妹との日常。

あいす/Aisu

*・♥゚Happy Birthday ♬+° ・*.彼方!【番外編4】







「……重い」

「頑張ってー!」

ここはよくくるショッピングモールである。
そしてまた荷物持ちだった俺…
酷いね…
ちなみにここはアクセサリーなど売っているお店。
両手には袋が沢山ある。重い。中身はお菓子だのメイク道具だのなんたらだの…男の俺には分からないなぁ。

「あっ!これ可愛い!お兄ちゃん?」

上目遣いの炸裂!彼方はどうでも良くなった!

「分かった!分かったからその破壊力抜群の上目遣いをやめろぉ!」

「えー?まぁ!これもお兄ちゃんがかってくれるということで!」

そうなのだ。この両手に持っている袋の中身全部俺の雀の涙程度のお金で買っている。
そして桜が可愛いと行ったタイミングに『お前の方が可愛いよ』と言ってやりたいが、『気持ち悪い!ニコッ!』って帰ってくるのは目に見えているのでやめとく…
その合計金額は…考えたくねぇ…
やめてぇ桜!彼方の(財布の)ライフはゼロよ!

「もうやめてください…」

「え〜?ダメなの?」

上目遣い!再び…

「…分かったよ…」

「わーい!」

桜に甘くしすぎな気がしてきた今日この頃…

「じゃあレジ行くよ!」

「はいはい…」

といい歩き出す俺と桜。

「あっ!これも可愛い!」

「わかったよ…」




「合計1919円です」

…え?3つしか買ってないぞ?3つでこれ?平均639円ぐらいなの?なに?アニ○イトなの?

「あ、はい…」

といい財布を見る。
残り諭吉さん一枚…意外とあった…が、これもすぐ溶けるんだろうな…
と、若干嫌だが桜の為だ!仕方ない!
と思いながら諭吉さんを出す。

「えーと、お釣りは8081円です」

「はい…」

と会計を済ませた俺はそそくさとお店をでる。

「ねぇお兄ちゃん?」

「ん?」

「ありがとねっ!」

これだよ…この笑顔のせいでなんでもやってしまうんだよ…お金で買えないものとはこれのことだな…

「お、おう…」

と、若干照れながら答える。

「そして…お腹減った!」

「なんか食うの?」

「うん!」

「分かった。フードコート行こうか」

「うん!」

といい歩き出す。
そして桜は俺の片手の袋を全て取り、左手に回し俺と手を繋ぐ。
少し恥ずかしいが、握り返す。
桜は笑顔を常に浮かべている。
もう…なんか…好きだわ…




は〜い!せんせー!宿題はなにも影響がないし、むしろ生徒の集中力を阻害してテストの点が悪くなるらしいので宿題やってませーん!
↑宿題やってない以外は本当。
はいはいあいすです!
ショッピングモールは次で終わります!(多分)
多分次でやっと誕生日らしくなると思います!
そしてたまに『今日は何日だっけ?』ってことあるじゃないですか!その時にですね…『えーと、今日は彼方の誕生日Partの4回目だから13日か!』って感じで分かって便利なこの番外編ですw

〜作者の心の俳句〜

物語
 早く進めよ
     お願いだ(泣)

はっ!作者の計画性がないのがバレてしまう!
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