妹との日常。

あいす/Aisu

66話 桜の体重





「うにゃ!?」

ラーメンを食べ終わった俺はソファーでゴロゴロ中。意外とフカフカ…眠くなるなぁ…と、そんなことを考えていると、洗面所からか、声が聞こえた。桜だろう…いや、家には桜と俺しかいないので桜であることはまぁ間違いないのだが…
その声を聞いて気になった俺は眠い目を擦りながら、ソファーから降りて、立ち上がる。

「どうしたんだ〜?」

桜に聞こえているのか分からないが気になったので聞いてみる。
そうするとすぐに返事があった。

「大丈夫だから来ないで!」

…酷くね?来んなだってさ…泣きそう。
まぁ…多分、いや絶対なにか事情があるのだろう。そうじゃなかったら…泣く。
少し心配だ。

「…なんかあったの?」

「ちょっと…ね?少し…驚いただけ…」

「ふぅ…なんかあったかと思って心配したぞ?」

「ごめん…」

俺は安堵の息を漏らし、洗面所に行きかけていた歩みを止める。
そして最愛のソファーを求めてリビングに戻る。
あ、訂正します。最愛は桜です…なんか言ってて恥ずかしくなってきたな…




〜桜視点〜

「うにゃ!?」

にゃ!?ほんとですか…この体重計壊れているのでは…?
体重計に表示されているのは、49kg…確か1か月前は45kgだった気がするのですが…?いや!食べ終わってすぐだからね!まぁ…食べ終わって1時間たってるけど…まぁ多少は…ね?

「どうしたんだ〜?」

お兄ちゃんの声!いやこれは来るつもりだ…こんなの見られたらドン引きされる…あわわわ…

「大丈夫だから来ないで!」

そういったものの…すこし言い方きつかったかな…?嫌われちゃったかな…?
…4キロも太っちゃった…お兄ちゃん…どんな反応するんだろ…?
やっぱ嫌かな?

「なんかあったの?」

「ちょっと…ね?少し…驚いただけ…」

「ふぅ…なんかあったかと思って心配したぞ?」

「ごめん…」

そんな会話をしながらも、体重が4キロも増えたことに驚愕していた…
いや!お兄ちゃんが作る料理が美味しすぎるのが悪い!うんうん!絶対そうだ!だから1食で3杯ぐらいお代わりしてもしょうがない!
……少し甘いものは控えよう…




あいちゅ!
あいすです!キーボード変えたら書くスピード変わった気がして嬉しい…!
でもなぁ…普通のキーボードは『や』の部分を右フリックや左フリックで「 ←これが出るんですけど、こっちのキーボードだと ( ←これが出ちゃっていちいち変換しないといけないのが面倒だったりします…
Simeji使ってて小説をスマホで書いている人にしかわからない苦しみ…
まぁそれでスピードが上がるならよし!
誤字脱字の報告お願いします!

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