nox-project 姉妹の奇妙な学園生活
12.姉妹旅行前夜
ノックスは多数存在する。
当主であるアンヘルの居住する城には、大きな機械がある。
その機械は魔術の存在しない世界で産み出された技術で作られており、効率的だとアンヘルに判断されそのまま持ってこられたものだ。
その機械に、情事を済ました後のアンヘルの腹、またはアンヘルが男体化した結果、相手の腹に着床した卵子を機械で取り除きカプセルに入れることにより、同時進行に複数の子供を産み出すことができる。
その為、1年に血族が産まれる数は膨大。
とはいえ、様々な異世界に飛ばす為、邂逅せずに生き続け同じ血族同士でも御互いの存在を知らない場合も少なくはない。
故に育ち方も違えば思想に違いもあり、同じ血族であっても時に敵対することもある。
ノックスとしての規則は、あくまでも『世界の均衡を守ること』
裏を返せば、他に規則はない。
つまり、今回のことみたく血族が他の血族にとって危害を与える可能性も少なくはない。
しかし、この姉妹には初めての事だったようで、少し堪えていたようだ。
__________
「血族が……なんで……」
サイ=クマガワの遺した日記を読み進め、全ての裏にノックスが絡んでいたという事実に辿り着いた姉妹はソファーに座っていた。
目の前には冷めきったバター茶がある。
「そういう考え方のひとも居るってことなのでしょう」
「でも!!アンドラス叔母さんがこんなこと!!」
「へ?」
キルメアは呆気にとられた。「何を言ってますの?」と言いたげな顔で彼女は口を開いた。
「コルセア。私たちとアンドラス叔母様たちとは仲が良いですし、彼女が私たちに危害を与える可能性は低いです」
「え?」
「確かに医療知識とか黒幕気質な考え方等々を考えると一瞬、黒幕にアンドラス叔母様が浮かびましたが……彼女の刻印の位置は左手の甲。黒幕は舌みたいですし合致しませんわよね?」
血族の刻印の位置はそれぞれ違う。
完全にランダムで浮かび上がる為、同じ位置になることもあるが選ぶことも変更することもできない。
「それにアンドラス叔母様は血族にだけは、少し甘いですからあり得ませんわ」
「なんだ……なら、いったい誰が」
キルメアは、更に言葉を続ける。
「身近なノックスには該当する人物は浮かびません。しかし、他の会ったことのない血族が私たちに危害を与えたとしたら?」
質問に、首を傾げるコルセア。
そんな彼女にキルメアは苦笑いを浮かべながら言葉を続ける。
「会ったことがないなら私たちに危害を加えるような思想があっても私たちが知るよしもありませんし誰なのか分からなくても不思議はありませんわよね?」
つまり、キルメアは会ったことのない血族が何らかの手段で姉妹の所在を調べ、ちょっかいを出してきた、と考えているようだ。
「迷惑な話ですが、そう考えるのが一番しっくり来るでしょう。偶然、似た刻印のある赤の他人という可能性もありますが…………そちらは期待できないと思いますし」
「そっか……。これからどうする?黒幕は退いたとはいえ、もう来ないとは限らないし」
「クマガワさんを連れて何処かに行ったということは、これで終わりではないでしょうね。口封じの為なら、直ぐに死体が見付かる筈ですし。わざわざ隠す利益もあまり見付かりませんわ」
さらっと怖いことをいうキルメア。
確かに死体を隠すメリットはない。
死体が見付かることへのデメリットは捜査機関が動くことだけど……。
この魔道学園は完全な独立世界であり、事件が起きた際の捜査に当たる機関は存在こそしているが技術は未発達。
学園専属の騎士団がその捜査に当たる機関だけど、あくまでも任務は警備と不審者、または危害を与えようとする者への粛清が任務であり、捜査は専門外。
故に隠匿していた黒幕の存在すら掴めずに幕引きとなるのが関の山だろう。
「怖いことを……。自分の友人のことなのに、良いの?」
「貴女に危害を加えた時点で、残念ですが私の友情は壊滅してますわよ。確かに日記を読んだ結果、クマガワさんには悪いことをしたと思いますが」
破綻とは言わないが、極端な思考に至るのはノックスの血なのかもしれない。
「とりあえず、この件を御父様やアンドラス叔母様に伝えましょう。何か分かるかもしれませんし」
「そうだね。それが無難かも」
そう言うと、日記を含む回収物を持って走って自室に帰っていった。
__________
自室に戻った私たちは、回収物を机に置いて二人でベッドに腰掛けた。
「さて……まずは御父様に連絡しましょうか」
懐から電話端末を出し、父親にかける。
御父様……起きてるかしら。時差もあるでしょうからね。
プルルルルルルル……プルルルルルルル……プルルルルルルル……
「あれ?繋がりませんわ。寝てますのでしょうか」
暫く鳴らし続けたところ、出る気配が無いため、電話を切った。
「ったくもー。大事なときほど役に立たないんだから」
「まぁまぁコルセア。御父様だって、忙しいのですから」
__________
とある世界のホテルにて
「サレオス、電話が鳴ってるよ?」
「んー?怠いからいい」
ベッドに横になり、タバコをくわえながら答える姉妹の父親であるサレオスと、彼に近付き電話端末を差し出しているその嫁、フェル。
「えー。大事な用事じゃどうするのさー。ほら、キルメアちゃんって娘さんでしょー?」
「あー……そうだ。大体の問題は自分らで解決できないとこれから大変だからな。だから、俺が聞くまでもないと判断したから出ないだけだ」
「そうだ、じゃないよ。どうせ面倒だからでしょー?」
「ああ、そうだとも。だが……っと」
「うわっ!?」
電話端末を差し出すフェルの腕を引き寄せるサレオス。その結果、倒れ混むようにサレオスの胸に飛び込んだフェル。
「だが、お前を抱くことは不思議と面倒に感じない」
「バカ……」
バカップルめ。ここ最近、こんなことを繰り返してばかりの二人であった。
__________
「………………」
「キルメア?どうしたの?」
「いえ。なんか腹が立つ光景が、頭に浮かんだもので」
「んー?まぁいいや。あとはアンドラス叔母さん?」
「ええ。早速、連絡しましょう」
プルルルルルルル……プルルルルルルル……ガチャ
「はぁい、もしもしぃ?」
「あ、アンドラス叔母様、私ですわ」
「私ですわ詐欺?最近、流行ってるのよねぇ」
「私ですわ詐欺なんて、このような口調の詐欺なんて効果ありますの?」
「どっかの令嬢とかだと、たまにあるから引っ掛かる人も増えてるみたいよぉ?勿論、そこまで文明が発達してない此方の世界じゃなく、また別の世界での話だけどぉ」
本当に悪意というものは、どこの世界にもあるものですわね。
世知辛いものです。
「で、何かしらキルメア」
「例のクマガワさんの事件について、少し分かったことがありまして報告を」
「ふぅん?折角だし、コルセアと一緒に此方に来て会って話しましょうよぉ。私の方も、ちゃんと起きてるコルセアと顔を見て話したいしぃ」
そう言えば、前にアンドラス叔母様が私たちの部屋に訪れた際にはコルセア、眠ってましたわね。
「わかりました。では、明日の朝にそちらに向かっても?」
「良いけど、その時間なら研究中かもしれないわよぉ?例の鯨に関連した研究を色々してるところだしぃ」
「ああ、それならミラ王国のクレアさんから書類が送られてきましたわ。少し不気味な事件ですわね」
「研究する側からしたら楽しみすらあるけどねぇ?まぁ、ミラ王国のある此方の世界の話だから、あまり貴女たちには関係ない話だと思うけど」
そう易々と異世界移動できる存在は限られている。
魔道学園なら、大きな異世界転移用の装置はあるものの、同じものを違う世界で用意するには膨大な魔力と膨大な時間を使ってしまう為だ。
私たちノックスの秘術などを使えば不可能じゃないけど……。
現に、私たちがこの学園に進学した際にも秘術を使って此方に参りましたし、アンドラス叔母様たちが住んでいるミラ王国と元々御父様が統治していたデザーリア王国には異世界転移の装置は存在している。
かなり厳重な警備体制にしているため、登録されてる血族以外が、使うことはほぼないけど。
故に嫌味とかじゃなく、単純に他の世界に居る私たちには関係ない話だと考えてるみたい。
「一応、念のために留意はしときますわ」
「それが良いわねぇ。もしかしたら、鯨の件に私たちノックスが絡んでるかもしれないしぃ」
ノックスが事件に絡んでる。
偶然なのでしょうか。
「それで、アンドラス叔母様が研究中で手が離せないときは、ちょうどいいですからミラの街を色々見てきますわ。他の叔父様叔母様方とも久々に会ってみたいですし」
「分かったわぁ。じゃあ、待ってるわねぇ?」
「はーい」
ピッ。用件を済まし、電話を切った。
「明日、ミラ王国に行くのー?」
「ええ。貴女も一緒に行きましょう?学校、休んでも大丈夫そうですの?」
「へーきへーき。というより、授業自体あんまり出てないし?個人授業を頼んでる人には、ちゃんと話しとくから大丈夫大丈夫」
「個人授業?」
「うん。少しだけ、この学園では学べない魔法を知ってる人が居てね?女の人だよ?」
そんな人、この学園に居たかしら……。
まぁ、でもコルセアの実力を引き出す助力をなさってくださる方が居るのはうれしいですわね。
後で、挨拶に行かなくては。
「では、明日の朝に向かいますので準備は早めに済ましといてくださいね?」
「はーい」
当主であるアンヘルの居住する城には、大きな機械がある。
その機械は魔術の存在しない世界で産み出された技術で作られており、効率的だとアンヘルに判断されそのまま持ってこられたものだ。
その機械に、情事を済ました後のアンヘルの腹、またはアンヘルが男体化した結果、相手の腹に着床した卵子を機械で取り除きカプセルに入れることにより、同時進行に複数の子供を産み出すことができる。
その為、1年に血族が産まれる数は膨大。
とはいえ、様々な異世界に飛ばす為、邂逅せずに生き続け同じ血族同士でも御互いの存在を知らない場合も少なくはない。
故に育ち方も違えば思想に違いもあり、同じ血族であっても時に敵対することもある。
ノックスとしての規則は、あくまでも『世界の均衡を守ること』
裏を返せば、他に規則はない。
つまり、今回のことみたく血族が他の血族にとって危害を与える可能性も少なくはない。
しかし、この姉妹には初めての事だったようで、少し堪えていたようだ。
__________
「血族が……なんで……」
サイ=クマガワの遺した日記を読み進め、全ての裏にノックスが絡んでいたという事実に辿り着いた姉妹はソファーに座っていた。
目の前には冷めきったバター茶がある。
「そういう考え方のひとも居るってことなのでしょう」
「でも!!アンドラス叔母さんがこんなこと!!」
「へ?」
キルメアは呆気にとられた。「何を言ってますの?」と言いたげな顔で彼女は口を開いた。
「コルセア。私たちとアンドラス叔母様たちとは仲が良いですし、彼女が私たちに危害を与える可能性は低いです」
「え?」
「確かに医療知識とか黒幕気質な考え方等々を考えると一瞬、黒幕にアンドラス叔母様が浮かびましたが……彼女の刻印の位置は左手の甲。黒幕は舌みたいですし合致しませんわよね?」
血族の刻印の位置はそれぞれ違う。
完全にランダムで浮かび上がる為、同じ位置になることもあるが選ぶことも変更することもできない。
「それにアンドラス叔母様は血族にだけは、少し甘いですからあり得ませんわ」
「なんだ……なら、いったい誰が」
キルメアは、更に言葉を続ける。
「身近なノックスには該当する人物は浮かびません。しかし、他の会ったことのない血族が私たちに危害を与えたとしたら?」
質問に、首を傾げるコルセア。
そんな彼女にキルメアは苦笑いを浮かべながら言葉を続ける。
「会ったことがないなら私たちに危害を加えるような思想があっても私たちが知るよしもありませんし誰なのか分からなくても不思議はありませんわよね?」
つまり、キルメアは会ったことのない血族が何らかの手段で姉妹の所在を調べ、ちょっかいを出してきた、と考えているようだ。
「迷惑な話ですが、そう考えるのが一番しっくり来るでしょう。偶然、似た刻印のある赤の他人という可能性もありますが…………そちらは期待できないと思いますし」
「そっか……。これからどうする?黒幕は退いたとはいえ、もう来ないとは限らないし」
「クマガワさんを連れて何処かに行ったということは、これで終わりではないでしょうね。口封じの為なら、直ぐに死体が見付かる筈ですし。わざわざ隠す利益もあまり見付かりませんわ」
さらっと怖いことをいうキルメア。
確かに死体を隠すメリットはない。
死体が見付かることへのデメリットは捜査機関が動くことだけど……。
この魔道学園は完全な独立世界であり、事件が起きた際の捜査に当たる機関は存在こそしているが技術は未発達。
学園専属の騎士団がその捜査に当たる機関だけど、あくまでも任務は警備と不審者、または危害を与えようとする者への粛清が任務であり、捜査は専門外。
故に隠匿していた黒幕の存在すら掴めずに幕引きとなるのが関の山だろう。
「怖いことを……。自分の友人のことなのに、良いの?」
「貴女に危害を加えた時点で、残念ですが私の友情は壊滅してますわよ。確かに日記を読んだ結果、クマガワさんには悪いことをしたと思いますが」
破綻とは言わないが、極端な思考に至るのはノックスの血なのかもしれない。
「とりあえず、この件を御父様やアンドラス叔母様に伝えましょう。何か分かるかもしれませんし」
「そうだね。それが無難かも」
そう言うと、日記を含む回収物を持って走って自室に帰っていった。
__________
自室に戻った私たちは、回収物を机に置いて二人でベッドに腰掛けた。
「さて……まずは御父様に連絡しましょうか」
懐から電話端末を出し、父親にかける。
御父様……起きてるかしら。時差もあるでしょうからね。
プルルルルルルル……プルルルルルルル……プルルルルルルル……
「あれ?繋がりませんわ。寝てますのでしょうか」
暫く鳴らし続けたところ、出る気配が無いため、電話を切った。
「ったくもー。大事なときほど役に立たないんだから」
「まぁまぁコルセア。御父様だって、忙しいのですから」
__________
とある世界のホテルにて
「サレオス、電話が鳴ってるよ?」
「んー?怠いからいい」
ベッドに横になり、タバコをくわえながら答える姉妹の父親であるサレオスと、彼に近付き電話端末を差し出しているその嫁、フェル。
「えー。大事な用事じゃどうするのさー。ほら、キルメアちゃんって娘さんでしょー?」
「あー……そうだ。大体の問題は自分らで解決できないとこれから大変だからな。だから、俺が聞くまでもないと判断したから出ないだけだ」
「そうだ、じゃないよ。どうせ面倒だからでしょー?」
「ああ、そうだとも。だが……っと」
「うわっ!?」
電話端末を差し出すフェルの腕を引き寄せるサレオス。その結果、倒れ混むようにサレオスの胸に飛び込んだフェル。
「だが、お前を抱くことは不思議と面倒に感じない」
「バカ……」
バカップルめ。ここ最近、こんなことを繰り返してばかりの二人であった。
__________
「………………」
「キルメア?どうしたの?」
「いえ。なんか腹が立つ光景が、頭に浮かんだもので」
「んー?まぁいいや。あとはアンドラス叔母さん?」
「ええ。早速、連絡しましょう」
プルルルルルルル……プルルルルルルル……ガチャ
「はぁい、もしもしぃ?」
「あ、アンドラス叔母様、私ですわ」
「私ですわ詐欺?最近、流行ってるのよねぇ」
「私ですわ詐欺なんて、このような口調の詐欺なんて効果ありますの?」
「どっかの令嬢とかだと、たまにあるから引っ掛かる人も増えてるみたいよぉ?勿論、そこまで文明が発達してない此方の世界じゃなく、また別の世界での話だけどぉ」
本当に悪意というものは、どこの世界にもあるものですわね。
世知辛いものです。
「で、何かしらキルメア」
「例のクマガワさんの事件について、少し分かったことがありまして報告を」
「ふぅん?折角だし、コルセアと一緒に此方に来て会って話しましょうよぉ。私の方も、ちゃんと起きてるコルセアと顔を見て話したいしぃ」
そう言えば、前にアンドラス叔母様が私たちの部屋に訪れた際にはコルセア、眠ってましたわね。
「わかりました。では、明日の朝にそちらに向かっても?」
「良いけど、その時間なら研究中かもしれないわよぉ?例の鯨に関連した研究を色々してるところだしぃ」
「ああ、それならミラ王国のクレアさんから書類が送られてきましたわ。少し不気味な事件ですわね」
「研究する側からしたら楽しみすらあるけどねぇ?まぁ、ミラ王国のある此方の世界の話だから、あまり貴女たちには関係ない話だと思うけど」
そう易々と異世界移動できる存在は限られている。
魔道学園なら、大きな異世界転移用の装置はあるものの、同じものを違う世界で用意するには膨大な魔力と膨大な時間を使ってしまう為だ。
私たちノックスの秘術などを使えば不可能じゃないけど……。
現に、私たちがこの学園に進学した際にも秘術を使って此方に参りましたし、アンドラス叔母様たちが住んでいるミラ王国と元々御父様が統治していたデザーリア王国には異世界転移の装置は存在している。
かなり厳重な警備体制にしているため、登録されてる血族以外が、使うことはほぼないけど。
故に嫌味とかじゃなく、単純に他の世界に居る私たちには関係ない話だと考えてるみたい。
「一応、念のために留意はしときますわ」
「それが良いわねぇ。もしかしたら、鯨の件に私たちノックスが絡んでるかもしれないしぃ」
ノックスが事件に絡んでる。
偶然なのでしょうか。
「それで、アンドラス叔母様が研究中で手が離せないときは、ちょうどいいですからミラの街を色々見てきますわ。他の叔父様叔母様方とも久々に会ってみたいですし」
「分かったわぁ。じゃあ、待ってるわねぇ?」
「はーい」
ピッ。用件を済まし、電話を切った。
「明日、ミラ王国に行くのー?」
「ええ。貴女も一緒に行きましょう?学校、休んでも大丈夫そうですの?」
「へーきへーき。というより、授業自体あんまり出てないし?個人授業を頼んでる人には、ちゃんと話しとくから大丈夫大丈夫」
「個人授業?」
「うん。少しだけ、この学園では学べない魔法を知ってる人が居てね?女の人だよ?」
そんな人、この学園に居たかしら……。
まぁ、でもコルセアの実力を引き出す助力をなさってくださる方が居るのはうれしいですわね。
後で、挨拶に行かなくては。
「では、明日の朝に向かいますので準備は早めに済ましといてくださいね?」
「はーい」
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