覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
73話 世界の存在
73話
あの後、俺はさらに情報収集をしたがそれ以上の情報はでなかった。しかし、全員があの3人は化け物みたいに強いと言っていた。
しばらくしてタリアとナノと合流した。
「どうでした鏡さん?」
「とりあえずこの街のダンジョンに潜ることになった。タリアの親父さんのことも調べてみたが何も聞き出せなかった」
「そうですか...それはそうですよね。ここには沙知さんを探しにきたんですもんね」
タリア少し残念そうな目をしていた。
「タリア達は宿見つかったのか?」
「それが...」
「ダメだったなの」
「どこも埋まっていて...どうしましょう?」
「仕方ない一回俺の世界に戻るか」
「鏡さんの世界にですか?」
さりげなく言ったがタリアは一回あっちの世界で死んでいる。あれからできるだけあっちの世界に行ったら教室の中だけで事を終わらせていた。
「悪いタリア。来たくなかったらいいんだ」
「いえ、行きたくないとかじゃなくて桜田さんとお別れの挨拶をしたばかりなので会いづらくて」
「そんな事気にしてたのか」
「今度は色んなとこ行けるなの?」
「そういえばナノはまだちゃんと俺の世界を見たことがなかったな。
けど今はすぐにでもダンジョンに行きたいんだ。今度ゆっくり案内してあげるから今は我慢してくれ」
「分かったなの。今度絶対なの」
「ああ、約束だ」
俺は魔法陣を出し3人で中に入った。白い空間には以前変わらず机と椅子がこちらとは反対向きで置かれている。すると椅子がくるりと周りこちらに向いた。
「お主の仲間か?」
タリアとナノはこの女神とは初対面だ。
「.....女神様?どうしたんですか?こんなに縮まれて」
「おいタリア、どう見ても別人だろ」
「でも、女神様って何人もいるものなのですか?」
「俺に聞かれてもな。まぁこの世界以外にも世界は無数にあるらしいから女神も大勢いるそうだぞ」
「もう前の女神様とは会えないんですか?」
「そうだな」
俺はなぜ女神が変わったのかタリア達に話した。
「そんな」
「お別れの挨拶もできなかったなの」
   
しばらく沈黙が続いた後、女神が口を開いた。
「悪いの、お主らはミラと仲が良かったらしいの。
しかし、女神のルールは絶対じゃ。奴も今頑張っておる」
「そういえばミラは今どんな世界にいるんだ?」
「奴は今、この世界に大きく干渉した罰で新しく世界を作っておる」
「世界を作る?女神はそんなこともできるのか?」
「全ての世界ではないがの。ちなみに今お主らがいる世界は遠い昔にわしが作りだした世界じゃ」
続く
あの後、俺はさらに情報収集をしたがそれ以上の情報はでなかった。しかし、全員があの3人は化け物みたいに強いと言っていた。
しばらくしてタリアとナノと合流した。
「どうでした鏡さん?」
「とりあえずこの街のダンジョンに潜ることになった。タリアの親父さんのことも調べてみたが何も聞き出せなかった」
「そうですか...それはそうですよね。ここには沙知さんを探しにきたんですもんね」
タリア少し残念そうな目をしていた。
「タリア達は宿見つかったのか?」
「それが...」
「ダメだったなの」
「どこも埋まっていて...どうしましょう?」
「仕方ない一回俺の世界に戻るか」
「鏡さんの世界にですか?」
さりげなく言ったがタリアは一回あっちの世界で死んでいる。あれからできるだけあっちの世界に行ったら教室の中だけで事を終わらせていた。
「悪いタリア。来たくなかったらいいんだ」
「いえ、行きたくないとかじゃなくて桜田さんとお別れの挨拶をしたばかりなので会いづらくて」
「そんな事気にしてたのか」
「今度は色んなとこ行けるなの?」
「そういえばナノはまだちゃんと俺の世界を見たことがなかったな。
けど今はすぐにでもダンジョンに行きたいんだ。今度ゆっくり案内してあげるから今は我慢してくれ」
「分かったなの。今度絶対なの」
「ああ、約束だ」
俺は魔法陣を出し3人で中に入った。白い空間には以前変わらず机と椅子がこちらとは反対向きで置かれている。すると椅子がくるりと周りこちらに向いた。
「お主の仲間か?」
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「.....女神様?どうしたんですか?こんなに縮まれて」
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「でも、女神様って何人もいるものなのですか?」
「俺に聞かれてもな。まぁこの世界以外にも世界は無数にあるらしいから女神も大勢いるそうだぞ」
「もう前の女神様とは会えないんですか?」
「そうだな」
俺はなぜ女神が変わったのかタリア達に話した。
「そんな」
「お別れの挨拶もできなかったなの」
   
しばらく沈黙が続いた後、女神が口を開いた。
「悪いの、お主らはミラと仲が良かったらしいの。
しかし、女神のルールは絶対じゃ。奴も今頑張っておる」
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「奴は今、この世界に大きく干渉した罰で新しく世界を作っておる」
「世界を作る?女神はそんなこともできるのか?」
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