俺のスキルは最強だけど!武器化スキルが中でもチートすぎてかっこよすぎる件
魔物の国(2)二章63話
投稿遅れました。
「さてと、入るか」
良が大きな門に手をかける。
すると。
「おい、お前!何者だ」
突然問われると、良が少し焦ったように言う。
「俺は人間だ…ここの魔神獣討伐に来た」
そう言うと魔人が。
「魔神獣を討伐?いっひひひひひひー!面白いなぁー人間があの魔獣に勝てるわけがないだろー!」
良が思う。
「(意外と笑い声かわいいな)ま、まあちょっと気になったから」
「まあいいだろう。ほら、案内するぞ」
「(意外と親切なんだな。俺の魔人のイメージだと、オラオラ系のやつばっかだと思ったけど。やはり偏見はいかんな)」
良が案内される。
「こっこかぁー」
目の前には大きな闘技場があった。
そして周りには、「お祭りが開いているのか?」と疑うほど賑わっていた。そして本当にお祭りのような屋台まであった。
「じゃあ、せいぜい死ぬなよ」
魔人が良に注意を受ける。
良が魔人に礼をする。
「(親切なやつだったな)」
良が闘技場の前で大きく息を吸う。
「(そんなに強いんかな……なんか急に怖くなってきた…)」
良が闘技場の中に入ろうとする。
中に入ろうとすると、受付人のような人がカウンターで立っていた。
そして良がカウンターに立っている受付人に話しかける。
「あの、魔神獣の討伐をしたいんですけど」
 
と受付人に言うと。
「はぁ。わかりました」
と受付人が呆れたように返事をする。
「なにかの罰ゲームですか?あの魔神獣はおよそ数百年何も食べずにここまで生きています。そして様々な勇者が討伐しようとしましたが、未だに倒されていません。命の保証も全くありません。それでも本当に参加しますか?」
受付人が少し威圧した感じで良に話す。
「(そ、そんなに怖いのか……)あの…報酬ってありますか?」
良が受付人に報酬があるか聞く。
「報酬はかつて魔人の勇者が使っていた、魔の塊です」
良がその話を聞くと受付人に問う。
「その塊にはどんな効果が有るのですか?」
そう聞くと受付人が即答する。
「わかりません」
良が悩む。
「(効果がわからないのか〜。でも魔人の勇者が使ってたっていうし、大層なものだろう。)わかった。参加する」
そういうと、吹っ切れたように受付人が言う。
「わかりました。では頑張ってください」
そういうと、突然良の足元に穴が開く。
「へぇ!?」
良が穴の中に落ちる。
そして良が穴の最下層に落ちる。
「痛った〜」
そう言い良が目の前を見ると、牢屋のように見える場所にいた。
目の前には柵のような物があった。
そして柵の先には魔獣と戦っている魔人がいた。
コメント