覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
84話 最強
84話
「大丈夫だったか?沙知」
「うん、でもなんで内田くんが一緒に出てくるの?他の2人は?」
「私はナーラです。このパーティのリーダーです」
「嘘を吐くなナーラ。久しぶり宮田ちゃん」
「どう言うこと一夜くん?」
「いや、タイミングよく来たから連れてきた」
「タイミング?連れてきた?」
沙知の頭の中は俺の能力のことでごちゃごちゃになっていた。この戦いが終わったらゆっくり説明しよう。
「きっ貴様、アルベイトか」
「悪魔のようだが誰だ貴様は?」
「おい、アルベイト。あいつがルシファーだぞ」
アルベイトと戸村さんは仲が良かったのかお互い気軽に話している。
「前のようにはやられんぞ!」
ルシファーは10本の剣全てをアルベイトに放った。アルベイトは一歩も動かない。
次の瞬間、10本の剣はアルベイトの回りから全て消えバエルの体を貫いていた。
「ぐはっ」
「「え」」
バエルと戦っていたタリアと夢は驚きのあまり声がでた。
「な....ぜ.....ルシファー様...」
バエルはもう瀕死だ。
「おい内田、アルベイトが前から強いって聞いていたがどういう魔法なんだ」
「え、あの人の魔法か?薄々分かっているとは思うが空間を操っているんだ。さっきのも剣の空間をあの悪魔に移しただけだ。その応用でダンジョンにあるテレポート魔法も設置したらしいぞ」
「俗に言うチート職か」
「いや、最初はただのテレポート魔法だったらしいが努力を重ねて今の形になったらしい。あの人は間違いなくこの世界最強だよ」
残るはルシファー一体となった。
「ルシファーと言ったか。まだやるのか?」
「くっ」
ルシファーは確かに強いアルベイトがいなければ勝てることは出来なかっただろう。
強いルシファーなら分かっている自分が勝てない相手と勝てる相手の違いを。
ドォーン
その時、このダンジョンの天井に穴が空いた。
「あれれ、ルシファー様も復活したんだ。バエルだけ頂きにきたのに」
「マリウス...」
天井に穴を開けたのはマリウスだった。しかもその穴から光が差し込んでいる地上から穴を空けてきたのだ。前より格段に強くなっている、ベリアルも奴に食われたのだろう。
「健二、奴には手を出すな。殺されるぞ」
「お前がそこまで言うのかよ」
この空間にヒリヒリとした緊張が出てきた。
「君、アルベイトだよね?一度会って見たかったんだよね。強いんだって?」
マリウスは火の球を手の上に出しアルベイトに向けて投げた。火の球は投げたと同時に直径3mほどの大球へと変わった。
アルベイトは先程と同じように火の球の位置を変えマリウスの後ろに送った。
「へー、面白いね」
マリウスはその火の球を簡単に手で弾き飛ばした。壁に当たりダンジョンに音が響いた。
アルベイトは手を前にだしマリウスに向けた。その時、マリウスの腕が消滅した。腕からは血が噴き出た。
「貴様の手の空間だけ消したぞ」
「痛いなー、まぁ関係ないけどね」
マリウスの腕は即座に生えてきて回復した。そして、手を地面に置くとこのダンジョンの壁全てから岩槍のようなものが突き出した。
全員が回避行動をとる弱っていた。バエルは串刺しになった。
「ごめんねバエル、だから君のこともらうね」
バエルを吸収したマリウスは更に攻撃を仕掛ける。アルベイトはみんなを守りながら戦っている。
ダンジョンが揺れ始めている。
「アルベイト!ここままだとダンジョンが崩れる」
「どうするの?みんな生き埋めになっちゃうよ?まだ僕と戦う?」
「その気はない」
アルベイトは一瞬の隙をついてマリウスの動きを封じるため足の空間を削ぎ取った。
「みな、近くの者と固まれ地上に転移する」
その言葉のすぐ後にダンジョンは崩壊した。
続く
「大丈夫だったか?沙知」
「うん、でもなんで内田くんが一緒に出てくるの?他の2人は?」
「私はナーラです。このパーティのリーダーです」
「嘘を吐くなナーラ。久しぶり宮田ちゃん」
「どう言うこと一夜くん?」
「いや、タイミングよく来たから連れてきた」
「タイミング?連れてきた?」
沙知の頭の中は俺の能力のことでごちゃごちゃになっていた。この戦いが終わったらゆっくり説明しよう。
「きっ貴様、アルベイトか」
「悪魔のようだが誰だ貴様は?」
「おい、アルベイト。あいつがルシファーだぞ」
アルベイトと戸村さんは仲が良かったのかお互い気軽に話している。
「前のようにはやられんぞ!」
ルシファーは10本の剣全てをアルベイトに放った。アルベイトは一歩も動かない。
次の瞬間、10本の剣はアルベイトの回りから全て消えバエルの体を貫いていた。
「ぐはっ」
「「え」」
バエルと戦っていたタリアと夢は驚きのあまり声がでた。
「な....ぜ.....ルシファー様...」
バエルはもう瀕死だ。
「おい内田、アルベイトが前から強いって聞いていたがどういう魔法なんだ」
「え、あの人の魔法か?薄々分かっているとは思うが空間を操っているんだ。さっきのも剣の空間をあの悪魔に移しただけだ。その応用でダンジョンにあるテレポート魔法も設置したらしいぞ」
「俗に言うチート職か」
「いや、最初はただのテレポート魔法だったらしいが努力を重ねて今の形になったらしい。あの人は間違いなくこの世界最強だよ」
残るはルシファー一体となった。
「ルシファーと言ったか。まだやるのか?」
「くっ」
ルシファーは確かに強いアルベイトがいなければ勝てることは出来なかっただろう。
強いルシファーなら分かっている自分が勝てない相手と勝てる相手の違いを。
ドォーン
その時、このダンジョンの天井に穴が空いた。
「あれれ、ルシファー様も復活したんだ。バエルだけ頂きにきたのに」
「マリウス...」
天井に穴を開けたのはマリウスだった。しかもその穴から光が差し込んでいる地上から穴を空けてきたのだ。前より格段に強くなっている、ベリアルも奴に食われたのだろう。
「健二、奴には手を出すな。殺されるぞ」
「お前がそこまで言うのかよ」
この空間にヒリヒリとした緊張が出てきた。
「君、アルベイトだよね?一度会って見たかったんだよね。強いんだって?」
マリウスは火の球を手の上に出しアルベイトに向けて投げた。火の球は投げたと同時に直径3mほどの大球へと変わった。
アルベイトは先程と同じように火の球の位置を変えマリウスの後ろに送った。
「へー、面白いね」
マリウスはその火の球を簡単に手で弾き飛ばした。壁に当たりダンジョンに音が響いた。
アルベイトは手を前にだしマリウスに向けた。その時、マリウスの腕が消滅した。腕からは血が噴き出た。
「貴様の手の空間だけ消したぞ」
「痛いなー、まぁ関係ないけどね」
マリウスの腕は即座に生えてきて回復した。そして、手を地面に置くとこのダンジョンの壁全てから岩槍のようなものが突き出した。
全員が回避行動をとる弱っていた。バエルは串刺しになった。
「ごめんねバエル、だから君のこともらうね」
バエルを吸収したマリウスは更に攻撃を仕掛ける。アルベイトはみんなを守りながら戦っている。
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「アルベイト!ここままだとダンジョンが崩れる」
「どうするの?みんな生き埋めになっちゃうよ?まだ僕と戦う?」
「その気はない」
アルベイトは一瞬の隙をついてマリウスの動きを封じるため足の空間を削ぎ取った。
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