腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
82話 平和な平和な冬休み 〜今年の幕引き〜
「遠慮しないで食べていいのよ?」
「はい…いただきます…ん?ミーシェは食べないのか?」
「え?あ、うん!私はいいの!」
「?」
ミーシェのお母さんと何とか仲良くなった優はその日はミーシェの家に泊まることになり、夜ご飯をご馳走になっていた。
「じゃあ…いただきます。」
優は角煮を1口口に運んだ。
その瞬間口に広がる豚の香り…そして何故かカレーの匂い。
「ん?」
優は確認するようにもぐもぐする。
この味…チョコ?…か、辛い!…甘い!?しょっぱい…に、苦い!
うん…これは…
…不味い…。
そして優の視界が真っ白になった。
「ユ、ユウ!」
「…ん?」
「あ…ユウ起きた?」
「ここは…」
「ご、ゴメンナサイ!」
そこにミーシェの母がやってくる。
「えっと…え?」
「私の料理…ユウくんの口に合わなかったみたいなナノ…。」
「むっ…ママ!違うでしょ!ママの料理が下手なの!」
「そ、そんなことないワヨ!」
「だって下手じゃん!そんな腕でお姉ちゃん達に料理教えるからあんな惨劇が起きるんだよ!」
「で、デモ…ユウくんに美味しいご飯食べてもらいタクテ…。」
「めっ!」
「うぅ…。分かったワヨ…。」
「今度私が教えてあげるから!」
「うん…。」
ははは…どっちがお母さんか分からないな…。
「ユウ、紅白どっちが勝つかなぁ?」
「さあな。でも俺は白応援してるぞ。」
「ユウ男だもんね。」
「ま、それだけじゃなくて普通に好きな歌手いるからな。」
「へぇー…。」
「ふあーぁ…眠いな…。」
「そうだね…もう11時だしね。」
「母さん達はもう寝たのか?」
「うん!あの二人いつも10時には寝るから。」
「早寝だな…。」
「ふふ…。」
ミーシェは優の肩に頭を置く。
「…どうした?」
「んーん…何も。」
「ふ…変なやつだな…。」
そう言ってミーシェの頭を撫でる。
「んふふ…。」
「ふ…なあミーシェ…。」
「ん?」
「来年も…よろしくな?」
「あ、改まって何?」
「別に…ただ言っておこうと思ってな…。」
そう言って優は顔を逸らす。
「あれ〜?照れてる?」
「う、うるせ…。」
「んふふ〜…えい!」
ミーシェは優を押し倒す。
「おい…。」
「来年もよろしくね!ユウ!」
「っ…」
そして優と唇を合わせた。
「お前は分からないな…奥手なんだか大胆なんだか…。」
「じゃあユウは奥手の私と大胆な私どっちが好き?」
「うーん…どっちもかな…。」
「えぇー!」
「仕方ねえだろ…」
「わっ…」
優はミーシェを抱き寄せる。
「俺はミーシェが好きだからな…。」
「っ〜!ば、馬鹿!」
「あんな大胆なことしといて照れてんのか?」
「う、うるさい…。」
紅白を見ながらこんなことをしているうちに時間は経っていった。
「あ、ミーシェ…そろそろ新年になるぞ。…ミーシェ?」
「く〜…く〜…」
「…まあ予想はしてたけどな…。」
するとリビングのドアが開く。
「あら?まだ起きてたのね…。」
「サラさん…。今までどこに?」
「ちょっとアトリエにこもってたのよ…。全然いいの出てこないから寝ようと思って戻ってきたの…そっか…もう明けるのね…。」
「今年は…色々ありがとうございました。」
「ふふ…こちらこそ。何とかママとパパ口説けたみたいだし…一件落着ね。」
「ふ…はい。」
「ま、ミーシェのこと来年もよろしくね?」
ここで新年を告げる鐘が鳴った。
「あけましておめでとう…ユウ。」
「おめでとうございます。」
「むにゃ…ユウ…。」
「ふ…あけましておめでとう…ミーシェ…。」
そう言って肩でぐっすり眠るミーシェの頭をふわっと撫でる優だった。
〜グループチャット〜
菜々「はっぴーにゅーいやー!!」
由希「おめでとう」
凛「あけおめー!」
陸「あけましておめでとう」
賢也「あけおめことよろ」
美琴「あけましておめでとうございます」
菜々「後はミーシェと優くんだけだね!」
優「おめっとさん。ミーシェなら寝てるぞ〜。」
凛「@優!まさかてめえ…ミーシェさんと一緒にいやがるのか!?」
優「だったらなんだよ…。」
凛・賢也「…ギルティ、裁判官処刑の許可を」
菜々「よろしいやりなさい」
凛・賢也「いえっさー!」
優「相変わらず騒がしいな…まあ来年もよろしくな」
それだけ打って優は携帯を閉じる。
「よっと…」
そしてミーシェを抱きかかえてリビングを出る。
そしてベッドに寝かせてやる。
「…そう言えば俺どこで寝るんだ?」
「ユウ〜…」
「どわっ!」
ミーシェは優をベッドに引き込む。
「んふ…逃がさないよ〜?」
「お前…起きてるだろ?」
しかしミーシェからの反応はなくあちら側を向いてしまった。
「たく…おやすみ…ミーシェ。今年もよろしくな?」
その言葉にミーシェはこちらに向き直り抱きつくことで答えてくれた。
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「はい…いただきます…ん?ミーシェは食べないのか?」
「え?あ、うん!私はいいの!」
「?」
ミーシェのお母さんと何とか仲良くなった優はその日はミーシェの家に泊まることになり、夜ご飯をご馳走になっていた。
「じゃあ…いただきます。」
優は角煮を1口口に運んだ。
その瞬間口に広がる豚の香り…そして何故かカレーの匂い。
「ん?」
優は確認するようにもぐもぐする。
この味…チョコ?…か、辛い!…甘い!?しょっぱい…に、苦い!
うん…これは…
…不味い…。
そして優の視界が真っ白になった。
「ユ、ユウ!」
「…ん?」
「あ…ユウ起きた?」
「ここは…」
「ご、ゴメンナサイ!」
そこにミーシェの母がやってくる。
「えっと…え?」
「私の料理…ユウくんの口に合わなかったみたいなナノ…。」
「むっ…ママ!違うでしょ!ママの料理が下手なの!」
「そ、そんなことないワヨ!」
「だって下手じゃん!そんな腕でお姉ちゃん達に料理教えるからあんな惨劇が起きるんだよ!」
「で、デモ…ユウくんに美味しいご飯食べてもらいタクテ…。」
「めっ!」
「うぅ…。分かったワヨ…。」
「今度私が教えてあげるから!」
「うん…。」
ははは…どっちがお母さんか分からないな…。
「ユウ、紅白どっちが勝つかなぁ?」
「さあな。でも俺は白応援してるぞ。」
「ユウ男だもんね。」
「ま、それだけじゃなくて普通に好きな歌手いるからな。」
「へぇー…。」
「ふあーぁ…眠いな…。」
「そうだね…もう11時だしね。」
「母さん達はもう寝たのか?」
「うん!あの二人いつも10時には寝るから。」
「早寝だな…。」
「ふふ…。」
ミーシェは優の肩に頭を置く。
「…どうした?」
「んーん…何も。」
「ふ…変なやつだな…。」
そう言ってミーシェの頭を撫でる。
「んふふ…。」
「ふ…なあミーシェ…。」
「ん?」
「来年も…よろしくな?」
「あ、改まって何?」
「別に…ただ言っておこうと思ってな…。」
そう言って優は顔を逸らす。
「あれ〜?照れてる?」
「う、うるせ…。」
「んふふ〜…えい!」
ミーシェは優を押し倒す。
「おい…。」
「来年もよろしくね!ユウ!」
「っ…」
そして優と唇を合わせた。
「お前は分からないな…奥手なんだか大胆なんだか…。」
「じゃあユウは奥手の私と大胆な私どっちが好き?」
「うーん…どっちもかな…。」
「えぇー!」
「仕方ねえだろ…」
「わっ…」
優はミーシェを抱き寄せる。
「俺はミーシェが好きだからな…。」
「っ〜!ば、馬鹿!」
「あんな大胆なことしといて照れてんのか?」
「う、うるさい…。」
紅白を見ながらこんなことをしているうちに時間は経っていった。
「あ、ミーシェ…そろそろ新年になるぞ。…ミーシェ?」
「く〜…く〜…」
「…まあ予想はしてたけどな…。」
するとリビングのドアが開く。
「あら?まだ起きてたのね…。」
「サラさん…。今までどこに?」
「ちょっとアトリエにこもってたのよ…。全然いいの出てこないから寝ようと思って戻ってきたの…そっか…もう明けるのね…。」
「今年は…色々ありがとうございました。」
「ふふ…こちらこそ。何とかママとパパ口説けたみたいだし…一件落着ね。」
「ふ…はい。」
「ま、ミーシェのこと来年もよろしくね?」
ここで新年を告げる鐘が鳴った。
「あけましておめでとう…ユウ。」
「おめでとうございます。」
「むにゃ…ユウ…。」
「ふ…あけましておめでとう…ミーシェ…。」
そう言って肩でぐっすり眠るミーシェの頭をふわっと撫でる優だった。
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菜々「はっぴーにゅーいやー!!」
由希「おめでとう」
凛「あけおめー!」
陸「あけましておめでとう」
賢也「あけおめことよろ」
美琴「あけましておめでとうございます」
菜々「後はミーシェと優くんだけだね!」
優「おめっとさん。ミーシェなら寝てるぞ〜。」
凛「@優!まさかてめえ…ミーシェさんと一緒にいやがるのか!?」
優「だったらなんだよ…。」
凛・賢也「…ギルティ、裁判官処刑の許可を」
菜々「よろしいやりなさい」
凛・賢也「いえっさー!」
優「相変わらず騒がしいな…まあ来年もよろしくな」
それだけ打って優は携帯を閉じる。
「よっと…」
そしてミーシェを抱きかかえてリビングを出る。
そしてベッドに寝かせてやる。
「…そう言えば俺どこで寝るんだ?」
「ユウ〜…」
「どわっ!」
ミーシェは優をベッドに引き込む。
「んふ…逃がさないよ〜?」
「お前…起きてるだろ?」
しかしミーシェからの反応はなくあちら側を向いてしまった。
「たく…おやすみ…ミーシェ。今年もよろしくな?」
その言葉にミーシェはこちらに向き直り抱きつくことで答えてくれた。
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コメント
かつあん
激マズ料理の根源はミーシェ母だったのか...
逆に食ってみたいかもw(無謀)
すばるきゅ~ん
凛・賢也誰それ?
イルネス
ユウの周り賑やかでいいなぁ〜