妹との日常。
彼方と桜のクリスマスイヴ!『番外編』
またまた番外編です。毎回本編の良いとこで番外編はいるな…
またまた親はいない感じです。
「お兄ちゃん!クリスマスですよクリスマス!!」
「お…おう」
「もう!そこは明日だよ!って優しく教えてくれるとこでしょ!」
「求めることが特殊すぎる!」
桜がわけわからないことを言い出すので少し困惑する俺。
因みに外では雪が降っており積もっている。ここら辺の地域はめったに雪が降らないため意外と珍しい。俺の記憶上クリスマスイヴに雪が積もっていることは初めてな気がする。それくらい珍しいのだ。
「まぁ!何でもかんでも良いんですよ!」
「何が!?」
思わず口に出してしまう。
「クリスマス!分かるでしょ!」
「お、おう…それは分かるけどどうしたんだ?」
「カップルが楽しむイベントですよ!」
「…で?」
だいたい察してはいるが一応桜に聞いて見る。
「いちゃつくのだ!」
「知ってた」
「ってことでおに〜ちゃん〜!」
桜はいきなり俺に抱きつこうとしてくる。
それをひらりとかわす。
「んにゃ〜!…痛っ!」
俺が避けなのに気づかなかったのかそのまま走って行き壁にぶつかる桜。
おでこが赤くなってる。そこを両手で抑えている。すごく可愛い。
「ぶ〜!なんで避けるのさ!」
ほっぺを膨らませながらこちらを睨みつけている。
起こっているのだろうが可愛いと思ってしまうのはもはや病気なのではないかと錯覚する。
「いや…嫌な予感がしたもので…」
「嫌な予感がしちゃったのか…あーバレちゃった…」
「何しようとしてたんだよ…」
「そりゃお兄ちゃんをベッドに…」
「避けて正解だった…」
ここは俺の部屋。ベッドはすぐそこにあり、俺の貧弱な力じゃ桜に抵抗できる可能性は宝クジの一等が当たる確率より低い……なんか自分で言っといて悲しくなってきた。
「それよりですね!今は夜じゃないですか!」
「え?ああうん」
現在時刻9時17分。夜ではある。
「クリスマスは聖夜!つまり性夜でも…痛っ!もう!私を叩くの禁止〜!」
またしてもほっぺをプク〜っと膨らませる桜。もう可愛いやばい。殺傷能力おかしい。
「だって…桜が変なこと言うから…ね?」
「もういいもん!私寝てやるもん!」
「おいこら!しれっと俺のベッドに入るな!」
「私はもうここから出ないもん!」
そう言い掛け布団にくるまる桜。
それの対抗策はもう考えてあるのだ!
「ほら〜桜!ケーキだぞ〜」
「ちょうだい!」
「ちょろ…」
そっから別々の部屋で寝ましたとさ。
あああああああああああ!
クリスマスが今年もやってきやがる!
#クリスマスぼっち
でツイートした今日この頃…
明日ですね…サンタさん…今年はいい子でいましたのでクリスマスに爆弾を…!出来ればC4を…!
クソッ!彼方そこ代われよ!
恋人いない歴=年齢の人いいね押しましょう。(露骨ないいね稼ぎ)
明日は少なくとも3話は出します。
全部1000文字程度で…明日で完結させてやりますよええ!
〜作者の心の俳句〜
爆弾を
私にいっぱい
くださいな
確認したぞ!
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