俺のスキルは最強だけど!武器化スキルが中でもチートすぎてかっこよすぎる件

卵の黄身

冒険者も大変だな 二章59話

良が街に戻り、ナキタの爪を売ろうとした冒険者ギルドに行く。

良「こーこーかーなー?」

良が冒険者ギルドに入る。
中に入ると、そこは薄暗く、人も少なかった。

良「(本当にここが冒険者ギルドなのかな?)」

良が迷いながら、受付の場所に行く。

良「すいません、冒険者に登録したいんですけど」

良が話すと受付の女性がこう言う。

受付「わかりました、ではここにサインと、ステータスをお見せください」

良「あ、はいはい」

良がサインを書こうとすると、剣士のような男性が来る。

男性「おいガキ、ここはガキの来る場所じゃない」

そう言われて良がかっとなる。

良「俺はガキじゃねーよ」

男性が呆れたように話す。

男性「……ガキじゃなくても帰れよ、この辺りに魔物はいない、冒険者の職も成り立たないよ」

男性が話すと、受付も続けて話す。

受付「最近、近くにドラゴンの群れが住み着いてしまい、弱い魔物や強い魔物まで、住み着かなくなり、冒険者さん達がどんどん辞めていくんです。なので冒険者になるんだったら、他のギルドに……」

良がなんとなくこの状況を理解する。

良「(ん?ドラゴンの群れ?それって……)じゃ、じゃあ、登録できなくても、自分が倒した、魔物の素材を買い取ってください」

そう話すと、男性が話しかける。

男性「ど、どこに魔物がいるんだ!?」

良「ここから西の方に行ったところに」

そう話すと、男性が驚く顔をする。

男性「そこは、ドラゴンの群れの近くじゃないか!そんな近くに魔物なんか」

男性が大きめの声でそれを言うと、周りにいた冒険者達も立ち上がり、良に魔物の場所を聞こうとする。

「どこらへんにいたの!?」

「種類は何!?」

「レベルはどれぐらいだ!?」

「教えてくれ!金なら払う!」

良が話す。

良「俺が倒したのは、ドラゴン10体だ、レベルはどうだろう、1000はあったのかな」

そう話すと、冒険者達が口々に話す。

「はは、そうだよな、この辺りに弱い魔物なんていないよな」

「なんだよ、冷やかしかよ」

「Aランク冒険者の5人パーティーで1匹倒すのが精一杯なのに」

「あぁー騙された」

「俺らだって命がけでやってるのに」

そう冒険者達が話すと、受付の人がこう言う。

受付「はぁ、だったら素材を見せてください」

そう言われると、良が素材を出す。

良「どうぞ」

受付に良が素材を渡すと。

受付「はぁ、ドラゴンの形に似てるけど、じゃあそこにおいてください」

良が素材を置く。

ドラゴンの角

ドラゴンの牙


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