大魔王の暇すぎる問題について

忍崎 麻冬

復讐者3

おそらくここはかなり栄えた街だったのだろうがなぜか今は人一人の気配がしない
こちらでは、和月が敵を追っていた。
「こちらに敵が来たはずだったんだけど
気のせいかな?」
「気のせいじゃないよ。」
「な!?」
「あーごめんごめん、驚かせた?」
「あなた達は?」
「俺は兄のザワ」
「俺は弟のカイ」
とある街で奴らは和月が気づかないほどに気を落としていたのだろうか。
「それで御二方の目的は?」
「そんなの簡単だよ!復讐それだけだよ」
「こらカイ簡単に情報を渡すなよ」
「わるわるい気よつけるよ」
「じゃぁさそっくだけどここであんたを始末するとしよう」
「望むところです」
とある街の戦い
和月対カイ・ザワの戦い
「じゃあまずは俺から行こうか!」
攻めて来たのはカイ 
「よいしょ!!」
ドゴーン!
和月を狙って殴りかかって来たが
外してしまったもののその衝撃で、地面に
穴が空いてしまった。
「あーあ地面にまた穴あけちったよ」
「まぁいいやスキル発動!
ファイヤー・5!」
「この程度ならばスキル発動
見切り」
軽々と敵の攻撃を避けた。
「おーまじか戦い慣れてんな!」
「まぁろくに超能力者と戦って勉強してるものですから
ところでお兄さんの方は動きませんがいいのでしょうか?」
「あーうちの兄貴は戦闘苦手なんだよなー」
「そうですか
ですがお気好きでしょうか?
スキル発動!・ブラック・ダリア」
「まじかよ!!ここに来ての上位魔法かよ
ぐ!そんなー馬鹿なー」
ドカーン!!!!!!!
「させと次はお兄さんの番ですよ。
動かないのであればこちらから行かせていただいますよ!」
「…」
「ここに来ての無口ですか。
これで最後ですが何か言い残すことはありますか?」
「最後に言い残すこと?
じゃあひとつ言っておくお前はここで死ぬ
それだけだ」
「何をいまさら
ぐ!?後ろから小刀で刺されるなんて」
なんとあれだけの魔法を受けたのにも関わらず。カイは生きていた。
では何故だろうか
あの時カイは確かに受けただがしかし無傷
どう言う事だか
「教えてやるよ。それはうちの兄貴のせいだよ。兄貴は戦闘には向いていないが
サポートだったら最強なんだよ!」
なんと兄のザワは、回復魔法とバフ魔法を
弟のカイにずっと掛けていたのだ!
「なるほどです理解しました。
ですがここでやられる
私では無いのでね!」
小刀を自分で抜き取り
自身に回復魔法をかけた
「さてとここからどう逆転しようかな?」
「俺たちは負けねーよ!」



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