悪い魔法使い(姫)~身の程知らずのお姫様が、ダークヒーローを目指すとほざいています~

須方三城

◆R76~R90までの登場キャラクターまとめ



◆マキビ・ウカガミ
□種族:人間(真のトゥルー忍者)
□性別:♀
□年齢:二〇歳
□職業:忍獣ブリーダー
□体格:お胸は控えめ
□武器:筋力・忍獣・デジカメ
・シユリの叔母の娘。即ちシユリの従妹であり、ウカガミ家分家の者。
・クール&クレバーであり、猫を見かけても決して取り乱したりはしない。冷静にシャッターを連打する。
 ただ、自ら進んで常時猫耳カチューシャを装着している辺り、静かなるクレイジーにゃんこクラスタ。
 結局の所こいつもウカガミ家。
・別段ウカガミ家を乗っ取ろうとか言う野心は無いが、ただの純粋な加虐心と支配欲でシユリの尻を狙っている。
・前々からシユリとアシャードの営みをパシャパシャと写真を撮影していたが、最近はエスカレート。脚本を書き下ろしてシユリに提供し、割とガチな映像メディア作品の製作に発展中。
・多分、もうアシャードはウカガミ家から逃げる事ができない。




◆マイクマン轟木とどろき
□種族:人間(凡庸人種)
□性別:♂
□年齢:三二歳
□職業:保育士・裏じゃんけん世界裏選手権大会司会
□体格:筋肉むちむちナイスガイ
□武器:声・マイク・育児に置いて優しさと厳しさを両立する器用さ
○備考
・一六歳にして裏じゃんけんに取り憑かれ、四年に一度の祭典、裏じゃんけん世界裏選手権大会、通称【裏じゃんけん裏オリンピック】の司会を務めている世紀末ファッションが特徴的なモヒカン男。
 普段は児童・保護者共に人気の高い保育士のモヒカンお兄さんである。
・既婚。二児の父。
 先日、五歳になった娘に「声が大きいからパパ嫌い」と言われ酷く落ち込んだが、何度敗れても平然とリベンジし続けるタルウィの姿を思い出して立ち直った。
・声をセーブして生きる癖を付けようと頑張り、三ヶ月の過酷な修行で並の声量になった。
 が、その翌日、第九九回裏じゃんけん世界裏選手権大会があり、一日で声量が元に戻った。




◆ガルギニエフ・ボルグシュタインズバルガン
□種族:人間(凡庸人種)
□性別:♂
□年齢:五二歳
□職業:ニチスディッツ連邦共和国軍第三科学技術研究室室長
□体格:例えるなら直立した大ゴリラ
□武器:科学
○備考
・裏じゃんけん裏オリンピックに参加すべく毎度ナスタチウム王国を訪れるマッドサイエンティスト。
・軍人。元々は前線に立つ猛将だったが、右腕を失った事をキッカケに後方へ。
・前線に戻ると言う情熱が捨てきれず、最高の義手兵器を開発してやろうと科学技術研究室へ希望転属。
 しかし、彼が必死に研究を続けている間に主だった戦争は終結。彼は戻るべき場所を失った。
 人生の目的を見失い、死すら考えたガルギニエフ。そんな彼の瞳に火を灯したのは……【裏じゃんけん】だった。
 以来、彼は裏じゃんけんに勝つ事だけを目的とした義手兵器の開発に全霊を注いでおり、その実力と実績は軍部内でも高く評価されている。
・彼が半生を費やして躍進させた技術を足掛かりに、後の世にてニチスディッツ連邦共和国は【裏じゃんけん大国】と呼ばれる様になる。
 ニチスの裏じゃんけん科学は世界一。




◆マルレーン・マルコムント
□種族:人間(凡庸人種)
□性別:♀
□年齢:一六歳
□職業:現役女子高生
□体格:いやらしくない程度に恵まれている
□武器:ティーンエイジャーである事
・魔地悪威絶商会の常連JKヨーコの同級生。
・おやつを探して箱や戸棚に首を突っ込む事で希に発症し、首が着脱式になる奇病【ネズノキノハナシ病】を患い、この首では花のJK生活が悲惨、と言う事で魔地悪威絶商会に相談しに来た。
 その後、カゲヌイがアシリアに貸していた忍者接着剤で首を接着し問題は解決。
・もはや首が接着剤で固定されている事以外に個性の無いただのJKなので、おそらく今後、出番は無い。




◆アーグ・ラマイニュ
□種族:悪神族アーリマン
□性別:基本は♂
□年齢:享年二〇〇歳
□職業:アンラからかい隊隊長
□体格:基本的に小学校中学年くらいの少年形態
□武器:魔法・固有能力【万象沈黙レクイエム】【森羅歌唱アンセム
・アンラの親友であり、アンラが暮らしていた悪神集落の村長の息子。・悪神族アーリマンとして【死と生】を司る。
 あらゆる生命体から生命エネルギーを奪う事や、あらゆる生命体に生命エネルギーを分け与える事が可能。
 端的に言うと、花を枯らす事もできれば咲かす事もできる。
 吹き込むエネルギー量次第では無機物を有機生命体へ昇華させる事もできる。
悪神族アーリマンの天敵である精霊族の少女、マナに一目惚れし、友達から始めて割と早々に恋仲へと発展した。
・後、そのマナとの関係を、約四〇万年前に勃発した悪神族アーリマンと精霊族の全面戦争の口実にされてしまう事になる。
・戦争を止めるために奮闘するも、精霊側の凶弾によって致命傷を負う。
 息も絶え絶えにマナとの思い出の場所に辿り着き、能力を発動。決して枯れる事の無い花々に叶わなかった願いを託し、最期の時を迎えた。
・クソッタレな現世に見限りを付け、来世を夢見ながら死んだためか、未練は全く無かったらしく、死後に霊体化する事は無かった。
・現在はやや天使達の手違いはあった様だが無事に転生を果たし、どこぞの愉快なお姫様として今日も楽しく生きているらしい。




◆マナ・ヴォスヌフ
□種族:低位精霊
□性別:♀
□年齢:享年二〇〇歳
□職業:アンラからかい隊副隊長
□体格:ランドセルを完璧に背負いこなせる
□武器:魔法・笑顔
・慈愛に満ちた精霊少女……の一面を持つ一方で、実は、誰かをからかうのが大好きこの上無いと言う密かなサディズムを秘めた者。
 好意から来る嫌がらせ、小学生が好きな子に意地悪しまくる心理に近い。
 適度に困っている君が好き。
・アーグと共にアンラを嵌め倒していたが、実はアーグもそこそこ被害に遭っている。
 なお、アーグは惚れた弱みか嫌がらせを嫌がらせと感じておらずただのイチャイチャラブロマンスだと捉えていた。
 弾ける笑顔の君も好き。
・マナの元へ足繁く通っていたアーグに対し「精霊の住処を侵犯している」と攻撃を仕掛けた精霊族の戦士を止めようとした際、アーグを庇って生命を落とした。
 その死を「悪神のせいであたら若き少女が生命を落とした」と曲解した精霊族の過激派達の決起により、悪神族と精霊族の全面戦争が幕を開けてしまう事になる。
・死後、霊体化するも、大天使ヌッファエルから「アーグは霊体化せずに転生の日を待っている状態である」と聞き、自らも転生する道を選んだ。
 現在はどこぞで阿呆なお姫様に振り回される苦労しがちな大学生としてなんだかんだ楽しく生きているらしい。




◆アジャダハカ
□種族:始祖竜アーリードラゴン(亜高次元生命体)
□性別:両性具有
□年齢:不明
□職業:世界最初のドラゴン
□体格:ビルみたいにデカい上に三つも頭があるよ
□武器:フィジカル・魔咆シャウタ
・四〇万年前、アンラが暇つぶしに生み出した【ドラゴンの祖先】と言える存在。
・アンラの固有能力【欲深な悪病神ディザストン・デザイア】によって復活した瀕死のトカゲ……だった怪物。
 低位生命体の凡庸トカゲを高次元生命体アンラの血が侵食したため、実に中途半端な次元の生命体となった。
 戦闘能力だけで言えば、それなりに強い方。
・アンラのペットとして飼われていたが、機を見て脱走。
 正直その頃にはアンラもアジャダハカの飼育に飽きていたので、あえて見逃した。
・しばらくは野生の中途半端次元生命体として生活していたが、じきに寂しくなって悪神集落のあったデッドシードの谷に戻るも、その頃には戦争によって悪神集落は壊滅していた。
・その後、偶然出会ったロンリーな怪鳥と寂しさを埋め合う様に異種交配を果たし、現存するドラゴンの主流である【翼を持ったドラゴン】のルーツとなる子らを生んだ。
・没時の詳細は不明。
 もしかしたらまだ……?




秦野はだの望守道もちもち
□種族:人間(凡庸人種)
□性別:高校生
□年齢:一七歳
□職業:野球部員
□体格:突出要素の無い平和的な高校生体型
□武器:美肌
・肌が異様にモチモチしている男子高校生。
・悲しい過去から早寝早起きに執着しているらしいが、今後出番は無いので語られる事は絶対に無い。





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