大魔王の暇すぎる問題について

忍崎 麻冬

シリウス復活!!

和月が死にその穴を埋めるべく悩んだ結果
元聖騎士長シリウスを復活させることにした。
正直キバも良かったのだがやつは情報を集めるのに忙しい理由はそれだけだ。
ビリビリ〜〜ドゴーン!!
突然の大きな音と共に目覚めたの元聖騎士長シリウスだった
「久しぶりだな。シリウスよ元気だったか?」
「あ…な…た…は…り…ゅ…う…いち殿」
復活したばかりなのかシリウスは言葉を上手く使えないようだ。
「久しぶりです竜一殿いや龍之介殿
私を復活させたということはひょとして
かなりの敵が現れましたか?」
とシリウスが聞くと俺はこう答えた
「いやうちの仲間が1人死んでしまってな。代わりが見つからなかったので
貴様を選んだ」
状況の生理が早いシリウスに少しビックリしている俺であったが一つだけ確かめておきたい事がある。
それは善の聖騎士長が悪である魔王軍に入るのかを聞きたい。
「シリウスよ貴様は我々に手を貸してはくれぬか?」
全てを見等していたかのような顔をしたシリウスは
「良いでしょう。ですが家族だけは決して何があろうと殺さない。それを条件としますがいかがでしょうか…」
そう来るかと思った俺だったがここは条件を飲む他ないと判断し
「よかろう。決して殺さぬ」
「交渉成立ですね…では、この聖剣は手放します。今までどんな困難にも打ち勝ってきた聖剣ですが今の私は魔王の部下少し悲しいですが手放させて頂います。」
するとシリウスは自分のスキルファイヤーを発動し聖剣を燃やした
するといきなりこんなことをシリウスから言われた
「我が王よ私は今刀を持っていません
失礼ですがなまくら刀でいいので1本くれませんか?」
じゃあ燃やすなよ…そんなことを思った俺であったが。
「分かった。少し待て」
そして俺は自分の部屋の物置からとある
1本の刀を取り出した
「シリウスこれを使うが良い。」
「王よこれは妖刀でしょうか…」
察しが早いシリウスその通り
「これは妖刀千桜(せんざくら)
これはかつて私の友人居眠りんという人からもらった妖刀なのだ。使うと良い」
シリウスはうずうずしながら千桜を取り
「王よ試し斬りがしたいのですが。」
「分かった訓練所に案内しよう」
ー訓練所ー
「ここが訓練所……」
圧倒的な広さに驚きを隠せなかったシリウスに猛獣が襲いかかる。
「猛獣!?レベルはふむふむ80程度か
いくぞ!……」
そこから先は恐ろしい光景でしかなかった
シリウスが剣を握り猛獣に襲いかかろうとした瞬間かなりの速さで斬ったのだった。
「シリウス凄いスピードだったな!!」
「お、王よこの妖刀は危ない。俺は
猛獣に襲いかかろうとした瞬間位から記憶がない。」
突然何を言うのか思い俺は居眠りんが使っていた剣の性質を調べ分かったことがひとつあった。
ー説明ー
それは悪のやつほど闇(黒炎王)に落ちた時に驚異的な力を発揮する。
今の状態が分かったあの状態は黒炎王という魔神に心を奪われしまっていることが
しかも今まであのスピードしかもシリウスはかなりの善これがフルパワーになったらどうすれば良いのだろうか。
「王よこの妖刀使いこなすにはどうしたらいいのでしょうか。」
どう答える……

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