大魔王の暇すぎる問題について

忍崎 麻冬

やっと来た日常?

キバたちと闘った後の夜の出来事
俺はいつも通り食堂に行くとプレイヤードの大半がいなかった。
メイヤは魔人化したせいで三日動けない
そのほかのビィヨンバ、やよい、レイン姉弟がいなかった。
そして俺は少し心配になり自分で作った目玉焼きを食べ終わったらすぐに席を立ち
それぞれの部屋に行った
まずはやよいからだ、そして俺はやよいの部屋の前まで来てノックをしようとすると
泣き声が聞こえた和月が死んでしまったことによるショックで心が傷ついているのだろう。
そして俺はやよいの部屋のドアをノックし
部屋に入った
「やよいちょといいか?」
と俺が尋ねるとやよいはコクンとうなずいてくれた
「なんの…ようですか…王よ」
とやよいが言うと俺はこう聞いた
「やよいお前は和月を救ってやることは出来なかったがあの場で和月の死は無駄になったか?」
するとすぐにやよいは答えた
「そんなこと…ないです…あの場で…和月は死にました…がそのおかげで敵を倒せました。」
「そうだろう。そしてやよいもう二度と俺もお前もこんなことが起きて欲しくないそうだろ!」
「はい…」
「そこでやよいお前に提案がある。とある数千メートル先の白街というところは医術がかなり進歩しているらしいそこに行くといい」
「な!?医術が是非行かせてください」
「わかった和月の死を無駄にするなよ!やよい」
「はい!」
そして1日が終わった
すぐ朝にやよいは出発した
そしてつぎはレイン姉弟だ
朝の食事には姉のデルタはいたが
弟のデスタがいない
そして俺はデルタに聞いた
「どうしてデスタがいないんだ?」
「王よ今デスタは…」
「なんだはっきりしろ。」
「あえていうならさらに強い敵を求めているようです。
和月が死んでしまった今戦う相手がいなくなってしまいましたから。」
かなり喋ってくれたデルタに感謝した
そして俺はあることを決意した。
それは
元聖騎士長シリウスの復活だ。
やつならば和月に変わっても何の問題もない戦力だ。
だがうまくいくだろうか失敗するとわたしが死ぬ
そもそも何故復活ができるのに和月はしないのかの説明だが
シリウスには復活魔法
「ナワマヒナマシ」
をかけていたからである
だが残念ながらプレイヤードにはその魔法
がかけれないという最悪な点があるからだ
「よしシリウスの復活だ!!」

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