやっぱり1000文字じゃあ入り切らないんですよね。計画性がないだけなんですけど…
明日学校?ナニソレオイシイノ?
課題?宿題?へぇ〜(   ˙-˙   )
最近どこかに行くと絶対にベビーカーの中から赤ちゃんがこちらをガン見してくるんです。私だけ?他の人もいるのに何故か私だけガン見されるんです。
そんなに顔が面白いか!こんちくしょう!
…眼鏡してマスクでいてもガン見されるんですけどね…
誤字脱字の報告お願いします!

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